クロスレビュー

平均

-
主人公ウルと仲間たちを操り、ヨーロッパを舞台に数々の謎を解明するのだ。攻撃の成否などを決めるジャッジメントリングがカスタマイズ可能になったぞ。
発売日
2004年02月19日
価格
6800円 [税抜]
対応機種
PS2
ジャンル
RPG
メーカー
アルゼ
詳細を見る

シャドウハーツII(PS2)のレビュー・評価・感想情報

蒼紅
PS2 2006-12-14 18:16:14投稿
9

設定…B/ストーリー…B+/システム…A/グラフィック…A/音楽…B
この物語、結末は精神的にかなり「衝撃的」です。結末を知ってしまったら2週目をするのが辛くなるほど、陰湿な衝撃を受けます。「陰湿な衝撃」というのも自分で言っておきながらおかしな表現だとは思いますが、何かこの表現が今作には適切のような感じがします。
また、このゲームはエンディング曲が本当に感動します。かなり泣けます。何故かと申しますと、エンディング曲の歌詞が
『ヒロイン(カレン)の心情そのものだから』
です。カレンという女性が願う偽りなき想い、そしてその想いが導き出す衝撃的な結末、もう泣かずにいられませんw
エンディング曲の歌い手である諌山実生さんの温かすぎてどこか悲願にも似た歌声も、感情移入を誘ってる罠としか思えないです。そしてこの結末を知った後、本編中のカレンの心境を考えて直してみるととてもいたたまれない気分になると思われます。
戦闘中やイベントムービー中にはおかまいなしにスカートの中のブルーがチラチラ見えている彼女ですが、本当にそんな楽しいことは言っていられないですね。
ストーリー以外については、斬新で飽きの来ないジャッジメントリングを使ったリズムコマンド方式の戦闘システムやイベント中のギャグ要素、クオリティの高すぎるBGM、ヨーロッパと日本の実在する地名が舞台となっているところなど、素晴らしくオリジナリティがあり、レベルの高い作品だと思います。
また、今作は単体としても充分楽しめますが、前作との間にものすごく重要な接点があるので、前作をプレイしてからやるのを推奨します。前作「シャドウハーツ」と、今作「シャドウハーツ?」がセットで1つの作品だと捉えた方がいいでしょう。ちなみに、今作を買うとするならば追加要素を加えた廉価版(ディレクターズカット)が発売されてますので、そちらをプレイするのが吉かと思われます。

クロスレビュー

平均

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主人公ウルと仲間たちを操り、ヨーロッパを舞台に数々の謎を解明するのだ。攻撃の成否などを決めるジャッジメントリングがカスタマイズ可能になったぞ。
発売日
2004年02月19日
価格
6800円 [税抜]
対応機種
PS2
ジャンル
RPG
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アルゼ
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