マリオパーティ10(Wii U)のレビュー・評価・感想情報

ときには協力し、ときには蹴落としあってライバルと競争する、という構図はいつも通り。相変わらずアクション性が高く、質のいいミニゲームがそこを大きく盛り上げてくれます。“クッパパーティ”では純粋な敵役になることもでき、対戦のバリエーションがさらに豊富になった印象がありますな。パーティーゲームのラインアップが豊富なWii Uにおいて、頭ひとつ抜け出た完成度と言えます。

週刊ファミ通1370号より

豊富なミニゲームは、アクションだけではなく、運の要素が強いものやチーム戦などがあり、幅広い層がいっしょに遊べるのがうれしい。パーティゲームは、ムダな文章が省かれてテンポが向上。“クッパパーティ”は、1対4でより対戦らしくなったほか、Wii U Gam ePadを用いたクッパの視点から見るミニゲームもユニーク。バラエティゲームにタイプの異なるゲームが収録されている点もグッドです。

週刊ファミ通1370号より

ゲームの進行をことごとくジャマできちゃう“クッパパーティ”は、不条理なまでに強力なクッパ様のパワーが笑えます。本作でも70種類を超えるミニゲームが追加された“マリオパーティ”は、定番のすごろくゲームにおいても、クッパによるおじゃま要素が追加されているところは○。別売りのフィギュアを使う“amiiboパーティ”は、キャラごとのオリジナルマップとアイテムの持ち込みが特徴。

週刊ファミ通1370号より

クッパ対マリオのチームに分かれて遊ぶ“クッパパーティ”がいい。クッパ役のみGamePadを使い、メイン画面で見えないものを覗き見たり、マイクに息を吹きかけてファイアブレスを出すなど、魔王ぶりを満喫できます。相方としてクッパJr.が登場し、多数対1の構図に寂しくならないのも◎。一方、すごろくのコマを持つようで楽しい“amiiboパーティ”は、amiiboならではの仕掛けにもうひと工夫欲しい。

週刊ファミ通1370号より