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ササキMk.IIのゲムッ子日記
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第105回 『怒首領蜂 大往生』アリカ突撃インタビュー!〜その1〜
ササキMk.IIのゲムッ子日記


 はい、こんにちは、ササキです。今日もバリバリ仕事しちゃいますよ。そして今日こそは渋谷に向かいたい! 『バーチャ』、『バーチャ』です!!

 ということで。本日は『エボ』話じゃなく、4月10日発売予定のプレイステーション2版『怒首領蜂 大往生』インタビューを掲載してみようと思います。さっそく発売元のアリカへゴー! ……といきたいところですが。ひとりぼっちでインタビューするのは寂しいので、『怒首領蜂』をプレイし過ぎて血の涙を流した経験があるという(誇張アリ)新宿ジャッキーさんに同行をお願いしました。
 

 今回お話を伺わせてくださったのはアリカ第2開発部の三原さん、そしてプレイステーション2版『大往生』開発に協力しているシューティング界のトッププレイヤー3名を含む"緋蜂チーム"のみなさんです。月刊アルカディアの"ハイスコア全国集計"でおなじみ、通称"全一"(全国1位)プレイヤーさんたちにお話が聞けるなんて……。ぐわっ! かなりの豪華メンバーに、当方ちょっとドキドキです。
 

 プレイステーション2版『怒首領蜂 大往生』の詳細はこちらをご覧いただくとして、さっそく気になるインタビュー内容を読んじゃってくださいな。

 


プレイステーション2版『大往生』のお話、聞かせてくださ〜い!!


インタビューしちゃいまっせー


羽田 今日はお忙しいところお邪魔しちゃってすみません。

ササキ よろしくお願いしまーす。

三原 はい、お願いします。じゃ、まずは今日出席してるメンバーを紹介しましょうか。左から、NALさん、LAOS-長田仙人さん、Clover-TACさんです。あ、それとメガネ1号と2号。

羽田 1号、2号?

三原 NALさんと仙人さん、TACさんはプレイステーション2版の『大往生』をものすごく担当してて、システム回りやデバッグをメガネ1号、2号が担当してるんです。いちおうこの5人が"緋蜂チーム"なんですよ。

メガネ1号 メインはNALさんと仙人さん、TACさんの3人です(笑)。

三原 こんな感じのチームでやってます。

羽田 なるほど(笑)。よろしくお願いします(笑)。

三原 じゃ、最初にこの映像を見てもらいましょうか。この3人もまだ見たことがない映像なんですよ。

――ここで『大往生』のプロモーション映像を見させていただきました)――


羽田 キツイですね〜(笑)。

三原 この映像は、(アリカの)営業の人間が問屋さんとかショップさんに見せてるやつなんですけど。……みんな、薄笑いを浮かべながら見るみたいですね。薄笑いで見て、映像が終わったら「じゃあ、買わさせていただきます」みたいないい返事がもらえるらしいんですよ。あの薄笑いの意味がよくわからないんですけど(笑)。

羽田 浮かべちゃうんですよ(笑)。

三原 最初は、「わぁ〜、すごいですねぇ」、「よく避けますねぇ〜」って、話しながら見てるらしいんですよ。それが終わりのほうになると薄ら笑いになって口が半開きになっているという(笑)。

ササキ 口は開いちゃいますね、確かに(笑)。

三原 あれ、何かを言いたいんだろうけど言うべき言葉が見つからないんですかねぇ? けど営業の人間が戻ってくると、みんな言うんですよ。「いやぁ〜。今日もいい顔見てきましたよ!」って(笑)。東京ゲームショウのときも映像を流してたんですけど、みなさん、いい表情をしてくださって。

ササキ そう! 私も見に行って。2度目はギャラリーの顔を観察しちゃったんですけど、みんな口が半開きになってましたよ(笑)。

三原 全員が同じ顔をするんですよ。あれは気持ちよかったですね、見てて。

ササキ みぃ〜んな(笑)。

三原 2-5に突入したあたりは、まだ評論家がいっぱいいるんですよ。「あそこはボムでホニャホニャ」とか。

ササキ アッハッハッハ!

三原 けど緋蜂戦になると、みんな薄笑いを浮かべて見入っちゃう。あ、そういえば何回目かの上映のときのことなんですけど。映像が終わって、「この映像はパイロット版で、製品版はより高いプレイを目指します」ってテロップが出た瞬間、なぜか拍手が起きて。「あぁ、ちゃんと目指さなくちゃいけないなぁ」って。これがDVD映像のクオリティーを高める、ひとつのキッカケにはなりましたね。

ササキ へぇ〜。

三原 最初はなかなか映像が撮れないから、「このへんでお茶を濁したいなぁ」ってのがあったんですけど。

ササキ けど、いまの映像、なんかヘンなボスがいましたよね(笑)?

三原 じつはすでに、この映像に入ってるボスが違うんですよ(笑)。

NAL 違いますね。

ササキ もう違う(笑)?

三原 あんなボス、もういない(笑)。もっと……ね(笑)。

NAL (笑)。
 

 


アリカが『大往生』を移植することになった経緯とは?

 

羽田 ということで(笑)。じゃ、最初に、完全移植に関する意気込みやこだわりなどを教えていただけますか?

三原 そうですねぇ……。まずゲームセンターで『大往生』に出会いまして。あまりにもヒドいゲームで(笑)。「これは世に残さなきゃダメだろう!」と、アリカ的に思いまして。で、発売元のケイブさんにお話をさせてもらったんですけど、そうしたら非常にいい返事をもらうことができまして。まあ、よそのメーカーが移植するってのもおかしな話なんですけどね(笑)。けどアリカという会社的に、"移植するからには絶対に信用を落とさない、ユーザーの期待を裏切らない"という意味で、絶対的な完全移植を目指そうと。まぁ、このご時世でシューティングゲームを出すっていうのはキツイじゃないですが、ぶっちゃけて言うと(笑)。

羽田 えぇ(笑)。

三原 商売的にはキツイ(笑)。完全移植……というか、ふつうにシューティングを移植しようとすると、まぁ4ヵ月で作らないとペイできないんですよ。けどけっきょく……何ヵ月かかりましたかね?

NAL えぇ〜っと……僕が(アリカに)来て、もう半年とか経っちゃうんで……。

三原 8ヵ月(困笑)? けどアリカとしては、そのぐらいの心意気で作っている、と(笑)。

羽田 アーケード版が出て、すぐに動き出したって感じですか?

三原 そうですね。アーケード版は2002年の4月5日に出たんですよ。その、1〜2ヵ月後ぐらいにケイブさんにお話を持っていった。実際に着手し始めたのは、6月か7月ぐらいでしたね。

羽田 あ、そうでしたよね、確か。

三原 商売的に考えるとユニークなタイトルになってます(笑)。ただそれを度外視してでも、"アリカがやれば移植もこうなる"っていうのを見せたかった。プライドの問題ですかね(笑)。

羽田 文化事業っていうか(笑)。

三原 「やっちゃった!」みたいな。言ってしまって大失敗(笑)。「完全移植します!」、「男気見せます!!」って言ってたんですけどねぇ(笑)。

羽田 男気の見せどころを……(笑)。

三原 間違えた、というか(笑)。

羽田 方向性を間違えてしまった、と(笑)。ちなみに、移植するにあたっていちばんの難所っていうのはどのへんだったんです?

三原 (アリカの)営業と揉めたことですかね(笑)。「シューティングはこれだけしか売れないからやめましょっ」て言われたときに、「いや、このゲームは2周クリアーできるプレイヤーがすごく少ないゲームで……」というか、その時点でいなかったんですよ(笑)。だから、「2周クリアーの映像をつけましょう」と。「いまでもシューティングの攻略ビデオは発売されてて、それだけで5800円もする。だから、ゲームにビデオがついて5800円なら安いぞ」って(笑)。

羽田 5800円!? 安い!!

三原 安いんですよ(笑)。で、営業の人間に「これなら買うでしょ?」って言ったら、「そうですよねぇ〜。じゃ冒険ですけど、DVDつきでやりますか!!」ってことになって。"アリカから発売できるかどうか"って話が、いちばんの難関でしたね(笑)。……けど、この"DVDをつけるプロジェクトをやる!"って宣言してしまったあとで、どうするか悩んでるという(笑)。
 



移植に関する心意気を語ってください!!


アリカ第2開発部の三原さんです

羽田 けど、そのDVD問題もなんとかクリアーした……ってことなんですよね?

三原 いちおう。というか、つい30分まえにできましたね。

NAL まぁ、そうですね。

三原 つい30分まえに神様が降り立ったという。

羽田 みなさん、燃え尽きたみたいな表情してらっしゃいますもんね。

ササキ 御三方、すごく気が抜けた表情してます(笑)。

三原 けど、さっきのプレイはおかしかったもんなぁ? 

TAC 確かにおかしかった(笑)。

羽田 直接、その緋蜂に手をくだしたのはどなたなんですか?

三原 それは言えません(笑)。

羽田 そ、そっすか。

三原 DVDに関しては3人がやってるとしか言えないんで。

羽田 そうなんですか?

三原 えぇ(笑)。

羽田 だけど共同作業なんですよね?

三原 さぁ(笑)? いや、プレイヤーを特定するのもなんだし、こっちも三者三様、3種類の仕事のやりかたをしてもらってるんで。

羽田 機種担当みたくなってるんですか?

TAC いや、なってないです。


三原
 謎(笑)。わかってることは、メガネ1号と2号が手を下したんじゃないってことですかね(笑)。彼らは3人のプレイを応援してるっていうか、「すげぇッ!」、「緋蜂、緋蜂!!」とかって叫んでるだけですから(笑)。

羽田 メガネさんたちが、いま座ってる椅子も3人と違いますもんね(笑)。

三原 けど真面目な話……移植はすごくタイヘンでしたね。最初は緋蜂チームじゃなくて、NALくんしかいなくて。プレイステーション2版の、いちばん最初のバージョンは悶絶してたらしいんですよ。

NAL そうですね〜。あのときは、「これをやるのか!?」っていう感じでしたからね。

三原 要はアーケード版からそのまま完全に移植したと思ってたら、やっぱりハードの能力差とかがあるじゃないですか。ちゃんと移植したはずなんですが、ヘンな慣性がついてたんですよ。

羽田 と言いますと?

三原 アーケード版そのままを完全に移植したらしいんですけど、ハード的な問題でおかしなことになってて。自機を切り替えしするときに、慣性というか、余韻が残るんですよ。それがひと月ぐらい取れなかった。これが移植する段階で最初に当たった壁ですね。

NAL そうですね、あれが直るのに相当かかりましたね。

三原 ソフトどおりに移植してるので、なぜそうなるのかがわからなくて。それの解明にひと月ぐらいかかって。そこが修正できてから、プレイヤーの2次募集をかけたんですよ。

ササキ  あ、覚えてますよ、2次募集(笑)。

三原 それにうっかりTACくんが応募してきて。

羽田 うっかりですか(笑)。

三原 で、面接。そうしたら彼は、実技試験に1発でとおってしまったという(笑)。

ササキ あれ? 確かそのときの応募資格って、2周目をクリアーすることですよね?

TAC "2周目の5面のボスまでノーミス"、でしたね。

羽田 それは試験場でやっちゃったんですか?

TAC そうですね。

三原 いろんな契約事項に同意してもらったうえで、「さぁ、どうぞ」って筐体に座ってもらった(笑)。

ササキ すごいっすねぇ!!

羽田 そこでイケちゃうってのがすごい。

TAC 前日に練習しましたから(笑)。

ササキ 猛練習ですか(笑)。

TAC 明日面接だから、もうちょっとやっとかなきゃなぁ〜って。

 

一同 (笑)。
 



で、その移植具合はどんな感じなんですか?


緋蜂チームのみなさんです

三原 正直な話、アーケード版とプレイステーション2版の差をTACくんがチェックしてくれまして。助かりましたね、実際。本当に間違い捜しですから。

TAC あぁ〜、そうですねぇ。

三原 こちらの要望としては、「何か違うと思ったら、間違っててもいいから教えてね」って。「そんな気がする」っていうレベルでもいいから言ってもらって。もちろん、"確実にこの敵が弾を撃ってない"とか、"アニメーションのパターンがおかしい"とかも。末期のころは全員でやってたんですけど、アーケード版、それとプレイステーション2版もモニターを縦に置いて(笑)。2台並べて、「イチ、ニのサン!!」でプレイして、ずーーーっとみんなで間違い捜しをしてましたから(笑)。けど、それをやり出すと止まらないんですよ(笑)。

羽田 気のせいレベルを検証(笑)。

三原 土壇場になっていろいろ発覚しちゃったり(笑)。それをTACくんがやってくれた。正直、DVDや攻略の行き詰まりっていうのはないんです。そんなとき、たまたま年末ぐらいに長田くんのスケジュールが空いて、都合よく仕事をお願いすることができて(笑)。で、東京に来てもらって、延々と、それこそ朝から晩まで、隔離された部屋で延々とプレイしてもらっていたんです(笑)。

ササキ 延々とプレイ……ですかぁ。

三原 長田くんのプレイを見つつ、打ち合せをして。今度はそれをNALくんが上手くパターンをまとめてくれて、さらに「ああしよう、こうしよう」って言いながら、実際にやってみたり。

ササキ へぇー、本当に三者三様のお仕事をやってるんですねー。

三原 役割的には、NALくんが攻略担当、長田くんがDVD担当、TACくんが差を比べてる、と。ちなみにメガネ1&2号は一生、「チョー緋蜂〜ッ!!」とかって叫んでる感じ(笑)。

羽田 実際、プレイステーション2版とアーケード版との差は……?

三原 どうなんですかね? ふつうにやったら差はほとんどわからないと思うんですけど。ただ横に並べてじっくりにらめっこ大会をすると……。

羽田 感じが違うんですか?

三原 やっぱりね、正直言うと処理落ちの問題なんですよ。このソフトってアーケードでは、弾がたくさん出たらわざとソフトのほうで処理落ちするようにしてる。スローをかけてるんですね。けどたまに、ホンットに処理落ちしてるときがあって(笑)。

羽田 マジ落ちがあるってことですか?

三原 マジ落ち(笑)。そのマジ落ちを、プレイステーション2でもシミュレーションしなくちゃならないんですよ(笑)。それがね、やっぱり100パーセントはなかなか……TACくんたちが「2フレームぐらい速いかも」とか言ってくれたのを調整して(笑)。多分、実害がないレベルには調整できてると思うんですけど。どうですか、アーケード版と比べて。おべんちゃらなしで、何点ぐらいでしょ(笑)?

TAC 点数ですか? ……難しいなぁ(笑)。まぁ、90点ぐらいになってると僕は思ってるんですけど。あとはやっぱりハード的な違いがあるって聞いてるんで。両機種を並べちゃうと、フレーム数が微妙に違っちゃうのかもしれないんですけど。

三原 いま、それを潰しにかかってて。それを直してるからリプレイが撮れないんですよ。本編に収録するリプレイデータが撮れない。

ササキ え? DVD以外にもプレイ映像が入るんですか?

三原 DVDには、クリアーしている映像をひとつ入れて。で、本編にも"スーパーリプレイ"のようなものを入れようと思ってるんです。けど、それがいまだに撮れないんですよ。

ササキ なるほどー。

三原 昨日は、DVDの中にはがきを入れようとしてて……。

ササキ はがき、ですか?

三原 DVDの映像がまだ撮れてなかったから(笑)。撮れないというか目標には達してるんですけど、もっと高い目標を目指したい。けど「明日までに撮れなかったら」、って。……プレイステーション2版を買うじゃないですか。で、スペシャルDVDを見ようとしてパッケージを開けたら、DVDが収まってるはずの場所にはがきが入ってたかも(笑)。

ササキ アッハッハッハッハ!!

三原 住所と名前を書いてはがきを送ったら、DVDが送られてくるシステムにしようかと(笑)。

羽田 パッケージのケースはもう発注済みなわけですよね? DVDが2枚入るようになってる、けど……。

三原 代わりに応募はがきが入ってるという。全プレ状態(笑)。いや、ホント言うとかなりピンチだった(笑)。じつはソフトを作るより、DVDの収録のほうが難しくて。

羽田 そうですよねー。

三原 DVD再生ボタンを押したらタイトルなしでいきなり映像が始まってたかもしれない(笑)。飾りっ気けナシ、みたいな(笑)。

ササキ けど、ギリギリで間に合ったんですよね。よかった〜(笑)。


 

〜明日は気になるゲームモードについてのお話を掲載!!〜

 
 




※怒涛の『大往生』ムービーが見られるアリカのホームページはこちら!!
 
 

怒首領蜂 大往生

発売日

4月10日発売予定

価格

5800円

メーカー

アリカ

機種

プレイステーション2

テイスト

SF

ジャンル

シューティング

備考

スペシャル攻略映像収録DVD同梱

 

(C)2002 CAVE CO.,LTD.DEVELOPMENT AND DISTRIBUTION BY ARIKA CO.,LTD.※画面は開発中のものです。

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