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”ルーンエンジェル隊サードコンサート”の詳細をレポート!

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●ファンとルーンエンジェル隊メンバーがいっしょに作り上げたコンサート!
 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

 

 2007年10月18日にプレイステーション2でシリーズ第2弾が発売される『ギャラクシーエンジェルII』。アニメ化もされている同作品のヒロイン、ルーンエンジェル隊(稲村優奈、花村怜美、明坂聡美、平野綾、中山恵里奈)のコンサート、”ルーンエンジェル隊サードコンサート”が、2007年5月20日に、東京の日本青年会館大ホールにて開催されたぞ。

 ルーンエンジェル隊にとっては3回目のコンサート、そしてこれまでゲストとしてステージを盛り上げてきた、佐藤ひろ美がプロデュースを務めるとあって、その内容に多くの期待と注目が集まった。もちろんルーンエンジェル隊のメンバーはその期待を裏切ることなく、大いにファンを盛り上げ、コンサートは大成功となった。今回は、以前に速報として掲載した内容よりも写真点数を多くして、このコンサートの内容をより詳しくお届けしていくぞ。
 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

スクリーンに5人の姿が映し出されると、会場のファンがみんなSTAND UPして、イエーイてなもんです。


 まずは、ルーンエンジェル隊の5人による『メリーゴーランド宇宙』でコンサートは盛大に開幕! 1曲目から出演者も会場もパワー全開でステージを盛り上げる! 『メリーゴーランド宇宙』が終了すると、ルーンエンジェル隊のメンバー5人のソロ曲へ。まずはアプリコット役・稲村優奈の『れっつアプリコット体操』。その後は、ナノナノ・プディング役・明坂聡美の『ナノナノなのダンス』、カルーア/テキーラ・マジョラム役・平野綾の『忘れましょうねヤヤヤヤヤン♪』、リリィ・C・シャーベット役・中山恵里奈の『コスモスより愛を込めて』、アニス・アジート役・花村怜美の『FIGHT-FIGHTが止まらない』が続く。
 ここでは5人の衣装とダンスに注目が寄せられる。5人の衣装は、それぞれがどんな衣装を着たいかを、プロデュースを務める佐藤ひろ美に伝え、スタッフとともに作り上げていったもの。それぞれの個性を活かした衣装に身を包み、そしだバックダンサーを従えてのダンスも披露して、元気いっぱいに歌う姿が印象的だった。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

稲村優奈の衣装は、”アイドルっぽい衣装”というのがコンセプトになっている。フリフリのかわいらしい衣装に身を包み、バックダンサーを従えて『れっつアプリコット体操』を披露した。

「メールでいっぱい衣装の案が送られてきた」(佐藤)とプロデューサーの佐藤ひろ美が語るほど、さまざまな案を出したという明坂聡美。かぼちゃパンツの中にはブルマーを履き、黄色のニーソックスでかわいくキメていたぞ。

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

佐藤ひろ美に「スタイルが抜群なので、裸で出てもいいんじゃないかと(笑)」と言わしめた平野綾。そのスタイルを活かしたキレイなシルエットに、ロックっぽいテイストを加えた衣装がコンセプトなのだとか。

中山恵里奈は、事前の打ち合わせで「こういう衣装が着たい」というイメージを絵で描いて提出。それがそのまま採用されているとのこと。ボーイッシュな服装に赤のネクタイで華麗にキメている。

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

花村怜美からのオーダーは「カチっとした洋服」。これをどう料理するか悩んだ佐藤ひろ美は、ウェスタンブーツにテンガロンハットという衣装を選択。さらに佐藤所有のギターでカッコよくコーディネートした。

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

MCも元気いっぱいなルーンエンジェル隊。勢いは止まらない。


 続いて、ルーンエンジェル隊5人が、新曲『えんじぇる式じんせー論』、『つれづれなるマンマでる〜ん』、『やめてメテオ』を披露。色とりどりの扇子を使ったダンスを披露するなどして会場を沸かせていたぞ。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ルーンエンジェル隊サードコンサート

新曲の『やめてメテオ』では、扇子を使った華麗な舞いで会場を魅了した。


 新曲3曲を歌い終わると、カズヤ・シラナミ役の小田久史が登場! ルーンエンジェル隊のみんなと、インターネットラジオ『ピャパプピーペンピェぷ〜ん』の名物コーナー”うたう〜ん! エンジェル隊!”を生で実演することに。このコーナーは、リスナーから歌詞を募集して、エンジェル隊のみんなが歌うというもの。そのスペシャルゲストとして、『ギャラクシーエンジェル』シリーズでミルフィーユ・桜葉役を務める新谷良子も登場し、さらに会場を盛り上げる。同コーナーでは、リスナーによる罠か、はたまた制作スタッフによる罠か、新谷良子が一発芸をすることになり、「ルーンとは違うのだよ、ルーンとは!」とラ●バ・ラルばりの名セリフを残した。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

小田久史はカズヤ・シラナミのコスプレをして登場。作中の役柄同様に、コーナーをしっかりとまとめた。

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

ゲストとして登場した新谷良子は、控え室にいるあいだ、プレイステーション・ポータブルで遊んでいたことを小田に暴露されてしまう。遊んでいたソフトは『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T. PORTABLE』。「セイバーガンダムにイザークを乗せている」という濃い話で、会場から笑いを誘った。

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

さらに”うたう〜ん! エンジェル隊!”終了後には、新谷良子が『Eternal Love2007』を披露。


 新谷の歌う『Eternal Love2007』が終わると、ルーンエンジェル隊のメンバーと小田が再び登場。そこで小田が「自分も歌いたい」発言! すると、ルーンエンジェル隊のメンバーもこれを快諾し、小田とルーンエンジェル隊による『羽を休める天使たち』と『ドタ☆バタ☆フィエスタ』が実現した。
 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

作品中では隊長である小田を交えて『羽を休める天使たち』をしっとりと歌い上げる。


 ここで小田が退場し、再びルーンエンジェル隊の5人に戻る。そしてアルバム『NON STOPルーンエンジェル隊』から、新曲の『ロケットラブル・ラブ』と『永遠のFRIENDSHIP』を披露。曲のあとには、5人がそれぞれ大切な仲間であることを語り合うという一幕も。さらに平野が「ここで応援してくれているみんなも大切な仲間だよー!」と会場に声をかけると、会場からも大きな歓声が飛び、ステージと会場に詰め掛けたファンとが一体となっていく。

 コンサートもラストスパート。『GO! GO! ルーンエンジャー』、『ハピスマ・ギャラクシー』と続き、テレビアニメ『ギャラクシーエンジェる〜ん』のオープニング曲『宇宙で恋は☆るるんルーン』で会場のボルテージは最高潮に。ここまですべての曲を全力で歌いきったステージ上の5人、そしてすべての曲で大きな拍手と声援を送った会場のファンとが完全に一体となる。こうしてコンサートは一端閉幕するが、会場からはもちろん「アンコール!」の声が。長い長い、本当にいつまでも鳴り止むことのないアンコールの中、ルーンエンジェル隊の5人が登場。その衣装は、”サードコンサート”のTシャツを5人がそれぞれにカットし、リメイクしたものとなっており、メンバーそれぞれの個性を際立たせていた。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

”ルーンエンジェル隊サードコンサートTシャツ”を思い思いにカッティングしてリメイク!


 アンコールでは、『サヨナラ1分ユメ9分』、『Eternal Love2004』を披露。『Eternal Love2004』の途中では、新谷良子、小田久史、そして本コンサートのプロデュースを務めた佐藤ひろ美も登場して最後の盛り上がりに華を添えた。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

最後まで元気いっぱいに歌いきったルーンエンジェル隊の面々。それに応えた会場のバイタリティーもスゴイ!!

 

ルーンエンジェル隊サードコンサート

『Eternal Love2004』の途中で登場した佐藤ひろ美は、「ルーンのメンバー、1ヵ月間本当にがんばりました。その”がんばり”が出たステージだと思いました。」とコメント。


ステージを終えた直後の
ルーンエンジェル隊の生の声をお届け! 

コンサート終了後に、ルーンエンジェル隊のメンバー5人と、今回のコンサートのプロデュースを務めた佐藤ひろ美がそれぞれにコメントをしてくれたぞ。全力を出し切ったコンサートだけに、ルーンエンジェル隊の面々は疲労困憊だったが、それでも全員が笑顔でコンサートの感想を語ってくれた。

ルーンエンジェル隊サードコンサート

明坂聡美 今回は佐藤ひろ美さんがプロデュースということで、「いままでとどう変わるんだろう」ってすごく期待していました。練習にも毎回毎回来てくださって、私たちの体調を心配してくださったり、たくさんアドバイスをいただきました。とにかくいままででいちばん、力の入った、すばらしいライブになったと思います。

花村怜美 練習のときから、ひろ美さんからいろんなアドバイスをいただきました。「ギターを持ったらカッコいいんじゃない?」っていうアイデアもひろ美さんにもらって。練習時間もすごく楽しく、いい雰囲気で練習をすることができたと思います。当日も、先輩としてステージでの注意とか本当にたくさん言葉をいただきました。本番はひろ美さんやダンスの先生からの言葉を守ろうという気持ちもあり”ながら”、それ以上に会場に来てくださっている皆さんといっしょに楽しめる、そしていっしょに踊ったり歌ったりする楽しさを全面的に出していけるように、ということをいちばんに考えて、楽しく最後までできるようにがんばりました。

稲村優奈 長いあいだ新曲の振り付けをメンバー全員で練習してきました。本番は私も含めてみんな楽しくやれたんじゃないかと思っています。私たち以上に会場の皆さんがすごく楽しんでくれているというのが伝わってきたので、本当にうれしいなという気持ちでいっぱいになりました。ステージもひろ美姉さんが関わってくださったことにより、ファーストやセカンドよりも、さらにコンサートらしいというか、すごく華やかなものになって、私たちもすごく思い出深いものになりました。またこうやって、ステキなステージをたくさんの歌と出会いながら、こなしていけたらいいなと思っています。とにかくいまは、「終わったー!」という、やりきった感でいっぱいです(笑)。本当にありがとうございました。

佐藤ひろ美 これまでファースト、セカンドとゲストとして出演させていただいた中で、彼女たちがもっとたくさん元気に歌って踊って、ファンの方たちが「お腹いっぱい!」、そして「また観たい!」って思ってくれるようなそういうコンサートにならないかなぁと考えていました。でもそれはあくまで個人的な感想だったんです。ところが木谷高明元会長のほうから、「今度のサードコンサートをプロデュースしてみないか?」と言われまして。そのときは、本当にうれしくて、「よしじゃあ、自分が思い描いているコンサート、そしてルーンのみんなが楽しめるコンサート、ファンのみんなが絶対納得のできるコンサートをやりたい」と思いました。ルーンのみんなにもコンサート作りに参加している、という気持ちを持ってもらいたかったので、衣装はみんなの意見も取り入れながら、コーナーもみんなの意見を取り入れて考えました。本当にステキなコンサートに仕上がって、とてもほっとしているし、うれしいです。ルーンエンジェル隊、ひとりひとりのよさも出ていたと思うし、タレントとしての能力の高さ、お芝居はさることなんですけれども、歌とか踊りとか、本当に彼女たちのよさが出たコンサートだったと思います。ルーンエンジェル隊、あと『ギャラクシーエンジェル』というタイトルが、今後広がっていけたらいいな、と思えるようなコンサートになったと思いますし、ファンの方たちもたくさん来ていただいて、応援してくれたので、これからにつなげていけたらいいなと。とにかく5人ががんばったのが本当に拍手もので、もうお母さんはうれしくてしょうがないです(笑)。よくがんばったなと思って、いまも気持ち悪くて、具合が悪くて疲れきっているなかでね、こうやって笑顔で受け答えしてくれているけれども、本当にがんばり屋さんだな5人は、って思います。これからもルーンエンジェル隊、個々を応援していただけたら、そしてルーンエンジェル隊というユニットも応援してもらえたらと思います。

平野 綾 えーっと……もう、言うことなくなるよね(笑)。
全員 (笑)。
平野 それぞれ、本当にこの作品に対しても、自分の役に対しても、このコンサートに対しても本当に思い入れが深いので、頭の中ですごくいろんなことが駆け巡っているんですけれど、言葉で言い表せないでいます。ひろ美姉さんから「いまこう思っているんだ」という最初の構想を聞いたのが、何ヵ月もまえだったので、それを入れるとどれぐらいこの日のためにがんばってきたんだろうって。自分から発信するライブというのを私たちはなかなか経験したことがなかったので、すごくいい経験をさせていただけました。さっきひろ美姉さんが「お母さん」と言っていましたけれど、お母さん目線だったり、お姉さん目線で見てくださっているからこそわかることが、ものすごくあると思うんですよ。しかも私たちのことをすごく信じてくださっているというのがわかったので、ある程度のレベルのものを投げかけられても私たちが必死で応えようとして、「じゃあつぎは何ができる?」ってだんだん高めあっていく姿勢が、このライブのいいところだったんじゃないかなと思っています。それを当日、お客さんの前で練習以上のものを出して、しかもお客さんがノッてくれて、っていう、ずーっとループしているんですけれど、それがすばらしい形を生み出しているなと思って。でもライブのありかたって本当はこうだと思うんです。”5人だからできること”をどういう風に表現していくか、というのが、このライブのテーマだったと思うし、それを120パーセントぐらいの力で出せたと思っています。そのおかげでみんなこんなにボロボロなんですけれど(笑)。ホントにこれが1回だけに止まらず、どんどん続いていけばいいなと、すごく思いますね。やっぱり作品を愛してくださって、私たちのことを応援してくださってっていうファンの皆さまがいるからこそできることだと思うので、これからももっともっと、お互いに高め合っていければいいなと思います。

中山恵里奈 1ヵ月まえのプレミアムコンサートが終わったつぎの週から、新しい曲の振り付けが始まったんですけれど、そのときからみんな必死に曲を覚えたり、振り付けを覚えたり、みずから自分たちを追い込むかのように、必死に練習してきて今日を迎えることができました。やっぱりいままで以上に練習の期間があったということで、ひろ美さんからもホントにいろんなアドバイスをいただいて、ダンスの先生にもひとりひとり直したほうがいいところとか、私たちのために考えてくださって。今日皆さまに発表できて、ホントに満足です。みんないろいろ失敗もしたと思うんですけれど、きっとみんなの心はあれで満足だったという風に一致していると思っています。仲間っていいなと思えるようなコンサートでした。ありがとうございました!
全員 すばらしい締めだ!(笑)

 

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