Gacktがゲーム中に登場!! 『ダージュ オブ ケルベロス』発表会で明らかに!
●野村哲也氏デザインの衣装を身につけた重要キャラクターに!
本日(11月3日)、都内の会場でスクウェア・エニックスが"新作ガンアクションRPG・タイアップ発表会"を開催。プレイステーション2用ソフト『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-』(以下『DC -FFVII-』)と、アーティストのGacktがコラボレーションすることが発表された。Gacktは、同ソフトにテーマソングと挿入歌を提供するとともに、新たなキャラクターとしてゲームに登場するのだ! ミュージシャンであるとともに俳優としても評価の高いGacktならではの、これまでにないコラボレーションが実現する。
発表会ではまず、スクウェア・エニックス代表取締役社長、和田洋一氏が登壇。『DC
-FFVII-』はこれまで、発売日、価格ともに未定と発表されてきたが、和田氏の口から「来年の1月26日に、8190円[税込]で発売します」(和田氏)と発表されたのだ。
▲すでに、マルチプレイヤーモードのβテストがスタートしているこのソフト。シングルプレイヤーモードが楽しめるのは年明け早々だ。 |
▲ゲームの魅力をアピールする北瀬氏のバックには同ソフトの映像が流れている。これは、ヴィンセントを筆頭に、クラウド、ユフィ、ティファ、バレット、シド、ケット・シーが勢ぞろいしているイメージ映像。 |
続いて、北瀬佳範プロデューサーの口から、「『DC -FFVII-』は、ガンアクションに『FF』ならではのストーリー性を融合させた作品。オンラインモードなど、このゲームの魅力はいくつかあるが、最大の魅力はストーリーとゲーム性の融合」(北瀬氏)と作品の魅力が語られた。
そして、北瀬氏に続いてマイクを握ったコーポレート・エグゼクティブの橋本真司氏の口から、Gacktとのコラボレーションについて発表されたのだ。発表された内容は以下のようにまとめられる。
◆コラボレーションの概要 |
@テーマソング『REDEMPTION』と挿入歌『LONGING』の2曲をGacktが提供 |
楽曲を提供するだけに止まらず、ゲームにも登場。しかもゲームという虚構とライブツアーという現実が交錯する、これまでになく奥の深いコラボレーションが実現する。
発表会では、テーマソングの『REDEMPTION』が流れる最新のプロモーション映像が公開された。残念ながら写真をお見せすることはできないが、映像では主人公ヴィンセントのアクションシーンはもちろん、クラウドやユフィ、ティファ、バレット、シド、ケット・シーといった『ファイナルファンタジーVII』の仲間も登場。彼らがヴィンセントとともに物語で重要な役割を果たすことが伺えた。また映像の最後には、Gacktらしきキャラクターがチラリと登場! 映像が公開された暁には、最後の場面(水場のシーンだった)をぜひ、注目してほしい。
プロモーション映像の公開後、いよいよステージにGacktが登場。茶色の革ジャケットと同色のパンツ、ドレッドヘアーでキメたGacktは、現れるなり「どうも……」とひと言。いかにも彼らしい登場のしかただったのだ。以下、司会者とGacktのやり取りを掲載する。
▲Gacktがコメントしているあいだ、バックのスクリーンにメイキング映像が流されていた。左が撮影の様子。そして右が完成映像のようだ。要注目! |
――まずは今回のコラボレーションの感想を Gackt「楽曲の提供だけでなく、ゲームのキャラクターとして登場するコラボレートを実現してくれた上に、楽曲に関しては完全にボクに任せてくれた『ダージュ オブ ケルベロス』のスタッフに感謝しています」 ――コスチュームについてどう思っていますか? Gackt「ボクというアーティストが持っている世界観を、ゲームのキャラクターのイメージに表現してもらった。それがこのコスチュームだと思う。デザインを何度も練り直していく中で、いい衣装ができました」 ――開催中のライブツアー"DIABOLOS"で着ることについての意気込みは? Gackt「そうですね……。ボクの世界観は独特なものがあるんですが、今回のコスチュームで『ダージュ オブ ケルベロス』と橋渡しをするように作ってくれたことがすごくうれしいですね」 ――撮影については? Gackt「今回の手法は、モーションキャプチャーではない新しい試みなんですが、非常に繊細で……。何度も何度も同じシーンを撮り直し、普通ではありえない撮影時間がかかりました。コスト面を含めてできるのかな、という思いもありました。しかし、途中からスタッフとの息も合いだし、ボク自身、新しいゲームの表現方法が誕生する可能性、それに関わっているという感覚を感じたんです。いいものができる手応えをね」 ――作詞、作曲した楽曲に関しては? Gackt「楽曲に関しては、完全にボクに任せてくれたんです。話を受けるまえは、『ファイナルファンタジー』という固まった世界観を持つ作品が、ボク自身の世界観を受け入れてくれるのか、という疑問があったんですが、意外にその部分でもうまくいったんですね。初めはバラードで作ってほしいという依頼を受けていたんですが、曲を作っていくうちにバラードじゃあダメだと思い始めたんです。最終的にこの曲ができたんですが"これが受け入れられなかったら、この仕事はボクがやるべきじゃないのだろう"という思いを抱きつつ持っていったら、受け入れてくれたんですね。そういったことでも感謝しています」 ――ファンへのメッセージを Gackt「これから新しい世界観の表現が生まれ、そしてそれがもっと大きな方向へと向かっていく可能性がある。ゲームの制作者とボクら表現者が共同作業をすることもこれから増えていくと思う。それから、このゲームをぜひ楽しんでください。ステキな作品です」 |
司会者の質問に、丁寧に言葉を選びながら答えていったGackt。誠実な人柄とともに、表現することへの強いこだわりが伺えるやり取りだった。今回発表されたコラボレーションは、クリエイターとしてのこだわりを持つ者どうしが必然的に巡り会った好例と言えるだろう。
▲コスチュームをデザインした野村哲也氏とがっちり握手。 |
なお、Gacktによる『DC FFVII』のテーマソング『REDEMPTION』は、2006年1月25日に日本クラウンより発売予定。ソフト購入の前日、まずはGacktの曲を聴いて、世界観に浸るのもいいかもしれない。
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