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世界初! 『メタルギア ソリッド 4』の実機プレイ公開
【PLAYSTATION PREMIERE 2007 リポート】

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●実機プレイで新要素が続々判明! グラビア雑誌もページ数増


▲ゲームファンから熱い視線が注がれる小島監督。
 

 『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・パトリオット』のプレゼンに登場したのは、もちろんKONAMIの小島秀夫監督。なんと世界で初めて実機プレイが公開された。
 

 ゲームは、スネークが中東のとある場所、A国の傭兵とB国の民兵が戦闘を繰り広げている戦場に降り立ったところから始まった。『メタルギア ソリッド』で見つからないようにする、というのは基本中の基本。以前から発表されている触ったものにカムフラージュできる”オクトカム”ではなく、銅像に変化できる”スタチューカム”を利用するシーンや、柔道の四方固めのようなCQC(近距離を意識した最新の白兵戦闘技術)をくり出すシーン、敵兵をホールドアップさせてボディーチェックしてアイテムをもぎ取るシーン、ソリッドアイを使って遠方の敵を狙撃するシーンなど、新要素がデモプレイでつぎつぎと明らかに。このほかにも以下のようなアクションが印象に残った。


・オクトカムを使いながら死んだふりができる
・しゃくとり虫のような腰を大きく使ったほふく前進
・敵の武器を奪える
・アクションとして寝たまま左右にゴロゴロ転がることができる
・電流が流れるスタンナイフで敵を気絶させることができる
・段ボールのようにドラム缶をかぶって敵を欺ける。小島監督曰く「段ボールより強いので安全」とのこと
・ドラム缶で転がりすぎるとスネークが気持ち悪くなって吐いてしまう
・その気持ち悪さを払拭するためにはグラビア雑誌(以前よりページ数が増えた!)を観ればいい。自分でページがめくれるようになって、敵兵に使うこともできる
・肩越しの視点にも変更できる
・FPS(ファーストパーソンシューティング)の視点でもプレイ可能。銃口は6軸検出システムで直感的に動かせる
・ゴミ箱に長く隠れると臭いがついて、敵に見つかりやすくなる
・コントローラーを振ると、オクトカムを外すことができる
・サポートメカ、メタルギア マークIIを動かしているスネークの手にはプレイステーション3コントローラー
・メタルギア マークIIはステルス仕様なので敵に見つかりにくい
・仰向けのままトルネードを投げられる


 小島監督らしい、思わずニヤリとしてしまう仕様にどうしても目を奪われがちだが、戦場のシーンは、歩を進めるのが怖くなってしまうほどの緊迫感。ライフルの乾いた音が四方八方から鳴り響き、RPG(携行用対戦車兵器)の爆発音が時折聞こえ、民兵たちの必死な声が飛び交う……まさにココは戦場。生々しいほどの迫力で描かれる。今回公開されたほんの序盤ということだが、今作のコンセプト”戦場に潜入”はかなり手強いものとなりそうだ。


 『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』の最新トレーラーといっしょに、PSP用ソフト『メタルギア ソリッド ポータブル オプス +』も初披露された。新たなステージ、キャラクターなどを追加し、新シングルプレイモード”インフィニティミッション”も楽しめる拡張パックとなる。初心者でも安心してプレイできる内容になっているとか。 


 なお、『メタルギア オンライン』の最新作もプレイステーション3で開発中とのこと。来週7月24日に行われるイベント”METAL GEAR 20th ANNIVERSARY Party”で実機のプレゼンが行われるという。

 

▲ゲームの目的はリキッド・オセロットの暗殺?
 

▲雷電とヴァンプの因縁の戦い。目にも止まらぬ攻防には美しささえも感じる。
 

▲スネークアイは遠方を見たり、サーマル機能が搭載されていたりとかなり役立ちそう。

 

 

▲こちらは『メタルギア ソリッド ポータブル オプス +』。新型PSPと同じ9月20日に発売される予定だ。

 

※小島プロダクションの公式サイトはこちら

※最新トレーラーはこちら

 

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