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『XII』のコンビも復活! 『ファイナルファンタジー』コンサートのDVD先行試写会が実施

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●植松伸夫氏やアンジェラ・アキが出演!

▲『ファイナルファンタジー』のオーケストラコンサート"VOICES"を収録したDVDの試写会が開催。観客は、大スクリーンと5.1chサラウンドシステムでの迫力の映像と音楽を存分に堪能した。


 2006年2月18日に行われた『ファイナルファンタジー』のオーケストラコンサート、"VOICES music from FINAL FANTASY ファイナルファンタジー・プレミアム・オーケストラコンサート"。この1日限りのビッグイベントを完全収録したDVD(2006年6月21日発売予定)の発売を記念して、6月3日にプレミアム先行試写会が開催された。


 試写会には、コンサートの製作総指揮と司会を務めたご存じ『FF』音楽の制作者、植松伸夫氏と、同じくコンサートで司会を務めたスクウェア・エニックス広報の片山理恵子氏が登場。植松氏は、「こういったDVDというのはじつは初めてなんですよ。いままでにも演奏だけ抜き出して映像をまとめたものはあったけど、今回はMCまで入ってますから。MCはね、僕にとっては拷問ですね。MC始まったら耳をおさえちゃう」と、笑いながらDVD発売についての感想を語った。ちなみに片山氏も、「植松さんのギャグすべってるところがイタくて……」と笑っていたが、「皆さんはそんなところも含めて楽しめるんじゃないですか」とアピールした。


▲コンサートに続いて試写会でも息の合ったトークを披露した植松氏(右)と片山氏(左)。植松氏のこの日の渾身の(?)ギャグは、「ワールドカップ、盛り上がってますね。どうなるんでしょうね、ピーコジャパン。ワールドカップ期間中は、日本ではジーコとオスギが活躍しますよ!」。ちなみに会場はシンと静まり返っていた……。


 ふたりのトークで場が暖まったところで、スペシャルゲストがステージに呼ばれた。『ファイナルファンタジーXII』の挿入歌、『Kiss Me Good-Bye』を歌ったシンガーソングライターで、もちろんコンサートにも出演していたアンジェラ・アキだ。植松氏は、5月にシカゴで行われたゲーム音楽のコンサート"PLAY!"でもアンジェラと共演していたとのことで、そのときの映像が公開。植松氏が、「アンジェラさんは英語しゃべれるから、サインもらいに来た人も楽しそうに話してるんですけど、僕のことは素通りでした」と愚痴をこぼすと、アンジェラは「みんな日本語を勉強してきて一生懸命話しかけてくれたじゃないですか」と否定。「みんなすごいんですよ、ハァハァしてるんです。植松さんに会えるからって。日本でもそうですけど、アメリカ人はもっとハァハァしてましたね。世界中をハァハァさせるなんて、さすが巨匠!」(アンジェラ)と、笑いを取っていた。

 

▲アンジェラは、5月31日にニューシングル『This Love』を発売したばかり。そのプロモーション映像も上映されたのだが、それを見た植松氏は「ピアノ弾きながら腰を浮かせてるよね?」。アンジェラいわく、気持ちが入ると中腰になってしまうのだとか。

 

▲自身初のライブ映像DVDの発売ということで大喜びだったアンジェラだが、「永久保存版になるとわかってたら、あんな服装にしなかったのに。パーカーとか着ちゃって(笑)」と後悔していた。


 その後、2時間以上に及ぶコンサートの全容が収録された映像が上映。観客の中にはコンサートをナマで観に行った人も多かったのだが、うっとりと引き込まれるように映像と音を楽しんでいた。

▲舞台裏では会見が開かれ、アンジェラは『ファイナルファンタジーXII』での植松氏とのコラボレーションについてコメント。「いままでシンガーソングライターとしてやってきたけれど、植松さんに曲をいただいてシンガーの部分の大切さを気づかせてもらった。『FF』との出会い、植松さんとの出会いは一生の思い出です」(アンジェラ)と、力強く言い切った。



 

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