天外魔境II MANJI MARU(PCエンジン)のレビュー・評価・感想情報

良かった点
アニメーションが良く出来ている

悪かった点
特徴の薄い同じような村がやたら多く、ストーリーが長過ぎるのはテンポが悪いと感じた。
また、エンカウントが高く攻撃ミスが多く、アイテムがあまり持てずワープ機能も国内と国外で
分かれていて使いにくいのは駄目だと思った。

総評
もう少し無駄な要素をなくして遊びやすくして欲しかった

ウン十年生きてて、ウン十年ゲームやってきて、これを超えたＲＰＧは未だにない。全てにおいて完璧で文句を言うところが何一つない。

ＰＳ２版？　そんなものはなかった。

総評
天外魔境IIは、 当時、まだまだ無限に近い容量だった ＣＤロムの限界に挑戦しようとした 空前のＲＰＧです。 その頃、 クリアに５０時間以上かかるようなＲＰＧはあまりなく、 しかも地道なレベルアップ作業に終始するわけでもない、 全編を通してイベント満載で飽きさせない作り。 そのスケールの壮大さは、他のＲＰＧ作品を圧倒してました。 しかし、何かとスケールの大きさばかりが注目された本作ですが、 その真価は極限にまで調整された 戦闘バランスにあると筆者は思っています。 戦闘はオーソドックスな対面式。 いわゆるドラクエタイプですが、 非常にスピーディーでテンポがよく、 ダレることなく楽しめます。 武器による攻撃と術（いわゆる魔法）の他に 奥義（いわゆるスキル）もあり、 持てる術や道具の数も限られているため、 それをどう調整するかで難易度が劇的に変化 （術は全体的に炎や雷などの攻撃系よりも、 攻撃力アップや守備力ダウンなどの補助系の方が 強い設定なのも、何気に気に入っているところでもあります）。 非常に戦略性が高く、 全滅してもお金が減らないという、 当時のＲＰＧとしては画期的なシステムで、 負けてもいろいろ調整して何度でもトライできるため、 負けて学び再挑戦の トライアンドエラーの図式が 高レベルで構築されています。 また、ザコからラスボスに至るまで 全敵キャラのＨＰを表示。 最初の一撃のあまりのダメージの低さに 「こんなの倒せるか！」と悲鳴を上げてしまいますが、 戦略次第で何とか倒せるのは見事なバランス調整。 体力（ＨＰ）も技（ＭＰ）も尽き、あと一撃で負ける！ という状況下でギリギリ倒せることもしばしばです。 個人的には２０世紀を代表するＲＰＧの筆頭で、 すべてのＲＰＧを風化させたほどの会心作なのですが、 その後発売されたカブキ伝やＺＥＲＯなど、 IIと比べるとあまりにお粗末なデキの作品が続き、 また、ＰＣエンジンの後継機ＰＣーＦＸの 歴史的な敗北（笑）により、 IIIの発売が闇に消え、 天外魔境は終わったかに見えました。 が、２１世紀になり、 突如ＰＳ２やゲームキューブでIIのリメイク、 およびIIIが発売。 最近でもＤＳやＰＳＰ、 ３６０でもIのリメイクが出てます。 往年の天外魔境ファンとしてはうれしい限りなんですが、 変なリメイクをされてると嫌なので、 実はどれもまだやってないんですよね。 ま、わざわざリメイクをしなくても オリジナルが今でも十分に楽しめますしね。 やっぱりＰＣエンジンで遊ぶのが一番かなと思います。

周りがFCからSFCに這い上がっていた時代
ボイス付き、アニメが動く、音楽が久石譲でオーケストラ！と
当時のゲームファンの度肝を抜いた作品。
珍しい日本が舞台のRPGゲームと言われ
FF,DQ,天外と言えば当時の花形三大RPGでした。
今では当たり前になってしまった技術ゆえ
GC、PS2と出たリメイク版では逆に粗が目立ってしまい残念でした。
もうちょっと頑張って欲しかった！勿体無い！
まさか検索してもPCE版しか出て来ないのは意図的な何かでしょうか…
DS版は未プレイなのでちょっとだけ期待しています。
壮大なストーリーと素晴しい音楽、愛すべきキャラクターを
リメイク版が発売されているこの機会に味わって頂きたい作品です!