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HOMEゲーム>【CEDEC 2006】『クロムハウンズ』から見る人工知能開発の展望

【CEDEC 2006】『クロムハウンズ』から見る人工知能開発の展望

●フロム・ソフトウェアの三宅陽一郎氏が語るAIのこれから

 

▲人工知能というテーマに興味を持つ開発者が多いようで、会場では大勢の受講者の姿が見られた。

 

 ゲームでも用いられているAI(人工知能)をテーマした講演"クロムハウンズにおける人工知能開発から見るゲームAIの展望"が、CEDEC 2006最終日の2006年9月1日に開催された。セガから発売中のXbox 360用ソフト『クロムハウンズ』の開発を共同で手がけたフロム・ソフトウェアの三宅陽一郎氏が登壇。'56年から行われている人工知能の研究。その歴史の中で、ゲームはまだ人工知能技術を応用しきれていないと指摘。ゲームAIは、研究過程と結果の情報公開、論文や書籍の充実、大学との交流、人工知能インターフェースの標準化が盛んに進められている欧米と比較して、日本は出遅れてしまっているというのだ。これまで、ゲームが歩んできた歴史の中で、3D、ネットワークという革新的な技術が登場してきた。三宅氏曰く、「つぎはAIがゲーム業界の未来を切り開く」とコメントした。

 

▲『クロムハウンズ』を例に人工知能について解説した三宅氏。

 

 三宅氏は『クロムハウンズ』で用いられているAI技術を、ゲーム映像を交えてスクリーンで説明。このゲームは、ロボットどうしがバトルをくり広げるアクションゲーム。Xbox Liveで6対6のチーム戦が楽しめるわけだが、対戦するプレイヤーが見つからなかった場合はCOMチームが相手になる。そのCOMに搭載されているAIの主要な項目は、ゴール指向型プランニング。例えばCOMに、"敵の基地を占領する"という大きな目標を設定する。その大きな目標の下に、"基地を目指す"と"占領する"という小さな目標を設定。そのふたつの目標にさらに、さまざまな目標を設定することで、COMの思考部分を確立させる。そして、それらの目標をCOMが状況に応じて自らの判断で行動するCOMを"自律型AI"と称するのだ。そして、実際にCOMがステージを移動するときに、障害物などにぶつからないように、マップに進行可能なルートと不可能なルートを区分けして、ナビゲーションすることで、COMはプレイヤーと同じようにゲーム内で活動していることを説明した。

 

▲『クロムハウンズ』で用いられているAIで、ロボットは実際にどうやって動いているのかを、映像で紹介。

 

▲マップには障害物は青、進行可能なルートは白など、色分けされている。

 

 最後に三宅氏は「ハイスペックな次世代機が登場すれば、AIを使った新たなチャレンジを試みるゲームメーカーも増えてくるはず。そうなれば、その先の次世代機でAI技術はある程度の完成を見せると考えます」とコメントした。

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