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【龍が如く発表会】渡哲也に舘ひろし……出演陣が総登場!! PS2用『龍が如く2』
【龍が如く発表会】

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●豪華出演陣に練りこまれたゲーム内容で、さらにグレードアップ!


 いよいよファン待望のプレイステーション2用『龍が如く2』の正式発表! まず会場で流されたのは、15分近くにもおよぶトレーラー。その映像では、前作から1年――"堂島の龍"と呼ばれたおなじみの桐生一馬を主人公に、東京と大阪で巻き起こる謎とスリル溢れるドラマが展開されていたのだ。 

 「前作に続いてコンセプトは人間ドラマです。前作でできなかったことを実現したいという思いもあり、何よりも前作のパワーをそのまま次回につなげたいという思いから、続編の開発を決意しました。正直、昨年12月のリリースから1年というタイミングで続編を出すのはハードでしたが、たくさんの方から評価をいただいた、恩返しのつもりで2006年の年末に発売しよう、という決断をしました」(名越)

 前作同様こくのある物語が展開される本作。シナリオを監修を担当するのは、前作に引き続き作家の馳星周。発表会に顔を見せた馳氏は、「続編を作るとは思っていましたが、こんなに早く動き出すとは思っていませんでした(笑)。本作では大阪が舞台になっているのですが、"俺、大阪のことを知らないけどどうしよう?"って思いました。ストーリーが過去と現在に分かれているので、整合性をとるのに気を遣いました」と発言した。「馳先生のアドバイスは明確なので、それを信じて進んでいますよ」と、名越氏も馳氏には絶対の信頼を置いているようだ。

 そして、『龍が如く』といえば、なんといっても街のリアルさ。舞台を東京に加えて、大阪にまで広げた『2』では、単純に遊べるフィールドが大きくなったという以上に、街の奥深さが生き生きと描かれているという。「前作で培ったベースの技術はかなりスキルがあがっているので、グラフィックは相当よくなっているのですが、リアルな街を味わってもらうために、相当な仕込みをしています」(名越氏)と自信をもって断言するだけあって、そのボリューム感は相当なもの。リアルな街を再現すべく、協賛している店舗は17社にもおよび、店舗の様子はリアルに再現しているという。「たとえば、特定の店に通ってなじみになることで、相手の対応が変わったり……といったことを考えています」(名越氏)というから驚きだ。

 さらには、プレイスポットも増加。前作で好評だった麻雀や将棋はもちろん、要望が高かったパチスロなどもプレイ可能に。「前作のときにファンの方から、セガサミーグループなのに、なぜパチスロがないんだ? と言われまして、確かにそのとおりだなあ、と思って(笑)、今回入れました。獣王とアラジンがしっかりとプレイできますよ」(名越)。

 また、前作で大好評だったキャバレーでの女の子とのやりとりも、さらに充実!! 同伴やアフターなどが可能になるのだ。名越氏は、このモードは相当気合が入っていたようで、「やっと自分でも指名したい女の子ができたのでうれしいですね」といって会場を笑わせた。さらに本作では、ゲームをプレイしていると桐生一馬がキャバレーの再建を任され、オーナーとして経営に取り組む……などといったシナリオも! そこでは実際に桐生が女の子をスカウトするために街に飛び出す必要もあるというから驚きだ。さらには、桐生がホストになる、というシナリオもあるらしい……。「街を再現したい」という名越氏の意欲は並み並みならぬものがあるようだ。

 肝心のバトルもさらにグレードアップ。シンプルな操作でダイナミックなアクションが起こせるというコンセプトはより進化。「周りの敵を蹴散らせたら爽快だろう……」(名越氏)ということで、360度の自由度を実現しているのだ。豪快かつ爽快な、迫力のあるバトルが実現しているぞ。

▲桐生一馬が個室ビデオなんて、がっかり!? とはいえ、個室ビデオで特定の映像を見ることで、ストーリーが進むこともあるらしい。

▲ドン・キホーテや松屋、かに道楽など17社とタイアップ。店構えから制服までリアルに再現しているのだ。


 もちろん、豪華出演陣は以前にも増して豪華。前作でも好評だった風間新太郎役の渡哲也はもちろん、舘ひろしや徳重聡、寺島進、夏目ナナといった人気俳優が声優として総登場。ゲームの世界観をさらに盛り上げているのだ。そして会場では、『龍が如く2』の主題歌にクレイジーケンバンドを起用することが発表された。クレイジーケンバンドの起用は、名越氏のたっての希望だったようで、名越氏が「前作では、音楽のタイアップはしていませんでしたが、世界観にあうアーティストにお願いできなかったからです。今回も、もしクレイジーケンバンドさんがダメだったら、音楽のタイアップはナシにしようと思っていました。だから実現できてうれしいです」と、ゲストとして登壇したクレイジーケンバンドの横山剣にラブコールを送ると、横山も「気合の入った作品だったので、こっちも命をかけてやらないとまずいと思いました。がつんとした楽曲にできしたよ」とエールを返していたぞ。

 と、発表会の模様を紹介してきたが、とにかく言えるのは、『龍が如く2』がスケールの大きな大作であるということ。絢爛豪華な出演陣に目もくらむほどの発表会だったのだ。最後に、豪華ゲスト陣のコメントを紹介しよう。もちろん、肝心のゲーム内容のほうも、出演陣に負けないようにしっかりと創りこまれているようなので、ゲームファンは、いまから12月7日のソフトの発売日をチェックしておいたほうがいいかも。

 なお、2006年10月26日には、プレイステーション2・ザ・ベスト『龍が如く』が、1800円[税込]で発売されるとのことなので、未プレイの方は『2』が出るまえに遊んでみてはいかが?

▲前作に引き続き、シナリオ監修を手掛ける、作家の馳星周。「メインキャストは前作を引き継いでいるので、磨けばよかったのですが、新しいキャラは、キャラがかぶらないように気を配りました」。

▲伝説のホステス"ナナ"を演じるのは、名越氏のたっての希望により実現したという、夏目ナナ。「声だけの仕事は初めてなので緊張した」とのこと。

▲主人公の桐生一馬を演じるのは、前作に続き黒田崇矢。「この1年間、桐生がどんどん自分の中に入り込んでくる感覚があったので、『2』ではより細かく演じることができました」。

▲本作のヒロインとなる"ヤクザ狩りの女"と異名を持つ女刑事、狭山薫を演じるのは大輝ゆう。「最初に声を収録していただいたのでやりやすかったです」とのこと。名越氏のイメージにもぴったり。

▲いまや刑事といえば、この人(!)の寺島進が演じるのは、いわくありげな初老の刑事、瓦次郎。『ストーリーにいくつかの分岐があり、パターンを演じ分けるのが大変でした」。

▲切れ者の極道高島遼を演じる舘ひろし。「かっこいいキャラなので楽しかった」とのこと。ふだんは刑事役が多い舘だが、極道役もけっこうはまっている!?

▲桐生と浅からぬ関係にある堂島大吾を演じるのは石原プロのホープ、徳重聡。「ゲームのいちファンだったので、出られてうれしかったです」とうれしいコメント。

▲桐生の父親のような存在、風間新太郎を担当するのは、前回に続き渡哲也。「今回も声をかけていただいてありがたく思います。声優としては2回目で、前回に比べて落ち着いてやれたかな」と、さすがの貫禄。

▲音楽を担当するクレイジーケンバンドの横山剣。「『龍が如く』の世界観はかっこいいですよね」とのこと。

▲刑事の別所勉役の赤井英和はビデオにてメッセージを。「声優の仕事は初めてなので、手探りでした。大阪の街を楽しんでほしいですね」と大阪の再現度には太鼓判を押してくれた。

▲最後は『劇場版 龍が如く』と『龍が如く2』によるスタッフ&キャストで撮影。このそうそうたるメンバーを見よ!

 

▲最後に画面写真を紹介。発売が本当に楽しみ。

 
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※『龍が如く2』の公式サイトはこちら 

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