本作品には85点をつけました。
それぞれの作品別にレビューを書きます。
「星のカービィ」
言わずと知れた初代です。
今プレイするとシンプルさに驚きますが、ゲーム性の高さは
この頃から既に培われています。
吸い込み、このアクションの小気味よさは発明ですね。
敵を吸い込んで吐き出すといった繰り返しでも、ステージ
構成の妙で単調さを感じませんでした。
「星のカービィ夢の泉の物語」
個人的には最高傑作だと思います。
今作から加わったコピー能力がとにかく楽しすぎる。
このシステムが今日のカービィシリーズを支えていると
言っても過言ではないでしょう。
能力によってステージの難易度がガラリと変わり、また
何度でも挑戦したくなります。
「星のカービィ2」
リック、カイン、クーでゲームの進め方に変化が出ますね。
コピー能力との兼ね合いで技が変化するのも面白い。
100%クリアが難しいのもやりがいがある。
「星のカービィスーパーデラックス」
オムニバス構成で飽きさせませんね。
メタナイトの野望でカービィシリーズのサイドストーリー
的なものを知れてよかった。
ボスラッシュは絶妙な難易度。
「星のカービィ3」
この作品を収録してくれたのがうれしかった。
雰囲気は2の延長線上でしょうか。
「星のカービィ64」
あまり思い入れのない作品でしたが、ストーリーが
今回の中で一番楽しめました。
エアライドやピンボール、ボウルも収録して欲しかったという
のが素直な感想。ただ、アニメが3話も収録されていたり、
さくま先生の作品があったのもよかった。
シリーズすべてを完全網羅した超豪華バージョンが欲しく
なるというのも事実。20周年コレクションというにはやや
中途半端な気もします。
しかし仮に完全コレクションが出たとしたら軽く何万円は
するでしょうし、Wiiのユーザー層を考えたらこれでいいのか
もしれません。