昨今のアドベンチャーゲームと比べると、キャラの動き的には寂しい印象もあるが、文章は軽快で読みやすく、ぐいぐいと引き込まれる。甘美なエロスだけでなく、鳥肌が立つようなダークな展開も楽しめる幅広さが◎。1ルートは短めだけれど、そのぶん何度もテンポよく楽しめる。
週刊ファミ通1315号より
PSP版と同内容ではあるものの、この独特な世界観を高画質で堪能できるのはうれしい。また、タッチ操作によるプレイがかなり快適で、早送りや巻き戻しなど、各種操作を直感的にできるのはすごく便利でした。キャラの情念をきっちりと描いている、バッドエンドの数々にも脱帽!
週刊ファミ通1315号より
過激で濃厚なストーリーには引き込まれるし、大正時代の雰囲気も魅力的。物語の展開のテンポがよく、エンディングも多彩なので、プレイのモチベーションが下がりにくいと思う。繊細なグラフィックとタッチスクリーンでの快適なプレイが可能なのは、PS Vita版ならではの利点です。
週刊ファミ通1315号より
PC版を家庭用ゲーム機向けにアレンジするうえで、物語の構築にとても苦労されたことでしょう。でも、それがすごく美しい形で結実している作品。どこか儚げで、したたかで、狂気を感じる物語は、バッドエンドまでも楽しめました。絵も美しい。タッチスクリーンでの操作も存外便利。
週刊ファミ通1315号より