クロスレビュー
ハンターとモンスターの、どちらのサイドにも戦略性があり、プレイすればするほど対戦における奥深さが実感できる。とくにハンターサイドでは、協力がどれほど大切なことかを思い知らされるだろう。対戦に特化しているので、モードの少なさは納得できるが、マップに関しては、もう少しバリエーションがあってもいいのではと思えたり。ハンターのアンロックも、若干わずわらしくも感じるね。
週刊ファミ通1370号より
モンスターとハンター、それぞれの立場でまったく異なるアクションを味わえるのが○。モンスターは豪快な技を使えるほか、戦闘中に吸収をくり返し、進化することでさらに強力な形態になれるので、そこで駆け引きも生まれる。ハンター側は、クラスによって個性がしっかり分かれていて、共闘感があるのがいい。さっくり遊べる作りのわりに、モンスターやキャラのアンロックに手間がかかるのは難点。
週刊ファミ通1370号より
ハンターとしてひたすらボス戦に挑む、ボスとしてハンターを蹴散らす、その両面のどちらも楽しもうというコンセプトは鮮烈! どちら側でプレイしても、“狩るか狩られるか”の緊張感が持続するバランスはすばらしい。言い換えると、容赦なくボコられるけど、それでも何度も挑みたくなる何かがある。NPCのAIもよくできており、チームのコンビネーションをきちんと考えないとやられちゃいます。
週刊ファミ通1370号より
4人ひと組で狩りを行うハンター側は、クラスによる役割分担がはっきりしていて、うまく連携できたときの喜びが大きい。迎え撃つ1匹のモンスター側は、暴力的で野性味溢れるアクションがクセになります。もう少しボリュームの欲しいキャンペーンモードは、遊ぶたびに構成が変化する点が○。各キャラの習熟には時間がかかりそうですが、長く遊ぶうちに、種類が若干物足りなくなる予感もします。
週刊ファミ通1370号より
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