筆者の主観に基づくものであり、データなどの検証がなされて
いないことをご留意いただきたい。
同名のアーケード版ゲームのDS版。
基本的な麻雀のシステムに加えいくつかの画面エフェクト、
音声によるガイド、プロ雀士がキャラクターとして登場、
画面や音楽の変更などなどの工夫が加えられている。
モードは大きく分けて通信するかしないかの差があり、
前者では半荘、東風を選択、wi-fiに接続し面子を募る。
通信しないモードとは区別して段位を争う。
後者は同様に4人での対局で、CPUとの対戦、
プロ雀士CPUとの対戦、一定条件を達成するミッション、
といったモードがあり、半荘、東風の4人対戦では
CPU、プロCPU共通で段位のためのポイントを稼ぐ。
CPU戦に非常に不満な点があり、
「牌を意図的に操作されている」感覚がある。
本来ランダムで現れてくる牌のはずが、偏りを感じる。
CPU戦は級から段に入ったあたりで極端に勝てなくなる印象。
CPUはリーチしたCPUに振り込まず、
コチラが振り込まないとツモであがる、という感覚が残る。
これだけだと単純に筆者の実力不足と考えられてしまうと
思うので多少の弁護をさせてもらうと、「プロCPU戦」では
勝率が上がり、また全国対戦では数合わせのCPUの有無で
大きく勝率が変化した。これらはインターネット上においても
同様の意見をいくつか見つけることができるだろうと思う。
難しい点なので、実際に数回プレイして検証していただくしかない。
ゲームを進めていくうちに手に入る追加の音楽や麻雀卓には
なつかしのコナミ作品をモチーフにしたものがあり、
それはファンには非常に嬉しい点。
wi-fi接続時の状況が音で把握できないのが残念。
総合では低い点数にせざるをえないと判断した。