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秋の夜長に"金管五重奏による『ドラゴンクエスト』コンサート"をどうぞ!

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●5人の奏でる『ドラクエ』の調べに来場者は酔いしれた

▲左からトランペットの高橋敦氏、同じくトランペットの中山隆崇氏、ホルンの西條貴人氏、トロンボーンの小田桐寛之氏、チューバの佐藤潔氏。日本が誇る一流の奏者によりコンサートは行なわれた。


 「青少年のオーケストラ入門になれば……」ということで、作曲家のすぎやまこういち氏により積極的に開催されている"『ドラゴンクエスト』コンサート"。10月11日には、東京・晴海トリトンスクエア内の第一生命ホールにて、"金管五重奏による『ドラゴンクエスト』コンサート"が開催された。金管五重奏とは、トランペット×2、ホルン、トロンボーン、テューバの5つの金管楽器による演奏のこと。今回の公演は、『ドラゴンクエスト』コンサートなどでおなじみの、東京都交響楽団に所属する東京メトロポリタン・ブラス・クインテットのメンバー5人の強い要望により実現したものなのだ。『ドラゴンクエスト』による人気はもちろんのこと、一流の演奏者による一流の音楽ということもあって、会場は超満員だった!

▲当日は、司会役としてすぎやまこういち氏も登壇。

 公演は『ドラゴンクエストI』の"序曲"からスタート。おなじみのテーマ曲が流れるや、来場者は一気に『ドラゴンクエスト』の世界へ。以降、"勇者の仲間たち"(『ドラゴンクエストIV』より)や"そして伝説へ"(『ドラゴンクエストIII』より)、"この道わが旅"(『ドラゴンクエストII』より)など、14曲+アンコール3曲が披露されたのだ。また、公演は、曲の合間に司会役のすぎやまこういち氏が登壇し、5人の演奏者を交えてお話をするという構成をとっていたのだが、このすぎやま氏のトークが秀逸。「作曲もできる司会者です」という一声とともにすぎやま氏が登場するや会場は大爆笑で、愉快なトークを炸裂させていたのだ。さらに、途中に織り交ぜられたトランペットやホルンなどの楽器の紹介も、「オーケストラに対する間口を広げたい」というすぎやま氏ならではの配慮。会場には親子連れも多く見受けられ、子どもたちにも得るものが多いコンサートだったのでは。
 

▲さすがの『ドラクエ』人気でもちろんチケットは完売。当日券として、舞台脇に特別席が用意されるほどの人気ぶり!

▲演奏の合間には、すぎやまこういち氏の軽妙なトークが挟まれ、絶妙な味付けとなった。


 5人の奏でる豊かなハーモニー+すぎやま氏の軽妙なトークに、2時間はあっという間。700人を越える来場者が秋の夜長に充実したひと時を過ごすことができただろうことは、コンサートがはねたあとで帰路に着くその顔が、いずれも幸せそうな顔をしていたことからも確信することができた。

 最後に、コンサートがはじまるまえに行なった、すぎやまこういち氏へのインタビューをお届けしよう。

――今回のコンサートの経緯は?
すぎやま
 金管五重奏としては初演になりますね。今回は、東京メトロポリタン・ブラス・クインテットのメンバーの要望により実現したものなんです。じつはメンバーのほとんどが『ドラゴンクエスト』の経験者で、そういう意味では『ドラクエ』のよき理解者ですね。

――曲のセレクトは?
すぎやま
 すべて彼らに任せていますよ。彼らが演奏したい曲+金管五重奏で演奏しやすい曲ということでセレクトしたものです。金管楽曲は体力が必要なので、公演はタフさも要求されますね。

――金管楽器の特徴は?
すぎやま
 金管楽器は明るい調子なので、明るいサウンドを聴かせてくれますね。そういう意味では、公演は明るい楽しい雰囲気が出てくると思います。一方で、"レクイエム"(『ドラゴンクエストII』)のような暗めの楽曲ではけっこう豊かな音になる。そのへんは新たな発見でした。

――公演にあたっての抱負を。
すぎやま
 日本一のトランペット奏者である高橋敦氏をはじめ、演奏者はすべて一流のメンバーです。全国のブラスバンドをやっている人たちにとっては希望の星でもあります。そんな彼らがおなじみの『ドラゴンクエスト』の音楽を演奏することで、オーケストラの間口を広げるためのいいお手本になってくれれば……と思います。

 

▲なによりも、すぎやま氏自身が金管五重奏による演奏を楽しみにしていたよう。


 盛況のうちに幕を閉じた公演だが、"『ドラゴンクエスト』コンサート"関連の話題は今後も豊富。まず決定したのは2枚のCDの発売。12月7日に発売予定の"弦楽四重奏による『ドラゴンクエスト』"と、2006年2月22日発売予定の"金管五重奏による『ドラゴンクエスト』だ。また、待望のオーケストラも、2006年1月28日に東京芸術劇場で、"交響組曲『ドラゴンクエストVIII』新春公演"が行なわれることに! 今後もすぎやま氏の活動からは目が離せない。

※すぎやまこういちの世界はこちら 

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