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Wiiのロンチタイトル『レッドスティール』の発表会が開催! 松田龍平vs開発者のガチンコ対戦も


●開発者ダミアン・モレ氏単独インタビューも!

▲『レッドスティール』のイメージキャラクターに起用された、俳優の松田龍平がトークとデモンストレーションを行った。


 2006年11月28日に都内で、ユービーアイソフトの新作発表会が開催。2006年12月2日に発売されるWiiのロンチタイトルのひとつ、『レッドスティール』が改めて紹介された。


 『レッドスティール』は、Wiiの最大の特徴であるコントローラー、Wiiリモコンとヌンチャクを、銃や刀に見立てて操作する新感覚のアクションゲーム。フランスに本社を持つユービーアイソフトが開発を手掛け、西洋人から見た日本がゲームの舞台となっている。


 ユービーアイソフトの代表取締役社長を務めるローゼン・レア氏はまず、Wiiについての印象を以下のように語った。


 「2005年のE3で動作感知コントローラーのアイデアを聞いたとき、当社の開発者たちは胸を躍らせました。Wiiは必ず大きな成功を収めると確信しています。現にアメリカでは、発売後すでに50万台が飛ぶように売れています。これまでゲームをしてこなかった新たなユーザーがWiiの虜になり、やがて彼らはほかのゲーム機も購入してゲーム市場を拡大していくことになるでしょう」(レア)


 そのWiiで『レッドスティール』を発売することについては、「とても誇りに思います」とコメント。「日本をモデルに銃や刀が登場するゲームで、画期的なコントローラーを十分に楽しんでいただけます。世界に先駆けて日本で先行発売されますが、西洋人から見たちょっと勘違いした日本像は日本人をいちばん魅了することでしょう」と、胸を張った。


▲レア氏は、ユービーアイソフトを「3500人の従業員を抱え、11の国に15の開発スタジオを持つ世界で2番目に大きいパブリッシャー」と紹介。「現在、Wiiはもちろんほかのゲーム機でも抜かりなく複数のタイトルを開発しています」と、アピールした。


▲「物語が進むと主人公は刀をうまく使えるようになっていきますが、プレイヤーはWiiリモコンをうまく扱えるようになっていくはず」とモレ氏。

 『レッドスティール』は、ユービーアイソフトのパリにあるスタジオで開発された。そこで開発を指揮していたというマーケティングゲームディレクター、ダミアン・モレ氏が新作発表会のために来日し、ゲームについての詳しい解説を行った。印象的だったのは、「主人公はアメリカ人男性で、フィアンセを誘拐されて彼女の祖国である日本へとやってきます。西洋人から見た日本なので、芸者や忍者など象徴的なイメージも使っています」と、意図的にズレた日本像をゲームに盛り込んだという話。東京や京都などで4000万点もの写真を撮影し、日本のイメージについてヨーロッパやアメリカでインタビューを行い、独自の日本像を作り上げたという。映画の『ラストサムライ』や、黒澤明監督、北野武監督の作品もイメージを膨らませるための参考にしたのだとか。「私たちが作り上げた日本のイメージと、斬新なゲームを、日本人がどう受け入れてくれるのか楽しみにしています」(モレ)


 新作発表会には、『レッドスティール』のイメージキャラクターを務める俳優の松田龍平も出席。芸能界きってのゲーム好きで知られる松田龍平は、自身が出演したプロモーション映像について、「演技をしたというより、ふつうにゲームを楽しませてもらいました」とコメント。「まわりの友だちはみんなWiiが欲しいと言っているのですが、さきに遊べたので自慢しまくってます」と、素でイメージキャラクターという役割を楽しんでいる様子。『レッドスティール』の魅力については、以下のように語った。


 「Wiiリモコンを使った操作は、わずらわしいこともあるかと思っていたのですが、実際に試してみたら持ちやすくて、画面への反応もよくて気持ちいいですね。Wiiリモコンを微妙に動かすと、画面の中の手も動くんですよ。それがおもしろくて、無駄に傾けて横撃ちとかしていました。FPSをやったことのない人にとってはふつうのコントローラーよりやりやすいかもしれませんね。ガンコンを撃ってる感覚で。3日くらい本体とソフトを借りて遊んでいたんですけれど、外国人から見た日本という、わかりやすい世界観でおもしろかった。日本人の役なのに日本語が片言で英語がぺらぺらの何人だよって人がいたりして」(松田)


 『レッドスティール』はただ敵を殺傷するだけでなく、降参させることで自身の"侍ポイント"を貯め、身分を上げてより強い技が使えるようになる。これについては、「自分がダメージを1回も受けなかったときや、いい戦いをしたときには土下座をさせて許していました。あんまり攻撃を受けたときはムカついて殺しちゃったり(笑)」と、負けず嫌いらしいコメントも。


▲「ゲームはいろいろな人になれて、いろいろな視点を楽しめるところがすばらしいと思う」と松田龍平。どんなジャンルのゲームでも遊ぶそうだが、ガンシューティングのゲームは発売されたら必ず買ってやってみるほど好きだとか。ふだんはオンラインで友人と対戦三昧とのこと。


 続いて、開発者のダミアン・モレ氏と松田龍平の対戦デモンストレーションが行われた。ルールは3分間デスマッチで、多く倒れたほうが負け。開始早々、余裕を見せすぎたのか遠慮していたのか、モレ氏があっけなく倒れてしまった。松田は、「倒したー!」と無邪気な笑みを浮かべていたが、バトルは徐々に白熱。1戦目に松田が勝利すると、モレ氏も本気モードになったようだ。手榴弾など多彩な武器を駆使して松田を攻め立て、松田も「まじでー!?」と天を仰ぎつつも、はしゃぐ気持ちを抑えきれないといった様子。2戦目はモレ氏が勝利し、対戦は1対1の引き分けとなった。終了後、「見ていてわかったと思いますが、すごく楽しませてもらいました」と松田龍平。今回が初の対戦だったそうだが、「製品版では4人対戦もやりたいですね」と意気込んでいた。


▲対戦の模様はステージ上のモニターに表示。横撃ちができるハンドガンがお気に入りという松田。


▲Wiiと言えば笑顔でリモコンを振っているイメージが強いが、ご多分に漏れずこのふたりもとにかく楽しそう! 


▲ちなみに、松田はガツガツ攻めるよりは「ゆっくり隠れたりしながらプレイするほうが好き。Wiiリモコンは銃を持っている感覚なので、なりきり感もすごくて入り込んじゃいますね」とのこと。


▲発表会のあとで行われた囲み取材で、松田は「さっきの対戦、メガネかけてたら余裕で勝ってたかも(笑)」と強気なコメント。



 発表会終了後、開発者のダミアン・モレ氏に単独インタビューを実施した。発表会では触れられなかった裏話も聞けたので、ここに全文を掲載するぞ。


――さきほどの対戦はいかがでしたか?


モレ Wiiリモコンを使いこなしていてびっくりしました。彼はオタク並にゲームがうまい(笑)。アジア的な容貌を持っていて、イメージキャラクターとしてもピッタリだと思いました。

――『レッドスティール』の最大の特徴はWiiリモコンを使った操作だと思いますが、コントローラーありきで企画を立てられたのでしょうか?


モレ Wiiの情報を聞いてイメージを膨らませていきました。どんな武器が合うだろうかと、毎日テレビのリモコンやケータイを振り回しながら考えて、刀にたどり着きました。刀は、昔から日本のマフィアが武器として使っていたもの。そこから日本を舞台にしたゲームを思いつきました。当初はムチを使うアイデアもあったのですが、やっぱり刀がいちばんしっくりきました(笑)。


――日本を舞台にするにあたって黒澤作品や北野作品を参考にされたということですが、いちばん影響を受けた作品は?


モレ うーん、映画『キルビル』のエキサイティングなイメージに影響を受けましたね。北野監督のマフィアを中心にした映画にもインスパイアされましたが、ゲームにするにはちょっと刺激的すぎたのでもっとマイルドな作品とミックスさせた感じです。ですが、北野作品のビジュアル的なものや人情といったものは、すごく大事にしています。『子連れ狼』にインスパイアされたディレクターもいますよ。


――まったく新しいコントローラーを使うにあたって苦労されたことは?


モレ プレイヤーはひとりひとりがまったく違った動きをするので、それを確実にゲーム中のキャラクターに反映させるのは難しいことです。銃を使う場合はかなり細かい部分まで対応できましたが、刀に関しては精密に表現することは非常に難しく、動きをシンプル化して表現させるようにしました。ですが、Wiiを最初に正しく設定してあればWiiリモコンのポイントはズレることなく、ストレスフリーでプレイできます。


――最後に、日本のゲームファンにメッセージをお願いします。


モレ 任天堂から新たに発売される斬新なゲーム機のタイトルに関われて、とても光栄に思います。また、ヨーロッパのメーカーとしては初めて日本を舞台にしたゲームを出すわけですから、どのような結果が出るのか興味を持っています。私たちが作ったゲームを日本のユーザーがどのように受け入れてくれるのか、とても楽しみです。


 

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