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文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の大賞に『大神(OKAMI)』!

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●『しゃべる! DSお料理ナビ』と『リズム天国』も受賞

▲第10回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表され、それぞれの作品と受賞理由が紹介された。


 2006年12月15日、第10回文化庁メディア芸術祭の受賞作品のプレス発表会が都内で行われた。文化庁メディア芸術祭は、文化庁とCG-ARTS協会の主催により、ゲームソフトや映像作品、Webサイト、アニメーション、マンガなど幅広い分野のメディア芸術作品を表彰し、アーティストや作品を広く紹介することを目的として毎年開催されている。プロ、アマチュア、商業作品などいっさいの制限を設けずに公募され、今年は海外からも含めて1808作品の応募があった。


▲昨年から、CG-ARTS協会の会議室でマスコミ向けの受賞作品発表会が行われるようになり、アート系の雑誌など多くの記者が集まった。


▲『大神(OKAMI)』は、純和風の独特なグラフィックで日本の神話をモチーフにした物語が描かれる異色作。

 賞は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に分かれており、ゲームソフトは遊具やキャラクター、エンターテインメント性の高い映像、Webサイトなどとともにエンターテインメント部門に含まれる。各部門で大賞1点、優秀賞4点、奨励賞1点が選出されるのだが、なんと今年は大賞を含めて3つの賞をゲームソフトが獲得! 大賞に輝いたのは、カプコンから発売されたプレイステーション2用ソフト『大神(OKAMI)』だ。受賞理由については、「日本の神話をモチーフにした意欲的な作品。グラフィックが美しいことに加えて、漢字を効果的に使用している点もいい。"筆しらべ"というツールもおもしろい展開だとの評価を受けました」と説明が行われた。また、開発を手がけたクローバースタジオが解散してしまったことにも触れ、「今後の彼らの活躍にも期待したい」との言葉が贈られた。


 さらに、ふたつのゲームソフトが優秀賞を獲得。任天堂から発売されたニンテンドーDS用ソフト『しゃべる! DSお料理ナビ』と、ゲームボーイアドバンス用ソフト『リズム天国』だ。『しゃべる! DSお料理ナビ』は、料理中に手が濡れていても操作できる音声認識技術や、冷蔵庫の余りものでメニューを検索できるなどの実用性が評価。「かゆいところに手が届くような気配りがされている」と絶賛され、実際にこのソフトを使って肉じゃがを作った審査員もいたとか。逆に、『リズム天国』はシンプルなエンターテインメント性が評価の対象に。「単純だけれどもユニークなミニゲームが40種類もそろっている。無条件に楽しい」と、明快な理由での受賞となった。


▲文化庁メディア芸術祭は、販売数などに関係なく作品本位で選ばれる。必ずしも大作ではないが、エンターテインメントとして認められたこれらのタイトルを改めてプレイしてみるべきかも?


 このほか、アニメーション部門では細田守監督のアニメーション映画『時をかける少女』が大賞に、マンガ部門ではかわぐちかいじ氏の『太陽の黙示録』が大賞を獲得するなど各部門の受賞作品が発表された。これらの作品は、2007年2月24日〜3月4日まで東京都写真美術館で開催される第10回文化庁メディア芸術祭で視聴することができる。

▲『時をかける少女』の細田監督が発表会に出席。「長編アニメというのは高いところに目標を置いていないといいものが作れないものなので、ひそかにメディア芸術祭の大賞を狙おうという意気込みを持っていました。実現してたいへんうれしく思います」とコメントした。


▲会場に特別展示されていた、アート部門奨励賞の作品"Sagrada Familia計画"。作者はなんと中学生で、CGアーティストとしてすでに活躍中とのこと。テレビでガウディの未完成建築、サグラダ・ファミリアを見て、それをモチーフに描いたのだそうだ。


※文化庁メディア芸術祭の公式サイトはこちら 
 

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