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東京都庁で行われた協議会でZ指定ソフト11本が明らかに!

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●レーティング制度変更の移行期間終了を目前に控え、協議会が報道陣に公開
 

 2006年5月31日にCERO(特定非営利法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構)による家庭用ゲームソフトのレーティング(対象年齢)制度の移行期間が終了するが、その前日に当たる2006年5月30日、東京都庁で"テレビゲームと子どもに関する協議会"が開催された。

 

 協議会では、現在までに審査が完了した18歳未満への販売が厳しく自主規制されるZ(18歳以上のみ対象)指定のタイトル11本が明らかにされた。まずは11本のタイトルを紹介しよう。

 

■Z区分(18歳以上のみ対象)に指定されたソフト

タイトル

ハード

メーカー

DRIV3R(ドライバー3)

プレイステーション2

アタリ ジャパン

マックスペイン

プレイステーション2

エレクトロニック・アーツ

キラー7

プレイステーション2、ゲームキューブ

カプコン

グランド・セフト・オート・バイスシティ(グランド・セフト・オート・バイスシティ カプコレ)

プレイステーション2

カプコン

グランド・セフト・オート 3(グランド・セフト・オート 3 カプコレ)

プレイステーション2

カプコン

グランド・セフト・オート・ダブルパック ※

Xbox

カプコン

ゲッタウェイ

プレイステーション2

カプコン

ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章

プレイステーション2

サミー

ゲッタウェイ ブラックマンデー

プレイステーション2

セガ

SIMPLE 2000 シリーズ Vol.61 THE お姉チャンバラ

プレイステーション2

D3パブリッシャー

SIMPLE 2000 シリーズ Vol.80 THE お姉チャンプルゥ〜THE 姉チャン特別編〜

プレイステーション2

D3パブリッシャー

※『グランド・セフト・オート・ダブルパック』は、『グランド・セフト・オート・バイスシティ』と『グランド・セフト・オート 3』がセットになった商品。


 協議会の模様をお伝えするまえに、新たなレーティング制度の骨子をおさらいしておきたい。これまで全年齢対象、12歳以上対象、15歳以上対象、18歳以上対象という4区分だったのが、A(全年齢対象)、B(12歳以上対象)、C(15歳以上対象)、D(17歳以上対象)、Z(18歳以上のみ対象)の5区分に改められるのが新レーティング制度の概要だが、注目のポイントは、Z指定のソフトのパッケージには18未満への販売禁止が明記され、販売店への自主規制が徹底されること。さらに、試遊台の設置やプロモーション映像の上映も自粛されるとのことなので、従来の18歳以上対象とはニュアンスが異なるようだ。
 

 2006年3月1日から5月31日までが移行期間とされ、販売店では旧制度と新制度の表示が混在する状況となっていたが、6月1日以降、新レーティング制度に一本化されることになる。なお、協議会は、2005年10月19日から定期的に開催され、東京都とCESA、CERO、ハードメーカー、ソフトメーカー、販売店の代表者によりゲームソフトのレーティングについて話し合われてきた。今回の協議会は、CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)とCERO、ソフトメーカー、販売店の代表者らが東京都と報道関係に新制度の報告を行うという形となった。また、オブザーバーとして、神奈川県、千葉県、さいたま市、横浜市、川崎市、千葉市の職員も参加している。

▲東京都、青少年・治安対策本部の舟木氏。犯罪などから青少年を守るための対策をさまざまな方向から取る部会のトップ。

 今回の協議会は、協議会会長である東京都、青少年・治安対策本部長の舟木馨氏による以下のような挨拶から始まった。
 

 「昨年10月に始まった協議会で協議を重ねてきたわけですが、今年2月の協議会で業界団体の方から新しいレーティング制度の導入に関する説明がありました。本日は、明日から始まる新しいレーティング制度の実効性を確保するために、ゲームソフトのパッケージにどのような表示がつけられるのか、あるいは、販売店で具体的にどのような取り組みがなされるのか、などについてご説明いただけることと思います。今回、東京の提案に答えて、業界団体の方々が新しいレーティング制度の導入と、販売自主規制に取り組まれることに対しては、暴力シーンがあるテレビゲームと青少年の育成に関して真剣に考えられた結果で、東京都としても積極的にバックアップしたいと行きたいと思います」(舟木氏)
 

 続いてCESAの担当者から、新制度の概要と、再審査の結果、Z指定になったソフトが公開された。なおZ指定に関しては、"人体への無差別な殺傷"と"残虐な身体分離欠損"の有無が問題とされたとのことだ。

 ソフトメーカーからは、2006年5月25日にCESAの会長に就任したスクウェア・エニックス代表取締役社長、和田洋一氏が出席。以下のように発言した。
 

 「新しく発売するタイトルに関しても、これまでに発売されたタイトルに関しても、ユーザーが混乱しないように網羅的に対応できました。この仕組みは、私たちのようにゲームを作る立場と、客観的にそれを審査する立場と、販売店の方々と、3者のあいだで対話がきちんとできまして、明日からの実施を迎えられます。今後やらなければならないことがふあつあります。ひとつは、周知の徹底を図ること。もうひとつは、新しい問題についてディスカッションを継続していくこと。次世代ゲーム機になりますと表現が非常にリアルになります。同じ内容であっても印象が変わることがあるかもしれません。また、ほかの映像コンテンツとゲームコンテンツとの境目がなくなってくることもあるかと思います。ほかのエンターテインメントコンテンツとの調整も議論していくべきであると考えます」(和田氏)

▲ゲームショップの団体である日本テレビゲーム商業組合の新谷雄二理事長は、新レーティング制度の図ることを約束。

 

 協議会の最後に、コンビニエンスストアーの団体である社団法人日本フランチャイズチェーン協会の担当者が発言。同協会に加盟しているコンビニエンスストアーでは、Z指定のゲームソフトの取り扱わないことを明言した。この協会にはセブンイレブンやローソン、ファミリーマート、エーエム・ピーエム、サンクス、ミニストップなど主要コンビニエンスストアのほとんどが参加しており、ソフトの販売数への影響が懸念される。
 


※CESAの公式サイトはこちら
※東京都、青少年・治安対策本部の公式サイトはこちら


 

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