Cellの技術仕様書が改めて発表
●ソフト開発者などの専門家向けた詳細な内容に!
ソニーおよびソニー・コンピュータエンタテインメント、東芝、IBMが本日(8月25日)、プレイステーション3に採用される次世代半導体Cellの詳細な技術仕様書を公開した。ソニー・コンピュータエンタテインメント(→こちら)とIBMの公式サイト(→こちら、[英文])の特設ページからデータをダウンロードすることで、技術仕様書を閲覧できる。
2月に米国で開催されたISSCC(国際固体素子回路会議)でCellのデザインコンセプトに関する技術論文が発表されているが、今回の技術仕様書の公開はそれに続くもの。以前の発表からの変更点はないが、5つのデータに分かれており、おのおのがかなり詳細な内容になっている。いずれも英文で書かれており、ソフト開発者などの専門家に向けた公開であると言える。
なお、ソニー・コンピュータエンタテインメントの半導体事業本部、副本部長の鈴置雅一氏は以下のようにコメントしている。
「Cell アーキテクチャの公開によって、より多くの人がコア・テクノロジーに自由にアクセスできるようになると信じています。これにより、とくにミドルウェアについて中・長期的なソフトウェア開発技術を下支えするとともに、Cell の普及を加速し、業界全体のいっそうの活性化を推進していきます」(鈴置)
※ソニー・コンピュータエンタテインメントのCell特設ページはこちら
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