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街の真ん中で裸ゴルフ!? よゐこプロデュースの新作ゲームの発表会が開催


●よゐこのふたりが、携帯アプリを全面プロデュース!


 ディー・エヌ・エーのケータイサイト"モバゲータウン"で今春より配信される、お笑い芸人のよゐこがプロデュースする新作ゲームの発表会が、2007年5月10日に都内のSHIBUYA109スクエアにて開催された。
 

 "モバゲータウン"とは、2006年の2月にサービスを開始した、1分程度で遊べるゲームとSNS機能が融合したサイトで、2007年4月時点での会員数は約484万人。1日のページビュー数は3億PVを超えるなど、モバイルサイトでは日本最大級のものとなっている。2007年3月23日には、ユーザーが小説や楽曲などを投稿し、それを別のユーザーが共有できる新規コンテンツ"クリエイター"もオープンし、さらに会員数を伸ばしている。新作ゲームの発表に先立って、ステージに上がったディー・エヌ・エー ポータル事業部 モバイルポータブル部部長の畑村匡章氏は、この新規コンテツについて「未来のアーティストが、"モバゲー"から生まれるのではないか、というところで注目してもらいたい」と語った。また、これから配信されるよゐこプロデュースのゲームに関しては「たいへんおもしろいものになっているので、ぜひ利用して頂ければと思います」と自信を伺わせた。
 

 サイト概要の説明が終わったところで、本日の主役である、よゐこの有野晋哉が登場。有野はこの度配信されるすべてのタイトルに"ゲーム開発担当プロデューサー"という肩書きで参加。「こんなゲームおもしろいんじゃないっすかー、ってのを言わしてもらう立場になりまして」と語るとおり、ゲームのコンセプトから、細部の演出に至るまで全面的なプロデュースを行ったとのことだ。
 

▲白衣で登場したよゐこの有野。現在テレビで放映されているモバゲータウンの新CMにも、おなじ衣装で出演している。なお、テレビCMはディー・エヌ・エーの公式サイトで観ることができるぞ。

 

 まず最初に紹介されたのが、2007年3月10日より配信の『よゐこの街ゴルフ』。このゲームは商店街を舞台に、よゐこの濱口優を操作し、空き缶を打ってゴミ箱に入れるというゴルフゲーム。通常のゴルフゲームのように、ショットを重ねてピンに近づけていくというものではなく、ワンパットでホールインワンを狙う内容になっている。有野はゲーム開発の経緯について「サラリーマンの方が、駅とかで傘を持ってゴルフやってたりするじゃないですか。そういうところからヒントを得て作りました」と語った。
 

▲プレイヤーが操作する濱口は、なぜか裸にトランクス一丁という姿。その理由は後ほど濱口本人の口から明らかにされた。ゲームには、一定条件を満たすことで、相方の有野を操作できるようになるなど、やり込み要素も十分。

 

 続いてお披露目されたのが、2007年5月14日から配信となる『よゐこの射的パズル』。「大人が、どこか懐かしくて昔を思い出すゲーム」をコンセプトに作られた本作は、縁日などで見かける射的をモチーフにしたパズルゲームで、ルールはよゐこのふたりを交互に操作して画面内の的を撃ち、同じデザインの的をふたつ以上並べて消していくというもの。有野は「連鎖がどんどんつながることがあって、それが気持ちいいですね。ダラダラやってるとすごくハマりますよ」と語り、シンプルなゲーム内容で止めどきを見失いやすいことを強調した。

 

▲有野が「決して底の浅いゲームではない!」と豪語する『よゐこの射的パズル』。初期装備の銃では、1回につきひとつの的しか撃つことができないが、一定条件を満たす銃がパワーアップ! 1回で複数の的を撃つことができるようになるのだ。なお、登場する的はすべてよゐこのふたりが出したアイデアを元にデザインされたもの。

 

▲よゐこプロデュースゲームの第3弾『大人のゲーム』の開発も発表された。ゲームのテーマは「大人はこういうゲームをするんですよ」で、キャバクラを舞台に、女の子が客のお触りを回避する、もしくはお客が女の子の妨害をくぐり抜けてお触りするという内容のゲームになるとのことだ。

 

▲2007年5月10日から放映されている、"モバゲータウン"の新CMもお披露目された。内容は、有野が持つ"ゲームの頭脳"と濱口が持つ"ギャグの頭脳"を謎の装置で抽出。それを巨大なケータイの画面に映し出すというものだ。


 ここで、いままで姿を見せなかった濱口優が「ゲームセンターCXが売れてるからって、俺を置いていくなやー!」と言いながら登場。この日の濱口は『よゐこの街ゴルフ』と同様、裸にトランクス一丁という姿……と行きたかったところだが、残念ながら裸は会場である渋谷区の条例にひっかかるため肌色の全身タイツにトランクスという格好での登場となった。なんとも言えない濱口の姿に有野は「若手のころを思い出すなぁ」と苦笑していた。司会者からなぜゲーム内で裸なのと問われた濱口は「会議でも裸、裸って言ってましたからね」と返答。すると、ステージ上のモニターで、会議の様子が上映された。映像では確かに「裸で……」を連呼する濱口の姿を確認することができた。
 

▲よほど裸で登場したかったのか、何度も「パンツ一丁になる予定だったんだけどねー」と発言していた。

 

 お笑い芸人らしい軽妙なトークで会場を盛り上げたところで、濱口がゲームのPRとしてリアル『よゐこの街ゴルフ』に挑戦。ステージにはゲームと同じく、空き缶とゴミ箱が設置され、ワンショットでのホールインワンに挑戦した。

 

▲2回挑戦して、結果はどちらも失敗。その後、クラブを変えて再挑戦するもまたもや失敗。周囲の冷ややかな反応に、「18年の芸歴を持ってしても、この場を盛り上げるのは無理です!」とギブアップ宣言をしていた。

 

▲相方の無念を晴らすべく有野もリアル『よゐこの街ゴルフ』に挑戦! しかし、結果は濱口と同じく失敗に終わった。

 

▲ふたりとも失敗という結果に終わり、会場の反応はさきにも増して冷ややか。濱口は「渋谷って静かな街やなぁ……」とコメント。有野も「街の音楽ってこんなによく聞こえるんですね」と悲しげに語っていた。

 

▲イベント終了後に行われた、囲み取材で記者から「ゲームを作ったのは有野さんが中心ですか」と問われると、濱口は「いえ! "よゐこ"プロデュースです! 簡単でなつかしいゲームをやりたい、と言ったり言わなかったり」と自分もプロデュースしたことを強調。この発言を受けて有野は「こういう意見を言ってくれたので、ゲーム開発のハードルが下がって助かりました(笑)」と語っていた。


※ディー・エヌ・エーの公式サイトはこちら
 

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