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本作は、人気ミステリー作家がシナリオを書き下ろした「犯人当て」推理ゲームです。
ストーリーの大きな流れは、「アカシャ」と呼ばれる謎が書かれた本を読み、推理し、トリックと犯人を暴いていくというような形になっていきます。
このシーズン1には事件ファイルNo.1?No.4の推理編&解決編、No.5の推理編が収録。シーズン2にはNo.5の解決編、No.6?no.10推理編&解決編が収録。
○気に入った点○
事件を解決するためには、文中のキーワード同士を組み合わせて「ナゾ(トリックを解明するための謎)」を作り出し、さらにその「ナゾ」と、謎の答えとなるだろうキーワードを組み合わせて「ヒラメキ」という謎を解くための仮説を作らなくてはいけません。
そのヒラメキもあくまで「仮説」ですから、作った仮説が間違っている場合ももちろんある訳です。仮説を沢山考え付けば付くほど、どれが正解なのか分からず悩み続ける破目に…ということもしばしば。
この部分はとても面白かったです。
実際の推理小説より、悩んで事件を解決する楽しみがありました。
事件の解決を提示するタイミングも特に時間制限など無く、推理に自信が持てた時にいつでも提示できるのでじっくりと推理を練ることができました。
●気に入らなかった点●
難易度は、事件を解決するたびにあがっていくようになっています。
しかしその作家の作品を読み慣れているプレイヤーにとっては事件の難易度が高くても簡単に感じたり、その逆に、読み慣れない作家の作品は若干読みづらく感じてしまい低い難易度の事件でも難しく感じられてしまう場合もあるかと思います。
開始数ページでトリック&犯人が分かってしまうこともありましたし、解決編を見てもどうも納得できないトリックがあったりしました。個人的にですが。
それと、どうにも声優の演技が…;気になりました。
アニメーションもあるのですから、芸能人声優ではなく、本職の方にやっていただきたかったです。
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