バイクメーカー7社が競演。"バイク業界、頂上決戦! ツーリスト・トロフィー真剣勝負(マジバトル)"開催!!
●各バイクメーカーが威信を賭けて『ツーリスト・トロフィー』で頂点を争う!
今年2月に発売されるや2輪ファンを中心に大好評を博している、ソニーコンピュータエンタテインメントのプレイステーション2用ソフト『ツーリスト・トロフィー』。そのゲームイベントである"バイク業界、頂上決戦! ツーリスト・トロフィー真剣勝負(マジバトル)"が、本日(3月28日)開催された。日刊スポーツ創刊60周年を記念して開催されたこのイベントは、『ツーリスト・トロフィー』に収録されているバイクメーカーが実際に集結。その社員どうしで真剣勝負をくり広げるというもの。会場となった六本木ヴェルファーレには、カジバジャパン、スズキ、ドゥカティジャパン、トライアンフジャパン、ハーレーダビッドソン ジャパン、本田技研の7社の代表選手と応援団が集まったのだ。
▲"真剣勝負"と書いて"マジバトル"と読む! バイクのことを知り尽くした各メーカーによる意地とプライドのぶつかった戦いが! 「負けたらボーナスなしね」などという恐ろしいヤジもちらほら……。 |
気になる試合のルールは、各社が自社のオートバイを選択し、1対1によるトーナメント戦を実施。最終的に勝ち抜いた選手が優勝というもの。しかも、なるべくマシンによる性能差が出ないように、開発者のほうでマシンをチューニングしたというコダワリぶりなのだ。まずはイベントには、『ツーリスト・トロフィー』のディレクションを担当したポリフォニー・デジタルの七澤崇聖(しちさわたかまさ)氏が登場。「昨年のいまごろまさに制作が本格化したのですが、1年後にこのような晴れがましいイベントが開催できるとは思ってもいませんでした。『ツーリスト・トロフィー』は10万人以上の方にプレイしてもらっていますが、それもみなさんのおかげです。オートバイは子どものころから乗っていますが、本当にかっこよくてすばらしいものです。みなさんにもすばらしいバトルを期待します」と挨拶。さらに、ゲスト解説として数々のオートバイレースで栄冠を勝ち取っている辻本聡氏が登壇。会場は大いに盛り上がった。その後、各チームの代表が壇上に上り、各社による意地とプライドを賭けた戦いが始まったのだ。以下、その白熱の大会の模様をレポートすることにしよう。
▲『ツーリスト・トロフィー』でディレクターを務めた、ポリフォニー・デジタルの七澤崇聖氏。氏のオートバイに対する情熱がこの作品を生んだ。 |
▲85-86年とTT-F1(現在のスーパーバイク)クラス2年連続チャンピオンを獲得するなど、すべてのバイカーの憧れ辻本聡氏がゲスト解説として登場。 |
▲各メーカーの応援団が大挙して、六本木ヴェルファーレにやってきた!! ちなみに、各メーカーのレースの合間には、メディアによるエキジビションマッチなども行われた。まさに、バイク好きによる和気あいあいとしたイベントだったのだ。 |
▲参加選手(その多くは各メーカーの広報さんだったり、営業の方だったりするわけですが……)は、多くの人がツナギを着て登場。まずは格好から入ったみたい。 |
▲実況役の末飛登(まひと)氏(左)は、千葉テレビのバイク番組でナビゲーターを務める。解説の七澤氏(中央)や辻本氏(右)との息もぴったり。会場の雰囲気を盛り上げる。 |
1回戦のコースは筑波サーキット。"筑波に始まり筑波に終わる"というくらい、初心者から上級者まで幅広く楽しめるサーキットだ。まさに、各選手のお手並み拝見といったところ。
〈1回戦第1試合〉 |
結果は実力者4名が勝ち抜くことになった。続く準決勝のコースはディープフォレスト・レースウェイ。「『グランツーリスモ』のころから使用しているので、コースが老朽化してかなりスリッピーになっているんですよ」とディレクターの七澤氏は冗談めかして言うが、難易度の高いコースであることは間違いない。「ひとつのミスが勝敗を分けますね」と辻本氏は解説するが、さて、戦いの行方は……?
〈準決勝第1試合〉 |
決勝の舞台となったのは、バレンシア。2輪レースの最高峰、MotoGPにも採用されているコースで、抜きどころの少ない中低速コースとしてつとに有名。優勝を争うには絶好のコースと言える。因縁の戦いを勝ち抜いたドゥカティ・木下選手と、順当に勝ち抜いたMVアグスタ・杉村選手の勝負となった。
〈決勝戦〉 |
〈試合後の選手の談話〉 |
▲決勝戦は、カジバ MVアグスタ F4-1000sを駆る杉村武彦選手(右)とドゥカティ 999Rの木下弘選手(左)のあいだで行われた。 |
▲3月26日に開幕したばかりのモーターレースの最高峰MotoGP 2006の第1戦では、ドゥガティ所属のカピロッシ選手が優勝。「だから、僕もこの勢いを駆って……と思っていました」とは木下選手の弁。 |
▲ドゥカティチームを後押ししたのは、何よりも女性部隊から成るその応援団! 優勝直後に喜ぶ彼女たち。まさに、WBCの日本代表のような展開に大いに盛り上がった!!! |
というわけで、ドゥガティ 999Rの木下選手が激戦を勝ち抜いて見事勝利。"バイク業界、頂上決戦! ツーリスト・トロフィー真剣勝負"は大きな盛り上がりのうちに幕を閉じた。オートバイメーカーが参加して、このようなイベントを開けるのも、まさに『ツーリスト・トロフィー』ならでは。"オートバイ好き"が集まったからこそ実現した夢の競演と言える。最後の「今日集まってくださった皆さんにおめでとうと言いたいです。こんなに素晴らしいバトルになるとは思いませんでした。ゲームをとおして新しいゲームの遊びかたが広がってくれたらいいですね」という七澤氏の最後の言葉が印象的だった。
※『ツーリスト・トロフィー』の公式サイトはこちら
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