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第13回 特別企画! 2002年ゲーム業界総集編(上半期篇)
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ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年1月) |
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10日 |
『キングダム ハーツ』の主題歌を宇多田ヒカルが担当することが明らかに |
11日 |
Xbox Conference 2002 Winter開催 |
16日 |
『真・三國無双2』が出荷本数100万本を突破 |
28日 |
ゲームボーイアドバンスが値下げ |
30日 |
コナミと元気が資本提携を発表 |
31日 |
セガのプレイステーション2用ソフト |
〜新人記者Iが選ぶ2002年1月の注目ニュース
この中でも注目は、Xboxの本体価格が34800円に決定というニュースですね。これは1月11日に行われたXbox Conference 2002 Winterで発表されました。さらに本体と同時発売されるXbox用ソフト12タイトルなども発表。Xbox Conference 2002 Winterの席でマイクロソフトの大浦博久常務取締役は、「Xboxの登場でゲームマーケットは確実に大きくなります」とコメント。さらにオンラインゲームの展望についても、「すべてのゲームがオンライン接続できるようになります」と語りました。この"オンライン接続"こそ、現在βテストが行われているXbox Liveのことだったのです。ちなみにこのときは"Xbox Live"という名称も決まっていませんでしたね〜。とにかく2002年2月22日の発売に向けて、Xboxが本格始動したのです。
●ゲーム業界総集編(2月)
そして2月22日、マイクロソフトのXboxが発売されました。この月はライバルハードの登場をまえに、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)と任天堂も精力的な動きを見せました。振り返ってみると2月はビッグニュースラッシュだったんですよ。正直、すっかり忘れてました。
ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年2月) |
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7日 |
『鬼武者』出荷本数が全世界で200万本を達成 |
13日 |
PlayStationMeeting2002が開催 |
18日 |
ナムコ、任天堂、セガがアーケード基板 |
22日 |
Xbox発売 |
22日 |
AOU2002アミューズメント・エキスポ開催 |
28日 |
『ファイナルファンタジーXI』発売日が5月16日に決定 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年2月の注目ニュースその1
まず、SCEが2月13日にPlayStationMeeting2002を開催しました。 2002年のソフト戦略をメインに、オンラインゲームを含む、多数の新作タイトルを明らかにしたのです。カプコン、アトラス、コーエー、コナミ、ナムコ、スクウェア、セガなどのメーカーが約30タイトルを発表しました。2003年、どれだけのオンラインゲームが発売されるのかも楽しみですね。あと、これは僕の私的意見ですが、オンラインに絶対の自信を見せるXbox陣営に対して、SCEが強烈な先手を打ったという印象も受けましたね。
〜新人記者Iが選ぶ2002年2月の注目ニュースその2
任天堂も、2月18日に動きを見せました。任天堂、ナムコ、セガの3社で、業務用グラフィックスボード"トライフォース"の共同開発に関する業務提携を発表したのです。この提携は2001年9月にナムコとセガが締結した"アミューズメント事業分野における包括業務提携"を出発点に、任天堂が参加、協力することで、より具体的な形になったものです。
任天堂、セガ、ナムコの業務提携のおもな目的 |
1、業務用ビデオゲーム市場の拡大 |
2、コストパフォーマンスの高い業務用ビデオゲームソフトウェア開発環境の創出 |
3、家庭とアミューズメント施設を結びつけた、遊びを広げるまったく新しいゲームシステムの提案 |
共同開発されるトライフォースは、ニンテンドーゲームキューブのアーキテクチャ(コンピューターを構成する機能や技術の集まり)が応用されているグラフィックボード。すでにみなさんご存じのとおり、このあとセガが『F-ZERO』を、ナムコが『スターフォックス』をトライフォースで開発することをそれぞれ発表しました。ちなみに『F-ZERO』は2003年1月から各地で開催される次世代ワールドホビーフェアでプレイアブル出展される予定ですから、開発は順調に進行しているみたいですね。アーケード版とゲームキューブ版がどのような形で連動するのか、早く遊んでみたい!
〜新人記者Iが選ぶ2002年2月の注目ニュースその3
そして2月22日、Xboxが満を持して発売されました。都内のSHIBUYA TSUTAYAでXbox発売記念カウントダウンイベントが行われたのですが、このときはマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が来日したんですよね〜。とにかくたくさんの報道陣が駆けつけて、会場は大混雑状態。長い長い行列もできていて、大盛り上がりだったんです。ちなみにXboxは、発売1週目で約13万台を販売。なかなか順調なスタートを切りました。
▲ビル・ゲイツが渋谷に登場! 道行く人に声を掛けるなど、街中をXbox一色に染め上げたぞ。 |
▲新宿や秋葉原、池袋も軒並み行列が発生! このときは盛り上がりました。 |
●ゲーム業界総集編(3月)
3月のおもなニュースは下のとおり。注目はやっぱりあれ、ですよね。
ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年3月) |
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6日 |
カプコンが"ブレインスポーツ"構想を発表 |
7日 |
Xbox用ソフトに傷がつく問題でマイクロソフトが対応を発表 |
8日 |
スクウェア、任天堂ハードへのソフト供給を明らかに |
28日 |
『キングダム ハーツ』、『鉄拳4』など大作ソフト発売ラッシュ |
28日 |
任天堂が"トライフォース"の展開を発表 |
30日 |
セガがGame Jam2を開催 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年3月の注目ニュース
そうです、スクウェアが任天堂ハードにソフトを供給することを明らかにしたのです。編集部にも衝撃が走りましたね〜。先輩記者が任天堂、スクウェアに電話をかけまくっていたことを思い出します、スクウェアが任天堂ハードでソフトを発売するのは約6年ぶりのこと。ここ数年はプレイステーションとプレイステーション2が同社のメインプラットフォームでしたからとにかく驚きました。で、スクウェアはこの報道を受けて、『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』、『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』、『チョコボランド』などの発売を発表。
来年春にはゲームキューブ用ソフト『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』が登場します。ゲームキューブとゲームボーイアドバンスを連動させる『FF』シリーズの新しい形、どんなゲームになっているのか楽しみです。
▲ゲームボーイアドバンスとの連動が可能なゲームキューブ用ソフト『ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル』。 |
▲2003年2月14日に発売予定の『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』。 |
●ゲーム業界総集編(4月)
4月になるとゲーム業界は少し落ち着いた感じに。ハード関連のビッグニュースはありませんでした。でも、ひとつ要注目ニュースが……。
ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年4月) |
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3日 |
チュンソフトが『かまいたちの夜2』発表 |
18日 |
Xboxが欧州で約20000円値下げ。35000円に |
25日 |
中古ソフト裁判に判決! |
〜新人記者Iが選ぶ2002年4月の注目ニュース
`98年からじつに4年間、法廷で争われていた中古ソフト問題。この最高裁の判決が下されたのです。"ゲームの中古ソフトに頒布権はあるのか!?"を争点に、'99年の東京、大阪両地裁、そして2001年の東京、大阪両高裁の判決を経て、ついに下された判決は……東京、大阪両裁判とも原告であるメーカー側の上告を棄却! 販売店側の勝訴となったのです。この判決を受けての販売店側とメーカー側のコメントは下記のとおりです。僕もせっかくの機会ですから、しっかり復習してみます!
販売店側のコメント |
メーカー側のコメント |
私たちのかねてよりの主張が認められました。裁判中も中古サービスを利用し続け、私たちに絶えることのない暖かい支援の声をかけてくださったユーザーの皆様に心より御礼申し上げます。約1800店のARTS加盟店の皆様からの物心両面にわたる献身的支援なくしてこの裁判を闘い続けることはできなかったでしょう。深い感謝をこめて、この勝利を報告したいと思います。今度は、関係するハードメーカー、ソフトメーカー、業界団体の皆様が私たちとの正常な関係構築に向け誠意を示して頂く事を期待します。一部の販売店がメーカー側に、中古ソフト販売の利益の一部を還元していることについて、我々は5年前から、メーカー、クリエーターのための基金として利益の一部を還元する、という提案をしてきました。メーカー側が不自然な流通を見なおして、話し合いの席についてくれれば前に進めるのではないか、と思っています。 (ARTSの代表理事でありゲーム販売チェーン"わんぱくこぞう"を運営する株式会社アクト代表である新谷雄二氏のコメント) |
最高裁第一小法廷において、いわゆる"中古ゲームソフト訴訟"の判決言い渡しが行われました。結果として、私どもゲームソフト制作会社の主張が退けられる結果となったのはたいへん残念です。ゲームソフトという新しいデジタル著作物については、ゲームソフトの映像が映画の著作物に該当するとの判決の蓄積があり、一般的には、著作権法の文理どおり映画の著作物には消尽しない頒布権が認められると認識されていました。このような状況の中で、私どもは、ゲームソフトの適切な流通のあり方についての問題提起として訴訟を提起し、中古流通においてもゲームソフト制作者の権利が及ぶという主張をしてきました。しかしながら裁判所は、頒布権のうち譲渡についての権利は消尽すると判断したものと理解しています。今回の判決により、デジタルコンテンツの中核ともいえるゲームソフトの著作権保護について現行法が対応できていないことが明らかになったといえます。そこでデジタルネットワーク時代に合った新たなルールづくりをゲームソフト産業界が率先して行い、それを元に法制度を早急に整える必要があるものと考えます。 (コンピュータソフトウェア著作権協会が記者会見を実施。同協会の専務理事、久保田裕氏) |
この判決で、販売店側は、「メーカー側がソフトの返品を認めるなどの流通改正を行うならば、"中古ソフト販売の売上の一部を還元"することも考えられる」として、メーカー側と積極的に話し合う姿勢を見せました。一方のメーカー側は、「ゲームソフトの著作権保護について現行法が対応できていない」として、新しいルール作りを提唱しています。ひとりのゲームユーザーとして、今後両者がいま以上に歩み寄って、よりよい環境が生まれることを願います!
●ゲーム業界総集編(5月)
プレイステーション2初のオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXI』が発売された5月。4月と比べると、かなり多くのニュースが飛び交いました。やっぱり注目はE3と本体価格でしたよね。
ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年5月) |
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7日 |
デジキューブとカルチュア・コンビニエンス・クラブが |
8日 |
ナムコと任天堂が家庭用ゲームソフト事業で業務提携 |
10日 |
プレイステーション2が全世界で |
14日 |
CESAが無許諾中古ソフト売買禁止に関する |
16日 |
プレイステーション2が29800円からオープン価格に |
16日 |
『ファイナルファンタジーXI』発売 |
22日 |
E3をまえに任天堂、SCEが現地で発表会を開催 |
22日 |
Xboxが34800円から24800円に値下げ |
23日 |
アメリカ・ロサンゼルスでE3開催 |
29日 |
日本テレビゲーム商業組合が活動計画について会見 |
31日 |
任天堂新社長に岩田聡氏が就任 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年5月の注目ニュースその1
1月28日にゲームボーイアドバンスが9800円から8800円に値下げして以来、国内のハード価格競争は冷戦状態でした。が、5月に入り、ハードの価格に変動が起こり始めました。全世界で3000万台の累計出荷本数を記録したプレイステーション2が、29800円からオープン価格に移行。これに皮切りに各ハードがこぞって本体価格の値下げを行ったのです(下記表参照)。でも、なぜこのタイミングで? 僕はそう不思議に思ったのですが、じつは大きな理由があったんですよね。それがあのビックイベントでした。
5月以降の各ハードの価格変動 |
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機種 |
価格変更日 |
本体価格 |
プレイステーション2 |
5月16日 |
29800円→オープン価格 |
Xbox |
5月22日 |
34800円→24800円 |
ワンダースワン |
6月1日 |
6800円→4800円 |
ニンテンドーゲームキューブ |
6月3日 |
25000円→19800円 |
〜新人記者Iが選ぶ5月の注目ニュースその2
そうです。各ハードが一斉値下げした理由はこの世界最大規模のゲームイベント"E3"だったんです。E3は世界中のゲームファンが注目するビッグイベント。話題性がバツグンなだけに、毎年、E3ではビッグニュースが飛び交います。で、今年は各ハードの値下げが相次いだって わけですね。ちなみにE3会場で注目を集めていたのはなんといっても任天堂ブースでした。今年はニンテンドーゲームキューブとゲームボーイアドバンスの新作ソフトが多数登場。『スーパーマリオサンシャイン』に『ゼルダの風のタクト』、さらにアドバンス用ソフトの『The Legend of Zelda』などなどビッグタイトルが勢ぞろい。同社のブースは大混雑で大盛況だった……と先輩記者が言っていました(僕は行ってないのです)。ゲームショウ以上の規模みたいですから、一度、行ってみたいですね〜。
●ゲーム業界総集編(6月)
この月は任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトの3大ハードメーカーにそれぞれ動きがありました。おもなニュースはこちらです。
ゲーム業界のおもな出来事一覧(2002年6月) |
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1日 |
ワンダースワンが6800円から4800円に値下げ |
3日 |
ニンテンドーゲームキューブが25000円から19800円に値下げ |
6日 |
CERO(ゲーム内の表現を社会常識的に審査して、そのゲームの対象年齢を区分する団体)設立 |
6日 |
PlayStation Awards 2002が開催 |
6日 |
任天堂が経営方針説明会を開催 |
11日 |
Xbox Conference 2002 Summerが開催 |
14日 |
ACCS通常総会で中古ソフト問題見解 |
18日 |
『ワールドサッカーウイニングイレブン6』の出荷本数が100万本突破 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年6月の注目ニュースその1
6月6日には、毎年恒例のソニー・コンピュータエンタテインメント主催によるPlayStation Awards 2002が開催。このイベントは50万本以上の販売本数を記録したプレイステーション用ソフトを表彰するもので、今年はスクウェアのプレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジーX』が、"ダブルプラチナプライズ"(出荷本数200万本以上)と、今回のPlayStation Awardsから新設されたユーザーや販売店の投票をもとに選ばれる"プレイステーション グランプリ"をダブルで受賞。そのほか"プラチナプライズ"(出荷本数100万本以上)に、プレイステーション2用ソフト『鬼武者2』、『みんなのGOLF3』、プレイステーション用ソフト『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』が受賞しました。
▲ふたつの賞を受賞した『ファイナルファンタジーX』。今年の10月には続編『ファイナルファンタジーX-2』の発売も明らかになりました。 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年6月の注目ニュースその2
同じく6月6日、任天堂は都内で、経営方針説明会を開催しました。5月31日付けで岩田聡氏が同社の取締役社長に就任。宮本茂氏をはじめとする6人の取締役陣による集団指導体制に移行することを発表しました。
任天堂の今後の経営方針についての岩田氏のおもなコメント |
これまでと同様に、ソフト重視路線は変わりません。世の中にはハード体質とソフト体質の企業があって、任天堂はソフト体質の企業。ハード体質の企業は実用的な生活必需品を作っていますから、そこに共通の軸があって、その軸の中で競争をしています。我々が扱っているのは娯楽商品で、お客様に驚いてもらったり、楽しんでもらうための商品を作っている。世の中の主流になっているハード路線に巻き込まれないよう、(前社長の)山内が推し進めてきたこの路線を継承していきます。今後は集団指導体制に以降していきますから、これまで山内がひとりで行ってきた意思決定を6人で決めていくことになります。(岩田) |
そのほか、説明会ではオンラインビジネスに関する見解やソフトの低価格化に対する危惧感、『ポケットモンスター』の今後など、任天堂が考えるゲーム業界の現状と今後の方針についても説明が行われました。その『ポケットモンスター』のゲームボーイアドバンス版最新作『ルビー・サファイア』は現在大ヒット中。発売から約1ヵ月で販売本数200万本を突破していますね。そうそう、このとき岩田氏は、ゲームボーイアドバンスの改良版の発売についても示唆していました。あれはどうなったんでしょう? もしかすると2003年に動きがあるかもしれませんね。
▲山内溥氏は取締役相談役になり、岩田聡氏が新社長に就任。山内前社長も元気にコメントしていたのが印象的です。 |
▲200万本以上の販売本数を記録した『ポケットモンスタールビー・サファイア』。どれだけ売れるのか興味深いね。 |
〜新人記者Iが選ぶ2002年6月の注目ニュースその3
マイクロソフトは6月11日、"Xbox Conference 2002 Summer"を開催。Xbox用オンラインサービス"Xbox Live"の日本での展開を発表しました。Xbox LiveスタータキットにはセガのオンラインRPG『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』が同梱されることが発表されましたね。発表会には、同ソフトを開発しているソニックチームの中裕司氏が登場して、Xbox版ならではのボイスチャットについて、「これはブロードバンドだからこそ実現できた機能。現在は機械的な声など、4種類の声色を切り替えながらボイスチャットが楽しめます」とコメント。さらに、マイクロソフトの小出雅弘氏とともにXbox版『ファンタシースターオンライン』を実演。ボイスチャットをしながらゲームをプレイして会場を大いに沸かせました。ちなみに現在、XboxLiveはβテスト期間中。本サービスは2003年1月16日から始まります。僕も第11回目のコラムで実際にプレイしましたが、ボイスチャットには新鮮な驚きを覚えました。多数のゲームファンの人たちに、このXbox Liveを体験してほしいですね〜。
▲中氏が『PSO』を実演しました。すでの同ソフトの開発度は100パーセント。βテストで連日連夜、プレイしている人も多いことでしょう。 |
●2002年上半期を振り返って
というわけで今週は2002年ゲーム業界総集編の上半期を書きました。このコラムを読んで、ちょっとでも今年のゲーム業界の流れを把握していただけたらうれしいです。さて、みなさんは上半期でどのニュースがいちばん印象に残っていますか? 僕はやはり中古ソフト裁判ですね。上司や諸先輩と中古ソフト問題の最高裁判決の取材をしましたが、とにかく内容が難しかったという印象です。その当時僕は取材経験が皆無に等しく、それに輪を掛けて難しい裁判のネタ。何を取材してよいのやらとオロオロしていたのを覚えていますね。それかメーカーでは任天堂が精力的に動いたと思います。岩田新社長の誕生にゲームメーカーとのコラボレーション、とくにスクウェアと任天堂のニュースは衝撃的でした。2002年は上半期から話題満載だったってわけです。でもゲーム業界は流れが速いからですから、これらの話題もひと昔まえのもののようにも感じられますね(僕だけでしょうか?)。さあ、いよいよ来週は2002年下半期のゲーム業界をまとめます。きっと今回のように長いコラムになってしまうと思いますが、ぜひお楽しみに!
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