SF小説や映画のオマージュがとにかく満載で、ネタ探しも楽しくなる作りに脱帽。もちろん、オリジナリティーもあり、物語としての完成度は高い。TIPSによる用語解説で、よりサイエンスフィクションとしての深みが増すのもさすが。クリアー後に遊べる要素があるのもうれしい。
週刊ファミ通1231号より
スピード感のある展開で、グイグイと物語の世界へと引っ張ってくれる力強さがある。登場人物も魅力的で、5人の主人公のことを自然と応援したくなった。また、クリアー後に見られる裏話は興味深く、どこにあるか探したくなる。“TTフォン”で行う2002年の“みこと”との交流も楽しい。
週刊ファミ通1231号より
物語が止まる“TIME STOP”時に丁寧なヒントが出るなど、ザッピング形式のアドベンチャーの初心者にもやさしい作り。高い娯楽性を保ちつつ、現実にもつながる深いテーマを描く物語は、読み応え満点です。PS Vita版は、画面の大きさや美しさで、やはり他機種版より一歩抜きん出ています。
週刊ファミ通1231号より
タイムチャートで時空を行き来し、各主人公がバッドエンドにならないように、物語を進めていく作り。一見小難しそうだけど、ヒント機能があるので、誰でも手軽に楽しめます。5人の主人公はどれも魅力的。なかでも“ルサンチ☆マン”はおもしろい。グラフィックは他機種よりもキレイ。
週刊ファミ通1231号より
良かった点
フルモーション、フルボイスでテンポ良くストーリーが進む。
ヒントが多く語りすぎず適度な難易度。
悪かった点
バッドエンド収集を見るために不正解ルートを見て、違うルートのためにまた正解ルートを見て、というのが煩わしい。
真の主人公のストーリーが簡易的で解りづらい。
総評
正解ルートを探すまではテンポも良く引き込まれてプレイしました。
イシイジロウ氏の名作428との絡みは428にはまったものとしては楽しかったです。
他のコラボ作品との絡み等はにやりとする内容でした。
ただボリュームや真の主人公の行動を追ったストーリーがボリューム不足でもう少しこの作品を楽しみたかったです。
クリア後に遊べるコミュニケーションゲーム?はストーリーの補完的位置付けのようですが退屈で楽しめなかったです。これは要らなかったかと。