ファミ通.com 携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

ファミ通媒体メニュー



空前の大接戦! モンハンフェスタ名古屋大会リポート!
モンスターハンターフェスタリポート!

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

 全国のハンターの皆さん、こんにちは。大塚角満です。福岡、大阪ときて、今回は名古屋ですか。だんだん北上してきましたね、モンハンフェスタも! えーっと、名古屋と言うと新幹線の"のぞみ"で東京から1時間40分くらいのところすな。この1時間40分って、なかなか微妙な距離ですね。午前10時からイベントスタートなので、遅くとも9時30分には会場にいたい。会場のポートメッセ名古屋は新幹線の停まる名古屋駅から電車を乗り継いで30分なので、少なくとも午前9時には名古屋に到着している必要がある。となると……。俺は朝の5時に起きればいいわけね。なあんだ、朝の5時かあ^^ なるほどなるほど、5時か5時か。そうですか5時ですか^^ ……って、前泊させてっ! と心の中で強く思ったがそういうわけにもいかず、俺はゴールデンウィーク最後の日となる5月6日の午前5時にきっちり起床して、静かに静かに新幹線で移動したのである。なーんて言いつつ、俺はこのモンハンフェスタ名古屋大会も楽しみで仕方なかったのだ。ここまで福岡、大阪で実際に、大好きなゲームが多くの人に愛されていることを目の当たりにできたことで、俺のモチベーションは右肩上がり状態なのだ。もう5時だろうが3時だろうがいくらでも早起きしてやる! そういう気分だったのです。
 

 というわけで、目を血走らせながらやってきました愛知県名古屋市。目が血走っていたのは多少眠かったのもあるのだが、じつはもうひとつ、理由があるのだ。俺にはモンハンフェスタの取材に向き合ううえでのひとつの野望があって、「名古屋大会でこそそれを実行したい!」と強く強く思っていたのである。それは……パティちゃんといっしょに写真を撮ること! キャー! さてさて、俺の野望は達成されたのでしょうか?


▲どうすかこの行列! 開場まえの段階で約1100人。しかも行列の先頭は前日の夜から並んでいたとか。ハンターの情熱、恐るべし! 

 

 ではその結果を書くまえに(どうでもいいだろうけど……)、モンハンフェスタ名古屋大会の模様を詳しくお伝えしちゃいましょう。くり返しになりますが、福岡、大阪、名古屋、東京、札幌と、全国5都市を舞台にくり広げられるモンハンフェスタの地区大会。"最速、最強ハンター"の称号と、最強の証"レウスヘッドトロフィー"を目指して、全国の「わしらこそ最強のハンターだがや!」(これって名古屋弁になってます?)という強豪たちが熾烈なタイムアタックをくり広げております。名古屋会場からは、タイムアタックの上位3チームが6月10日に秋葉原で行われる全国決勝大会に進出。この狭き門を通過するために、早朝から多数のハンターが会場に駆けつけました。どれくらい駆けつけたのかって言うと……俺が会場に到着したのは予定どおり午前9時30分ごろだったのだが、イベント会場となったポートメッセ名古屋のメイン玄関(?)の扉を開けると、そこにはプレイステーション3の発売日に見たような長大な行列が……。ままま、マジだがや? ……っておかしいな。これってマジでモンハンフェスタの参加者の皆さんで……? としばし呆然となってしまったくらい熱心なファンが大行列を作っている!! なんとその数、9時30分の段階で1100人以上!! 当然ながらこの列はどんどん膨れ上がり、最長時でどれくらいの長さになったのか……。たぶん、ラオシャンロンを10匹つなげた以上の長さになったのは間違いない。つまり10ラオ以上の長さになった、ってことだ。ハンターの皆さんだったら、この表現でどれくらいの人が会場に詰め掛けたのか、だいたいわかるでしょう。行列の長さでいうと、ここまでの地区大会では最長だったかもしれない。それくらい、長かったっす。
 

▲名古屋大会の物販コーナーは、イベントのメイン会場とは別のスペースに展開されていた。それでも大混雑するのはほかの会場といっしょ。やっぱ欲しいもんねえ、モンハングッズ。

▲原画コーナーは名古屋大会でも人気。携帯電話で写真を撮るファンが続出した。こんな貴重な資料が見られるのもこのイベントならではだ。

▲恒例となった来場者参加型ステージイベント、チャレンジクエスト。2頭のティガレックスを8分以内に倒すとレアグッズがもらえると言うことで、参加希望者が続出した。

▲福岡、大阪にも展示されていたが、ここで公開しよう。リオレウスのドロップキックをそのまま固めたかのような巨大なフィギュア。かっちょいい!

 

▲今日のパティちゃん♪ アイルー、俺と代われ!! と、本人を目の前にすると言えぬ俺。


 そんな、本当に多くのハンターたちに見守られながら始まったイベントは、基本的な内容は福岡、大阪大会と同様。でもそこは遊び好きなカプコンと『モンハン』制作チームの面々のこと。随所でその地区なりのアレンジをかませて来場者を大いに楽しませてくれたのである。まず最初に行われたのは、恒例となった"開発スタッフ装備紹介ステージ"。『モンハン』開発陣の中心メンバーである辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、一瀬泰範ディレクター、小嶋慎太郎プランナーが、『モンスターハンターポータブル 2nd』で自分がふだん使っている"マジ装備"を披露するという催しだ。なんとこの名古屋会場では4人が4人とも、これまでの会場で見せてきたのとは違う装備を披露してくれたからたまらない! 今回はここを詳しくリポートしちゃおう。
 

 まず小嶋プランナーは死神を髣髴とさせるデスギアS装備に、なんとガンランスのガンチャリオットを装備!!! これ、まさにいま俺が纏っている装備だ! きっと小嶋さんは俺が会場の片隅で見守っていることを知って、このステキ装備を作ってくれたんだろうと勝手に満足。続いて一瀬ディレクターは、ゴツいゴツいモノブロスS装備を初公開。「見た目重視!」と言いながらも、狩猟笛をメイン武器とする一瀬ディレクターは、スキルに"笛吹き名人"をつけて実用性もしっかりと確保。さすが『2nd』のディレクターって感じでした。そしておつぎは藤岡ディレクター。こちらも男らしいディアブロス装備だ。「ディアブロスはもともと好きで、しかも上位よりも下位の装備の形が好きでコレにしているんです」(藤岡)とのこと。武器はいかついランスの代表格であるダイオーガーで、非常にディアブロス装備とマッチしていた。さて最後は、いつも微妙装備で笑わせてくれる辻本プロデューサー。これまでの会場ではデスギアSを作りきれずに中途半端な格好を披露して笑われていたが、なんと今回も「デスギアを揃えようと思っていたけどぜんぜん揃わないんで、もういいや! ってなりました」という衝撃の前置き。そしてデスギアS、オウビートSが混ざった胴体に、なんとアイルーフェイクをつけるという反則技的な飛び道具をさらして会場は大爆発! 「それもう、デスギアどうこういう問題やないから!」と藤岡ディレクターの突っ込みもどこ吹く風で、辻本プロデューサーはしてやったりの顔をしておりました。

▲辻本プロデューサーがリオレウスに屠り去られる瞬間を、この大観衆が目撃した。「華麗なる敗北だった」なんて、口が裂けても書きませんよ、ふふふ。でも誰かやられるとしたら間違いなく辻本プロデューサーだと俺は確信していた。

 

 でも辻本プロデューサーが笑っていられたのはここまで。装備をさらしたあとは、4人で恒例の討伐クエストに向かうわけだが、今回は「『モンハン』と言えばリオレウス。ってことで上位レウスに行きますか(笑)」という小嶋プランナーの言葉で相手に選ばれたのは上位リオレウス。シリーズを象徴するモンスターとして、『2nd』の上位レウスはかなり猛烈な強さを誇っている。これには下位装備を披露した藤岡ディレクターが「ダイジョブかな……。これ、下位装備なんだけど(苦笑)」と不安顔。しかし小嶋ディレクターの「藤岡さんとレウスは長い付き合いなので大丈夫でしょ」という、何の根拠もない慰めの言葉で、そのまま上位レウス討伐に向かうことになった。スタートするとすぐに、メインスクリーンに辻本プロデューサーの画面が映し出された。なんと場所は森丘マップの"5"のエリアで、いわゆるここは飛竜の巣。弓を持ったアイルーフェイクな辻本プロデューサーのキャラの前で、いきなりレウスが「ドガアアアアア!!!」と咆えました(笑)。これ、つまり"開幕レウス"ってヤツですな。レウスの咆哮に当然のようにひるむ辻本キャラ。思いっきり開幕タックルを食らって体力の半分以上を削られ、これには来場者も大爆笑。なんとか4のエリアに逃げたものの今度はランゴスタにブッチュンブッチュンと刺されまくって瀕死の重傷に。「辻本さん、それレウスじゃないからね(笑)」と藤岡ディレクターが笑いながら指摘するもすっかり辻本ディレクターは余裕をなくし、なんと開始から5分で昇天……。モンハンフェスタ3会場目で、あえなく屍をさらすことになりました。この後も、せっかく落とし穴に落としたレウスに近接キャラの3人が爆弾を設置したのに、思いっきり飛び立ったあとに誤爆するなど辻本プロデューサーは本領を発揮。それでもなんとか10分ほどでレウスを討伐することに成功した。しかし斬れた尻尾を辻本プロデューサーがニコニコしながら剥ごうとするも、ほかの3人が徹底的に妨害♪ けっきょく剥ぐことはかなわず、「ちょっと!!」と辻本プロデューサーは大激怒。しかし3人は「1オチ(倒されること)した罰」と言わんばかりの会心の笑顔を見せるばかりでした(笑)。 


▲毎回、するどい質問で開発陣を追い詰める質問コーナー。今回、ついに"あのセンサー"についての質問が飛んだ。

 

 続いて行われたのは"開発者にズバリ聞きたい! Q&Aコーナー"。俺が(いつ出るかいつ出るか……)と思っていた質問が、ついに4人にぶつけられました。
 

Q.物欲センサーはどうやってつけたの?
 

 これには来場者も大喜び。やはり全国のハンターが、このセンサーには悩まされているようだ。藤岡ディレクターが爆笑しながら「物欲センサー、あると思う人?」と来場者に挙手を求めると、ほとんどの人が手をあげたこともこれを証明していると言えるだろう。この注目の質問にモンハンの顔たちがどう答えたのかと言うと……。
 

藤岡 皆さんが「ある」と思っているのなら、あるのかもしれませんね(苦笑)。

小嶋 心を無にして、「アレは欲しくない」と念じていれば出るかもしれませんよ(笑)。

辻本 ひとつ言えることは、僕らでも欲しい素材は出ない、ってこと(苦笑)。

 と苦しい弁明。開発者でも思うようにならない物欲センサーの強烈さだけは証明される舞台となった。


▲予選を通過した8チームが発表! 稀に見る大接戦に、開発者4人もビックリの様子。

 

 さあ、そしてお待ちかね。名古屋大会の予選通過者が発表された。予選通過チームとタイムはつぎのとおり。


▲ウワサのレウスヘッドトロフィーをアップで。俺も欲しい!

 

 

地区代表決定戦進出チーム(8チームが進出)

順位

チーム名

タイム

1位

スカーレット

1分37秒

2位

藤岡弘、探検隊

1分57秒

3位

ハゲリョス

2分01秒

3位

F.T.C.H

2分03秒

5位

草食の仲間達

2分04秒

6位

にぼし族

2分06秒

7位

ピーヒョロ軍団

2分07秒

8位

ゲリョスとバサラモス

2分08秒

   

 これまでの地区大会で、もっとも均衡したデッドヒート! なんと9位以下も1秒差で続いているという稀に見る接戦で、地区大会決勝の波乱を予感させる結果となった。この、力の差がほとんどない名古屋大会を勝ち抜いたのは……!


▲ついに始まった決勝ステージ。会場に入りきらないほど多くのハンターが熱戦を見守った。

 

地区代表決定戦(3チームが全国決勝大会へ)

順位

チーム名

タイム

使用武器

優勝

F.T.C.H
(動画公開中) 

3分19秒

大剣・ハンマー

2位

スカーレット
(動画公開中) 

3分43秒

片手剣・ハンマー

3位

藤岡弘、探検隊
(動画公開中) 

4分52秒

片手剣・片手剣

4位

ハゲリョス
(動画公開中) 

5分08秒

片手剣・片手剣

5位

ピーヒョロ軍団
(動画公開中) 

5分18秒

大剣・ハンマー

6位

草食の仲間達
(動画公開中) 

6分11秒

片手剣・ハンマー

7位

ゲリョスとバサラモス
(動画公開中) 

6分39秒

ハンマー・ハンマー

8位

にぼし族

(動画公開中)

記録なし

ハンマー・ハンマー

>辻本プロデューサーがお伝えする名古屋大会ダイジェスト動画


 多くのチームが勝負に出て、1オチ、2オチが続発するという壮絶な戦いを制したのは、これまでの地区大会で最速のタイムとなる3分19秒でティガレックスを倒してのけたF.T.C.H! ハンマー、大剣を手に、ハンマーが確実にティガレックスをスタンさせ、そこに攻撃力に優れる大剣が着実にダメージを与えていった。まさにタイムアタックのお手本のような戦いっぷりで圧倒的な実力を披露。これは全国決勝大会も期待できそうだ。ただ今回の決勝は、8チームのタイムにバラつきが見られるのでわかりづらいが、本当に紙一重の接戦だった。1オチ、2オチしたチームも個々の実力は信じられないほどで、ほんの小さな取りこぼしを補うために無理を犯し、失敗したケースばかりだった。大会を解説した4人も、「作戦がハマったチームは本当に速く、それが成されなかったチームはガタガタと崩れてしまう。でも本当に混戦だったと思う」(藤岡)、「非常に作戦を練ってきているのがよくわかりました。それが当たるかどうかの勝負だったと思う」(辻本)、「紙一重。体力が減ったところで回復をするのか、その時間も惜しんで攻撃をするのか……。僕もドキドキしてしまう戦いでした」、「武器の選びかたを見ても、福岡、大阪大会を研究してきていることがよくわかりました」(一瀬)と一流ハンターの戦いっぷりに関心しきり。実際、惜しくも全国大会進出を逃したチームに話を聞いたら「麻痺投げナイフを1発外してしまいました。この失敗がすべてです……」と無念の表情で語ってくれた。練習では2分20秒前後をコンスタントに出せるということだったが、これが1発勝負の恐ろしさ、といったところだろうか。
 

 さて、これがモンハンフェスタ名古屋大会のタイムアタックの結果だが、お待ちかね(?)、俺の勝負はどうだったのか。そう……パティちゃんと写真を撮れたのでしょうか!? 結果は……あえなく惨敗。会場で一瀬ディレクターと談笑していたところにパティちゃんがやってきて、一瀬ディレクターとフレンドリーにお話をしていたのを横目で見ていたのだが、「しゃ、写真を!」のひと言がどうしても言えず……。なんとなく、一瀬ディレクターにも敗北した気分となり、俺は会場をあとにしましたとさ……。……こうなったら東京で勝負だ!! と、タイムアタックを尻目に独自の勝負に挑み続ける大塚角満でした。をわり。

 

▲名古屋大会を制したF.T.C.Hのおふたり。「思っていたよりも緊張したけど、練習のときを超えるベストタイムが出ました。当日参加ができると聞いて来たんですけど、参加してよかった」と勝利の弁。

 

辻本プロデューサー、ここまでの大会を振り返る

名古屋大会で地区大会もひと段落。そこで辻本プロデューサーにこれまでの地区大会を総括してもらいました。

 

辻本 大会全体は、我々の想像以上の盛り上がりです。本当に多くのファンの皆さんが会場にやってきてくれて、感謝の言葉もありません。ただ僕らの狙いは、単なるタイムアタック大会だけをすることにはないんです。会場に来られるすべての人に『モンスターハンター』の雰囲気、というか匂いを感じて欲しいな、って思っていて。会場を眺めると、そこかしこで知らない人どうしが声をかけあってパーティープレイを楽しんでくれています。ずっと、こういう場を提供したいな、こういう姿を見たいな、って思っていたことが実現できました。いうなれば、すごく規模の大きなゲームセンターって感じですかね。親子連れ、カップル、そして女の子のグループも会場に足を運んでくれています。『モンハン』っていうことだけじゃなく、ゲームってこんなに楽しかったんだ、ってことを再認識してもらうことができたら、こんなに幸せなことはないですよね。これから開催される東京、札幌大会も、ぜひ楽しんでください。

 

ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

この記事の個別URL

TVゲーム関連最新ニュース