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見どころはすべて! ”EXTRA 〜HYPER GAME MUSIC EVENT 2007〜”詳報!

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●大興奮のライブイベントを余すとこなくお届け!
 

 ”ゲームミュージック・コンポーザーを招き、ゲームミュージックを大音量で楽しもう!”がテーマの、一大ゲームミュージックイベント”EXTRA 〜HYPER GAME MUSIC EVENT 2007〜”が2007年7月7日に都内で開催された。イベントの概要については、先日速報でお伝えしたが、今回は各ステージの模様を数多くの写真とともにお伝えするぞ。


 イベント冒頭を飾ったのは、元祖アキバ系アイドル”momo-i”こと桃井はるこが歌う『きみはホエホエむすめ』(『アイドル八犬伝』より)。ファミコンを彷彿とさせる”8ビットサウンド”が流れると会場からは大きな歓声が沸き起こり、来場者のボルテージはいきなり最高潮! 続く『すすめボコスカ』(『ボコスカウォーズ』より)では、ゲームの制作者であるラショウ氏とのデュエットが実現。「すすめ、すすめ、ものども〜」という力強い歌詞とともに、一大ゲームミュージックイベントが幕を開けた。

 

▲『すすめボコスカ』は「ある意味国家!」とmomo-i(左)。ラショウ氏(右)は歌詞カードを見ながらの熱唱で、「作詞作曲をした人がカードを見ながら歌っていいものでしょうか?」と恥ずかしそうに語った。


 『メタルギア ソリッド』シリーズのサウンドを手掛ける日比野則彦氏と、『サイレントヒル』シリーズのサウンドを手掛ける山岡晃氏のステージには、特別ゲストとして歌手の小柳ゆきが登場。『Snake Eater』(『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』より)と、日比野氏が作詞作曲した『Prelude to Suicide』を熱唱。ジャズ風にアレンジされた『Snake Eater』と小柳の強く伸びのある歌声は相性抜群で、会場はゆったりとした大人っぽい空気に包み込まれた。もうひとつの『Prelude to Suicide』は、”自殺への前奏曲”というタイトルどおり、どこか悲しげな雰囲気を携えたバラード曲。

 

▲賑やかで楽しい桃井のステージから一転、日比野氏と山岡氏のステージはジャズのクラブを思わせる落ち着いた雰囲気のものに。

 

▲日比野氏(左)はサックスを、山岡氏(右)はギターをそれぞれ生演奏。

 

▲熱のこもった小柳ゆきの熱唱に会場は酔いしれた。

 

▲じつはゲームが大好きという小柳ゆき。今回のコラボレーションはそれを聞きつけた日比野氏からの誘いで実現したとのこと。ちなみに小柳は『メタルギア』シリーズはプレイしたが、「なかなかクリアーできなくて……人がやるのを一生懸命見てました」とのこと。


 そして、続く3つ目のLIVE STAGEに登場したのは、セガが誇るサウンドチーム”[H.]”! 『アフターバーナー リミックス』、『カルテット』、『ハングオン 愛のテーマ』、『Last Wave』と往年のセガファンにはたまらない楽曲が怒涛の勢いで演奏され会場が揺れんばかりの盛り上がりを見せた。ライブで演奏するのは始めてという、『デイトナUSA』の楽曲『Let's Go Away』も披露され、大盛況のまま”[H.]”のステージは幕を閉じた。

 

▲”Hiro師匠”こと川口博史氏率いる[H.]の登場に、ゲームファンは大熱狂!

 

▲Hiro師匠のキーボードから、アーケードのミュージックシーンを彩った数々の名曲が演奏された。

 

▲ベース兼ボーカルの光吉猛修氏は始め「僕らのこと分からない人もいるんじゃないかな」と心配したが、曲が始まればそんなことはおかまいなしに大暴れ! ラストの『Let's Go Away』ではベースをマイクに持ち替え情熱的な歌声を披露。


 映像から演奏まですべてをひとりでこなすという手作り感溢れる松前公高氏のステージと、爽やかなギターサウンドで来場者を沸かした”古川もとあき with VOYAGER”ステージに続いて登場したのは、全ゲームミュージックファンお待ちかねのあの人。『ロマンシング サガ』シリーズを始め、さまざまななゲームで数えきれないほどの名曲を残している”イトケン”こと伊藤賢治氏だ。
 

▲映像から演奏まですべてをひとりでこなした松前公高氏。演奏されたのは”開発メーカーもタイトルも決まっていない"ゲーム音楽。完全なオリジナル曲ということで、松前氏は演奏まえ会場に向けて「誰か使ってください(笑)」とお願していたのだ。

 

▲古川氏はVOYAGERとともに、爽やかなギターサウンド4曲を披露した。

 

▲スクリーンに伊藤氏の名前が映し出されただけで、会場から割れんばかりの大歓声が巻き起こった。

 

 『カルドセプト サーガ』のオープニングテーマ『The Road to SAGA』でステージはスタート。演奏形態は伊藤氏のキーボードのほか、アコースティックギター、エレキギター、エレキベース、パーカッションという組み合わせ。ドラムの代わりに使用されたパーカッションが伊藤氏の軽快ながらどこか哀愁を感じさせる楽曲と見事にマッチ。スクリーンにはゲーム画面を利用した映像が上映され、冒険の始まりを予感させる楽曲を演出していた。2曲目は、こちらも同じく『カルドセプト サーガ』から『The Phoenixion』。伊藤氏がひとりひとりメンバーを紹介しながらそのまま演奏に突入するという、ジャムセッションのようなノリで演奏されたこの曲にはボイスパフォーマーの岸川恭子氏が登場。日本人離れした野太いシャウトを披露した。『愚者の舞』(『聖剣伝説4』より)を挟んで、最後に演奏されたのは『ロマンシング サガ -ミンストレルソング』屈指の名曲という呼び声も高い『熱情の律動』。会場とステージが一体になった素晴らしい演奏と歌は、イベント全体を通じてもトップクラスのパフォーマンスとなった。

 

▲伊藤氏の作り上げる白熱のライブステージで、EXTRAはさらに盛り上がる!

 

▲パーカッションの工藤げんた氏(左)と、ボイスパフォーマーの岸川氏(右)が伊藤氏の無国籍なサウンドに華を添える。

 

▲演奏者たちと来場者を煽り、終始ステージをリードしていた伊藤氏。演奏終了後には「Wiiで発売される『大乱闘スマッシュブラザーズX』には僕も参加しているので、ぜひ買ってくださいね」とちゃっかりと自身のPRをする一幕も。


 伊藤氏の情熱的なライブのあとは、『イース』や『アクトレイザー』などの楽曲を手掛けた古代祐三氏による、リラックスした雰囲気のステージが展開。優しい旋律のピアノソロを2曲演奏したほか、女性ボーカリストのFlairを招き『ナムコ クロス カプコン』から『素晴らしき新世界』と『いつかきっと、月光の下で』を披露した。
 

▲ピアノソロで『世界樹の迷宮』の楽曲を披露した古代氏。

 

▲Flairとの競演では楽器をピアノからギターに持ち替え、見事な腕前を披露。


  

▲大トリを務めるのは、黒装束姿がよく似合う植松氏!

 一大ゲームミュージックイベントのトリを務めたのは、植松伸夫氏率いる”THE BLACK MAGES”。6時間という長丁場にやや疲れ気味だった来場者も、1曲目『最後の闘い』(『ファイナルファンタジーIV』より)の演奏が始まった瞬間に元気を取り戻して大盛り上がり。「みんな2時からずっといて疲れたでしょ? でも俺はリハーサルがあって9時に会場入りしたからね」と来場者に負けないタフガイぶりをアピールしながら、『更に闘う者達』(『ファイナルファンタジーVII』より)、『Maybe I`m a Lion』(『ファイナルファンタジーVIIII』より)を爆音で披露。曲の途中では「始めからずっと見てたけど、ジャズっぽいものあり、ロックもあり、テクノもありで、こうゆうのは飽きなくていいね」と今回のイベントを総括。また、「毎年夏にデッカイゲーム音楽のイベントが開かれて、世界中のゲーム音楽ファンが集まるような、そんな催しがいつかできるといいなあと思いますよ」と今後の展開についても語った。次回開催を予感させる発言を残した植松氏から来場者への最後のプレゼントは『ビッグブリッジの死闘(Clash on the Big Bridge)』(『ファイナルファンタジーV』より)。グイグイと全体をリードする植松氏のキーボードに、エレキギターの音色が絡みつくように重なるアップテンポな楽曲で七夕の夜に実現した一夜限りの夢の宴は幕を閉じた。

▲イベントの最後は轟音ギターで奏でられる珠玉の『ファイナルファンタジー』サウンド!

 

▲イベントの最後を飾ったのは植松氏のキーボード捌きが冴えわたる『ビッグブリッヂの死闘』。

 

▲植松氏は「近い将来きっとデッカイゲーム音楽のイベントはできると思うよ」と、来場者たちに再開を誓いステージをあとにした。


 なお、”EXTRA 〜HYPER GAME MUSIC EVENT 2007〜”では生演奏によるステージのほかに、DJプレイによるステージも行われた。踊れるゲームミュージックで、巨大なダンスホールと化した会場の模様を写真でレポートするぞ。
 

ゲームミュージックのダンスホール! ”DJ  Stage”

BETTA FLASH

▲『戦場の狼』、『大魔界村』などの楽曲をDJプレイ。ステージ後半では美しい歌声も披露したのだ。

田中宏和氏

▲『レッキングクルー』、『ドクターマリオ』など任天堂作品の楽曲を大胆にアレンジ。打ち込みのリズムにピコピコした電子音が重なるサウンドで来場者を盛り上げた。

大久保博氏

▲「今日は存分に踊っていってください!」という掛け声とともに、怒涛のDJプレイを披露。スクリーンに映しだされる幻想的な映像も見ものだった。

崎元仁氏×並木学氏×岩田匡治氏×金田充弘氏

▲ベイシスケイプ所属の4人はおそろいの白衣姿で登場。一列に並んで代わる代わるプレイしていくスタイルを披露した。

細江慎治氏

▲DJステージのラストは細江慎治氏。『ドラゴンバスター』、『ドルアーガの塔』、『源平討魔伝』、『ゼビウス』などの楽曲を途切れることなくプレイ。


※EXTRA 〜HYPER GAME MUSIC EVENT 2007〜の公式サイトはこちら
 

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