クロスレビュー

平均

8.3

2ユーザー

スコア

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8.5
霊の姿を映し出す“射影機”を手に、霊と戦っていくシリーズ最新作は、かつて霊山として崇められていた日上山が舞台。Wii U GamePadをカメラのように操作して撮影を行う。
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零 ~濡鴉ノ巫女~(Wii U)のレビュー・評価・感想情報

千葉子
Wii U 2017-07-09 01:34:34投稿
9

良かった点
1、wiiUによるカメラ
wiiUのコントローラーである「ゲームパッド」をカメラに見立てるという、かなり勝負に出た作品。
ゲームパッド=カメラとなるので、主人公と同じように動いて霊を撮影する。
この発想はなかなか面白く、零ならではの発想だと思う。
これができたのに何故任天堂はポケモンスナップを出さなかったのか不思議。

2、ストーリー
ストーリー的には歴代でもっとも好きですが、紅い蝶や無印のEDみたいなのが好きな人からすると微妙かもしれない。
私としてはこれはこれで全然有り。今作も女性がラスボスとなり、内容も切ないものとなっている。
また、無印、紅い蝶、刺青なんかとの繋がりも見られる。(月蝕は)
もちろんシリーズ初プレイという方も十分楽しめる。


3、水
今作のテーマは「水」であり、どこもかしこも水だらけ。
しかしその水の質感が凄い。水に濡れるとキャラクターもびしょびしょになるのだが、その服の張り付き方なんかも非常に細かい。


4、主題歌
今作のメインテーマを歌うのは、歴代シリーズでも主題歌を手がけていた「天野月」・・・ではない。(一応天野月verもある)
最初は不安を覚えたが、聴いてみると今作と非常にマッチしており、個人的には「天野月」の楽曲よりも、こちらのほうがエンディングとも合っていて好きでした。
尚、それを言うとにわかと言われたりもしたんですが、一応歴代シリーズをプレイしているファンである事をここで声を大にして言っておきたい。
好みは人それぞれである。

悪かった点
1、腕が疲れる
ゲームパッドをカメラに見立てて、まるで自分が主人公になったかのように零を体感できるのは素晴らしいのだが、何分ゲームパッドが結構重いので腕が疲れてくる。
また、長時間やっているとどうしてもカメラを右へ左へ上へ下へと動かすので、照準がおかしくなってくる。
個人的にはそこまで気にならず、この試みを十分楽しむ事が出来たが、人によっては酔うかも。

2、怖いといえば怖いが
今作はグラフィックがwiiより大幅に向上している・・・・のはうれしいのだが、何を血迷ったのか霊があまり怖くなくなった。とにかく女性をセクシーにセクシーに、と意識しすぎ。
零シリーズはそこまでのお色気要素を入れなくても十分コアなファンの付く作品だと思うので、これはやめて欲しかった。(絶対霊とか演出は安定の怖さで良かったけど)

3、ストーリーの好みがだいぶに分かれる
あまり男性受けはしない内容のような気がする。
ラスボスの悲壮感は歴代ラスボスに恥じないものとなっているが、紅い蝶のエンディングを絶対的に思ってる人にはイマイチかもしれない。
今回は「精神的な恐怖」が少し物足りないのかもしれない。
ちなみに私は今作のエンディングを何度か見ているが、何度見てもボロ泣きしている。こういうのもいいと思う。ほんとに。

総評
零シリーズの進化としてはかなり挑戦的なものとなっており、その姿勢を評価したい。
月蝕はなかったことにしたいのかというくらいではあるが(笑)、零シリーズの進化としては良い出来だと思う。
wiiUの性能を十分楽しめる作品となっている。
内容も歴代に負けず劣らずペラペラなものではなく、濃厚なストーリーとなっているので、十分零してる。
「wiiUでホラーゲームを」と思ってる人にはもオススメしたい作品。

ただ、wiiUが早々に任天堂に切り捨てられてしまったので、次はどうなるか・・・。
wiiUがもっと長く続くのであれば、この勢いで他零シリーズのリメイクや新作も出して欲しかった。性能をちょっと調整していただいて。

switchではちょっと本体がペラすぎて雰囲気でないので(ゲームパッドよりかは軽いが・・・)、次回作はVR対応でPS4で出して欲しい。

蔵人
Wii U 2015-02-15 19:18:54投稿
8

良かった点
・怖い。私も色々なホラーゲームをプレイしてきました、これは文句無しに怖い。
・常に「何か出てきそう」と感じてしまう雰囲気、演出としての間が非常に良くできている。
・登場キャラのクオリテリィが高い。人物モデルに力を入れているコーエーテクモの技術力が活かされており、とくに女性キャラの魅力、妖艶さが際立っている。

悪かった点
・物語が面白くない。零1、3の続編かつ独特の造語が多く登場する為か、大まかな流れは理解できるが続きが全く気にならず、面白みに欠ける。
・敵の種類が少なく、中盤以降は「またコイツらか…」と多少飽きる(物語的には、種類が少ないのも頷ける)。
・行動範囲が狭い。基本、自宅と山を行き来するだけなので同じく途中から「またココか…」と面倒になる(こちらも物語的には納得できる)。
・ザコ戦にしろボス戦にしろ戦い方が写真を撮るの1種類しかなく、アクションとしては単調すぎる。

総評
零の目玉である「恐怖」に限っていえばとても良くできており、夜中に一人でプレイしようものなら途中で投げ出したくなります。ジャパニーズホラーとしては太鼓判の出来です。

その為、怖いのは苦手だけれど興味がある、という人は怖くて長続きしないかもしれません。難易度にイージーもありますが、恐らく怖さは変わらないでしょう。

逆に怖さにさえ慣れてしまえば、武器である写真のフィルム(銃でいう弾数)もゲーム中沢山手に入るので使い惜しみさえしなければ、ゲーム自体の難易度は決して高くはありません。

零はプレイしたことないけどホラーゲームが好き、怖いのには自身があるという人には是非プレイして頂きたいです!


なお、これはわたくしごとですが零をプレイ中に高熱で2日間ほど寝込んでいました……熱なんてここ数年でたことが無いのに。

以前も「学校であった怖い話」をプレイしていた際に不気味な体験をしたことがあるので(しかも1回だけではなく3回も)、「まさか霊的な現象か」とも疑いしました。

まあ、単純に体調不良とプレイ時期がたまたま重なっただけだとは思いますが……。

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