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【見習い記者の取材日記】
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第16回 ゲームボーイプレーヤーを徹底解剖!
【見習い記者の取材日記】

●今週もゲームボーイ関連のコラムにします!

 

 こんにちは。新人記者Iです。僕は週の始めに風邪をひいてしまい、鼻、喉、咳の三重苦でたいへん辛い毎日を送っております。最近では僕の周りの編集者たちもコンコンと咳をする始末。原因は100パーセントの確率で僕が編集部内に風邪ウィルスをまき散らしているからだと思われます。ファミ通編集部のみなさんごめんなさい! 

 

 さて今週は、前回のゲームボーイアドバンスSPに続き、任天堂関連の内容にしようと思います。テーマはニンテンドーゲームキューブ用周辺機器"ゲームボーイプレーヤー"です! 2002年11月に発表され、ついに発売日が決定したこの周辺機器を徹底解剖してみますよ。

 

●で、"ゲームボーイプレーヤー"って?

  

ゲームボーイプレイヤーとスタートアップディスク

▲写真左がゲームボーイプレーヤー。この上にゲームキューブを接続させるのだ。

  さて、まずはこのゲームボーイプレーヤーについて簡単に説明しましょう。これはテレビモニターでゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス用ソフトを楽しむための周辺機器。ゲームキューブ本体の底面に取りつけて、ゲームキューブに専用のスタートアップディスクをセット。あとは対応ソフトを用意するだけで、テレビモニターでゲームが楽しめるというわけです。発売日は3月21日で価格は5000円。ゲームボーイプレーヤーのカラーバリエーションは全4色で、バイオレット、オレンジ、ブラック、シルバーとゲームキューブの本体に合わせた色が選べるようになっています。

 

ゲームボーイプレーヤー概要

発売日

3月21日

価格

5000円

セット内容

・ゲームボーイプレーヤー
・スタートアップディスク

対応ソフト

ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス用ソフト(一部ソフトを除く)

カラー

全4色

サイズ

幅150ミリ×高さ57.3ミリ×奥行き155.1ミリ

重量

約370グラム

使用電源

ゲームキューブから電源を供給


 

●ゲームボーイアドバンスと変わらないプレイが楽しめる!

 

Q

▲通常のゲームキューブと形状が異なる松下電器の"Q"には、残念ながら対応していない。

  というわけで、ゲームボーイとゲームボーイアドバンスのソフトは、ゲームキューブ用コントローラーでプレイできます。さらに、GBAケーブルを使用すればゲームボーイアドバンスをコントローラーとして使うこともできちゃうんです。また、ゲームボーイアドバンスを用意して、通信ケーブルでゲームボーイプレイヤーに接続すると、テレビモニターを利用して通信対戦も楽しめちゃいます。周辺機器にもバッチリ対応しているわけですね。ただし、『コロコロカービィ』と『コマンドマスター』は操作方法の都合上、通常どおりのプレイはできません。『ポケモンピンボール』などの振動カートリッジソフトは使用不可能。ゲームキューブ対応のDVDプレーヤー、"Q"は形状が異なるため残念ながら取りつけられません。

 

●ゲームボーイプレーヤーには隠された6つの機能があった!

 

メニュー画面

▲Zボタンを押すと画面下に6つのアイコンが表示される。これらがそれぞれの機能を備えているのだ。

 さて、ここからはゲームボーイプレーヤー独自の6つの機能について説明していきましょう。なお、6つの機能はゲームプレイ時にZボタンを押して、専用のメニュー画面を呼び出して使用します。このゲームボーイプレーヤーも先輩記者が抜け駆けして体験してきたそうなので、体験談も合わせて掲載しますよ。

 

〜機能その1〜フレーム選択

 

フレーム選択アイコン

▲上下のボタンを押してナンバーを選べばフレームが変わる。

 テレビモニターに映し出されるゲーム画面の周囲に表示されるフレームを、さまざまな色や模様に変更させることができます。種類は全部で20パターン。ゲームのジャンルや気分に応じてフレームをチェンジさせるという楽しみができます。
 

 

〜機能その2〜画面サイズ変更

 

画面サイズアイコン

▲画面いっぱいにプレイしたい人には"フル"サイズがオススメ。

  画面サイズは"ノーマル"と"フル"の2種類から選ぶことができます。"ノーマル"はテレビモニターの四方に余白ができて、さきに紹介したフレームが表示されます。"フル"を選んだ場合にはゲーム画面部分がより大きく拡大されます。"ノーマル"でも"フル"でも画質に大きな差はないので、お好みで選びましょう。
 

 

〜機能その3〜コントローラー設定

 

 ゲームキューブ用コントローラーにはご存じのとおりセレクトボタンがついていません。みなさんは、「セレクトボタンがないけど大丈夫?」と疑問に思うかもしれませんね。でも問題ナシ! ゲームキューブ用コントローラーのX、Y、L、Rなどのボタンの中からセレクトボタンとして使うボタンを設定できちゃうんです。この機能によって、ゲームキューブのコントローラーでもゲームボーイシリーズのソフトが問題なく遊べるんですね。
 

コントローラー設定アイコン

キューブとアドバンスのコントローラー

▲セレクトボタンがなくても大丈夫。ゲームキューブ用コントローラーでも違和感なくプレイできますよ。

▲GBAケーブルを使えば、ゲームボーイアドバンス(写真手前)をゲームキューブ用コントローラー(写真奥)といっしょに使うことも可能。対戦プレイも楽しめます!

 


〜機能その4〜画質調整

 

 ゲーム画面の画質を"シャープ"、"ノーマル"、"ソフト"の3段階から調整することもできます。ゲームをプレイしながら画質調整ができる優れもの。ゲームによって見やすい画質に設定して、より快適なプレイを楽しみましょう!

 

画質調整アイコン

実際の画面

▲3段階の調整が可能なので自分の目にあった画質でプレイ。

▲細かい画面のシミュレーションRPGも見やすい画質にできる。

 


〜機能その5〜タイマー機能

 

 タイマーがセットできて、指定した時間を経過するとアラームと画面表示で知らせてくれます。タイマーは1分〜60分までを1分単位でセット可能。また、タイマーセット中にメニュー画面を開けば、経過時間が秒単位で表示されちゃいます。さまざまなゲームで友だちとタイムアタックを楽しむなど、いろいろな使用方法がありそうですね。ゲーム好きのお子さんをお持ちの家庭では、ゲームは1日1時間などの"お約束"のお供にもなりそう。ちなみに、タイマー終了後もゲームは続けて遊べます。

 

タイマーアイコン

タイムアップ!

▲"30分で何匹の敵を倒せるか"など、プレイヤー独自の楽しみかたができるのだ。

▲設定時間が経過したら音が鳴る。また画面下にも文字が表示されて教えてくれる。

 


〜機能その6〜カートリッジ交換

 

 このゲームボーイプレーヤーでは、ゲームキューブの電源を切らずにカートリッジ交換ができてしまいます。メニュー画面からカートリッジ交換のアイコンを選択するだけで、スムーズにソフトの入れ替えができるんです。ただし自動セーブはされないので、ソフトを交換するまえには必ずセーブしましょうね。ちなみにカートリッジは、ゲームボーイプレーヤーの右側側面にあるイジェクトスイッチを手前に引いて抜き出します。

 

選択を迫られる

イジェクトスイッチ

▲カートリッジ交換まえには必ずセーブをしたか確認するように。

▲カートリッジは強引に抜くと故障の原因。イジェクトスイッチで出そう。

 

●ゲームボーイプレーヤーを実際体験した人はどう見たのか?

 

 さて、ゲームボーイプレーヤーならではの6つの機能を紹介したあとは、みなさんお待ちかね! 2週連続で僕を出し抜いた先輩記者のゲームボーイプレーヤーを遊んだ感想を紹介します。罪深き先輩記者のコメントをご覧下さい。

 

先輩Hのプレイした感想

体験中

とにかく画面がキレイでビックリしましたね。大きなテレビだとドットの粗が目立つんじゃないかと思ってたけど、これがぜんぜん。予想以上のクオリティーでした。細かい部分まで色が鮮明に見えるので、同じゲームでも印象が変わるかもしれません。ゲームの操作は、やっぱりゲームボーイアドバンスを使うのがいちばん自然かな。あ、でも『ポケモン』などはゲームキューブ用コントローラーで違和感なくプレイできました。あと、タイマー機能はアイデア次第でいろいろな使いかたが可能。これはうれしい機能ですね。個人的にはゲームやりながらカップラーメン作るときに使いそう。ともかく、価格5000円でゲームキューブの機能を拡張できるのはやっぱりお得ですよ!

 


●ゲームキューブの売れ行きに貢献できるか?

 

 さて、今回はゲームキューブ用周辺機器"ゲームボーイプレーヤー"について紹介しましたがいかがでしたでしょうか? ゲームボーイアドバンス用ソフトをテレビモニターで腰を据えてプレイしたい人にはピッタリの商品。すでにゲームボーイアドバンスを持っていても、価格5000円なら意外と手を出しやすいかもしれません。このゲームボーイプレーヤーがどのくらい売れるのか? また、相乗効果でゲームキューブの販売台数も伸びるのか? ちょっと注目してみたいですね。ちなみに僕はこの周辺機器、欲しいです。2月14日に発売されるスクウェアの『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』など、シミュレーション系のゲームを家でくつろぎながらプレイしたいですからね。ちなみに今回紹介したゲームボーイプレーヤーは、発売中の週刊ファミ通2月7日号でさらに詳しく紹介しています。そちらもぜひご覧下さいませ。


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