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新ハード発表、セガ初出展、DS初登場などサプライズ満載のチャイナ・ジョイ (写真を追加)

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●イベント名どおり"ジョイ"が目的
 

 現地時間7月21日、上海でチャイナ・ジョイが開幕! 中国国内はもちろん、世界の主要ゲームメーカー60社以上がブースを出展し、スクウェア・エニックス、ソニー(中国ではソニーでプレイステーション2を発売)、セガ、エレクトロニック・アーツなど、おなじみのメーカーも参加した。
 

 チャイナ・ジョイは独特の雰囲気があり、ゲームの体験を趣旨とした東京ゲームショウや業界関係者向けの見本市E3とは趣向がまったく違う。どちらかというと、お祭りや文化祭のようなイメージが近いか。ゲームの体験コーナーはあまり重要ではなく、新作発表会もとくにない。メインとなるのは各メーカーのステージイベントで、伝統武芸、女子十二学坊のようなアーティストの演奏会、はたまたユーザー参加型のクイズイベントなど、ゲームとは関係のないイベントも続々開催。会場内はまさに各メーカーのイベント合戦で、耳が痛くなるほどの音楽やMCの声が鳴り響く。中国ユーザーはそのお祭り騒ぎに期待して来ているのだ。

▲ステージがブースのメイン。競うように、あちらこちらでイベントが行われている。


 中国最大のゲームメーカー、盛大も広大なブースを展開しながらも、体験スペースよりステージが目立つ作り。中国で『リネージュU』を展開しているNCソフトや盛大のライバル会社、ナインシティなど中国の有名メーカーのほとんどが、年を重ねるごとにステージ中心のブース作りをしており、文化の違いを感じることができる。

▲基本的に体験コーナーは静かだが、ナインシティの『WORLD OF WARCRAFT』の体験コーナーだけはこの盛況ぶり。


 そんな中国ゲームユーザーの気持ちをよく理解しているのが、スクウェア・エニックスだ。おなじみの『クロスゲート』を出展していたが、やはり力を入れていたのがステージイベント。プレゼントなどを活用し、多くのユーザーの注目を集めていた。


●中国最大手メーカー盛大が新ハード開発を示唆!


 今回のチャイナ・ジョイでもっとも目立った動きを見せたのが、中国最大手のゲームメーカー盛大だ。なんと家庭用ゲーム機を開発していることを明らかに。ハードの公開や詳細発表はなかったものの、国内外の48社と提携して開発していくことを発表した。


 提携会社は大きく3つのカテゴリーで分けられていて、"娯楽"という分野では、テレビ会社や音楽レーベル会社、ゲームメーカーが中心で、おなじみのところではタイトー、アップル、コナミの名が挙がっていた。"生活"という分野では旅行会社、天気予報、不動産屋など生活に深く関わるメーカーが。"求知"という分野では、人材派遣会社や教育テレビ局がメインとなっている。


 では、ゲームメーカー以外との提携で盛大はどのようなことに挑戦しようとしているのか? 詳しい話はなかったが、ずばり、家庭内の娯楽を新ハードで掌握することだと思えてならない。映像配信、音楽配信、ゲーム配信、そしてショッピングなどすべてが新ハードで楽しめる。プレイステーション3やXbox 360が目指す方向性と似ている気がするが……提携会社の職種を見ると、両ハード以上のコンテンツが期待できそう。何よりも、ハードより会社の提携をさきに発表したことが非常に興味深い。コンテンツありきの姿勢が強烈に伝わってくるのは記者だけだろうか。 提携会社に盛大は、自社が培ってきた"ユーザー"、"課金システム"、"安定した技術"、"資金"を開放するとしており、いかに本気姿勢であるかがうかがえる。ハードの詳細発表時期など何もわかっていないが、追ってお伝えしていきたい。

 

●ニンテンドーDS、ついに中国デビュー
 

 iQue Player(神遊機)で初めて中国市場に家庭用ゲーム機を投入した神遊科技有限公司が、昨年に続きブースを出展。今回の主役はニンテンドーDSだ。


 同ハードは中国で7月23日に発売予定で、今回が同国で初お披露目。まずは北京、上海、広州、深セン、成都など大都市で発売され、本体と同時発売タイトルは『直感ヒトフデ』。来月には『メイドインワリオ』が発売され、その後、『nintendogs』や『スーパーマリオDS』、『大合奏!バンドブラザーズ』と続々と投入するという。気になる価格は「都市によって違う」(神遊科技有限公司 広報)とのことだが、1000元前後(8000円前後)になる見方が強い。


 ブースには"Touch!中国"という真っ赤な垂れ幕が掲げられ、ニンテンドーDSの体験会が実施されていた。コンパニオンがひとりずつ本体を持ち、ユーザーにプレイしてもらうというスタイルで、『nintendogs』と『スーパーマリオDS』がプレイできた。


 ユーザーの反応は好評のようで、同社広報は「ニンテンドーDSをもともと知っていてさわりにきた人、ぜんぜん知らなかったけどさわった人、どちらもおもしろいと言ってくれています」と手ごたえをつかんでいる様子。「ニンテンドーDSはいままでにないゲーム機。中国市場がどのような反応を見せるのか、非常に楽しみです」(同)と期待を寄せた。


▲ニンテンドーDSが中国人ゲームファンに初お披露目! 発売日の7月23日には全国で体験イベントを実施!



●セガ、ついに本気!?
 

 セガは中国メーカーと見劣りしない大規模なブースを展開。PC用『ファンタシースターオンライン ブルーバースト』と韓国メーカーと共同開発したレースゲーム『CTRacer』の体験コーナーを大々的に出展し、人気を集めていた。

▲『PSOBB』と『CTracer』を出展したセガ。中国でも知名度は抜群。

 

 両タイトルともに中国では本格サービスがスタートしているが、今回、『PSOBB』ではエピソード4を、『CTRacer』では上海の市街地コースを始めてお披露目。それぞれエピソード4は8月16日に、市街地コースは8月中に追加されるという。


 とくに『CTRacer』は"ゲームのプレイ料金は無料、追加パーツが有料"という斬新な課金システムが功を奏したか好調の様子。会員数は480万人に上るという。


 セガは来週上海で開催される国際アニメ漫画ゲーム博覧会にも出展予定。いよいよセガが本気になった証拠か。オンライン事業に一日の長があるセガ。中国市場でも活躍が期待できそうだ。

▲ソニーはプレイステーション2を中心に出展。中でも『グランツーリスモ4』は人気で、体験コーナーに長蛇の列が。

 


 

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