主人公や敵の立ち振る舞い、舞台となる街の雰囲気など、『バットマン』の魅力的でダークな世界がうまく表現されている。オープンワールドの街を、グラップルガンやグライドを駆使しながら移動するのは、じつに気持ちがいい。キャットウーマンが操作できるのもうれしいですね。
週刊ファミ通1198号より
美しいグラフィック、高いゲーム性、練り込まれたドラマやキャラクター。そのすべてが高品質で濃い魅力が詰まったゲーム。精緻なグラフィックと立体的に作り込まれたアーカム・シティを移動すること自体に、高いゲーム性が埋め込まれているのがすごい。『バットマン』ファン以外でも買い。
週刊ファミ通1198号より
グラフィック、アクションのモーション、カメラワークなどの魅せる演出があり、随所に質の高さを感じる作品。操作感も心地よく、滑空したり、ワイヤーで建物を飛び移ったりするだけでも軽く快感を味わえるほど。ガジェットの存在など『バットマン』らしさも十分に引き出されている。
週刊ファミ通1198号より
広大なアーカム・シティの作り込みがすばらしく、『バットマン』のダークな世界観にどっぷりハマれます。つぎに何をしたらよいか、すぐに把握できずに迷うこともあるけれど、ただ街を遊覧飛行するだけでも発見があって楽しい。科学捜査と推理で敵を追っていくのもいいアクセントに。
週刊ファミ通1198号より
悪かった点
捜査モードなどの探索要素がありサクサク進まないのはテンポが悪いと感じた。
また、アクションは爽快感がなく銃ですぐに死ぬなどバットマンが弱すぎると思った。
総評
もう少しテンポ良く進めるのようにして欲しかった
良かった点
○アーカムシティの箱庭マップ
アサイラムとは違い、アーカムシティが舞台のためマップも箱庭になった。
細かいところまでデザインが凝っていて、収集アイテムは勿論ファンなら気付ける要素まで盛りだくさん。
○よりアクション性の増した戦闘
テイクダウンや戦術が増え、アサイラムよりもアクション性が増している。
○アーカムシリーズの展開を覆す重要なストーリー
アーカム・アサイラムの事件後、アーカム・シティへ繰り出したバットマンだが
シティでは更なる危機が待っている。
最新作アーカム・ナイトへと続く重要なストーリーなので、プレイ必須なタイトル。
悪かった点
○箱庭マップに難色を示す人もいるかも
アサイラムではエリアごとに分かれたマップだったため、シティの箱庭マップに最初は戸惑うかもしれない。
あまりにも広く、収集物等も多いのでやりこむのには結構な時間を要する。
クリア後にゆっくり回収して回れるのが救い。
○アクションが軽快すぎるかも
間合いの外にいる敵にも、脅威のスピードで間合いを詰めて攻撃をする。
「アクション性が増した」と書いたが、悪く言えば戦闘が容易になりシンプル化したともいえる。
総評
アーカムシティからマップが箱庭となり、おそらくプレイ時間もアサイラムより増えると思う。
街を自由に飛びまわり移動するのは楽しいが、面倒に感じることもしばしば。
しかしバットマンが好きな人はもちろん、アーカムシリーズという作品としも多くの人に楽しんでもらえると思う。
だが続き物なので、できればアーカムアサイラムからのプレイを勧めたい。
前作バットマンアーカムアサイラムも遊んでいたので今作も楽しみでした。
・箱庭で広くなったマップは正直前作やった人からは好き嫌いが分かれるかもしれません。広いマップの各所にサイドミッションが多数で自由度は高いのですが、基本屋上から屋上の移動でそこまで箱庭らしい恩恵が・・・。でも、さまざまなバットマンの敵キャラが出るのはファンには堪らないですw
中古対策のキャットウーマンDLCは良いアイディア。バットマンとは違った性能・ガジェットで独自のストーリーも短いながらも面白かった。
チャレンジモードもコンバット、ステルスと前作以上にやり応え十分。
クリア後の強くてニューゲームのような、レベル・ガジェットを引き継いだ状態で遊べる+モードからが本番です。