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PSPの機能の詳細が明らかに!

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●ハード開発責任者、SCEの茶谷氏が語る!


SCS茶谷氏

▲茶谷氏はSCEのハード開発の責任者で、PSPの開発も統括している。

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)から年末に発売予定の新型携帯ゲーム機、プレイステーションポータブル(以下、PSP)の機能の詳細が明らかに! PSPの開発責任者であるSCEのコーポレート・エグゼクティブ兼CTOの茶谷公之氏が、ファミ通.comの取材に対して、各機能について語ったのだ。その内容は下のとおり。これまで明らかにされていなかったHOMEボタンの使用法など、PSPの全貌が見えてきた!

●おもなボタン、スイッチの使用用途について

PSPには多くのボタンがついているが、これらがどのように使用されるのか? 細かい仕様は現在調整中とのことだが、おおまかな使用方法が決定! 各種ボタンの仕様は以下のとおりとなっている。

アナログパット

プレイステーション2のコントローラーとは異なり、PSPはスライドさせる方式を採用。「大きさや場所の制限があり、PSPではスライド式を採用しています。この操作感覚は、ゲームショウでもなかなか好評でした」と茶谷氏は語っている。なお、PSPでアナログ入力に対応しているのは、このアナログパットのみとなっているぞ。

方向キー、○、×、△、□、L、R、START、SELECT

これらのボタンは、プレイステーション2のコントローラーと用途は同じ。デザインも踏襲されている。茶谷氏も「持ったときの感覚をプレイステーション2のコントローラーに近いものにしています」とコメントしている。ちなみにこれらのボタンはすべてデジタル方式だ。

音量+/−

音量調節のボタン。

HOME

PSPにはメニュー画面が存在し、PSXなどで採用されているXMB(クロスメディアバー)で各メニューを選択することになる。基本的にはHOMEボタンを押すことで、メニュー画面に飛ぶことができるのだ。ゲーム中にHOMEボタンを押すと、画面には"ゲームを終了しますか? Yes/No"と表示。"Yes"を選択するとメニュー画面になり、"No"を選択するとゲームを続行できる。

ディスプレイ

画面の輝度調整、画面表示(本体状態表示)、バックライトオフが可能。

サウンド

サウンドのミュート(消音)機能のほか、重低音などの各種サウンドエフェクトの選択が可能。

POWER/HOLDスイッチ

POWERは主電源。HOLD時は持ち運び時の誤作動を防ぐため、すべてのボタンが操作無効(ボタンが押せなくなる)になる。

OPENスイッチ

本体上側面にあるスライドスイッチ。UMDを挿入するために蓋を開けるスイッチで、閉じるときは手で蓋を閉めることになる。

ワイヤレスLANスイッチ

ワイヤレスLANを起動する。「アドホックモードや無線LANで接続しているときには、ワイレスLANアクセスランプが光るようになっています」(茶谷)とのこと。

 

●ワイヤレス通信について

PSPの特徴のひとつがワイヤレス通信への対応。IEEE802.11b(Wi-Fiに)準拠していて、インフラストラクチャーモード(インターネット接続)とアドホックモードの切り換えは、ゲーム中で行うことになるとのこと。ほかに、IrDA、IR remoteを搭載。

インフラストラクチャーモード

家の中のアクセスポイントのほか、屋外にある標準的な無線LANサービスに接続が可能。動作確認については、各プロバイダーと協力して検証を行っていくとしている。

アドホックモード

インターネットを介さずにPSPどうしを直接つなぐ無線通信の方式で、無料で最大16人まで接続可能。茶谷氏は、「場所を選ばず通信が可能なので、これまでにない新しい遊びが出てくると期待しています」と語っている。

IrDA、
IR remote

赤外線通信の規格。「PSPどうしの通信のほか、携帯電話などとの通信も技術的には可能」(茶谷)とのコメントも。

 

●PSPを起動すると……

ソフトを入れた状態で電源を入れると、そのままゲームが起動する。ソフトが入っていない状態では、メニュー画面が表示される。基本的にプレイステーション2と同様の起動システムになっているのだ。ちなみにメニューにはPSXで採用されたXMB(クロスメディアバー)を採用。ゲームやミュージック、ムービーなどの項目を選ぶことができ、時間やセーブデータの管理などもここで行うことになる。

 

●ローディング(データの読み込み)の時間はどのくらい?

「ローディング時間はゲームによって異なるので一概には言えないが、プレイステーション2とは大きな差はない」と茶谷氏はコメントしている。

 

PSP正面

▲携帯ゲーム機でありながら4.3インチの大画面が魅力のPSP。サイズは170ミリ×74ミリ×23ミリ(ヨコ×タテ×厚さ)。重量は約270グラム。


フタ開く

ソフト挿入口

▲OPENスイッチで蓋が開く(写真上)。UMDが入っている状態でボタンを押すと、ソフトを取り外しやすいように、自動的に外側に少し飛び出す(下)。ちなみにUMDは、カバーに入った状態のまま本体に挿入するのだ。


  そのほかPSPの開発状況について茶谷氏は、「デザインや基本仕様についてはほぼ完成している、といってもいいと思います。いまは各種ボタンの機能面など、細かい仕様を詰めている段階。開発は予定どおりに進んでいて、非常に順調です」とコメント。また発売時期についても「発売日と価格の発表がないため、"発売が来年にずれ込むのでは?"という声もあるようですが、じつはプレイステーション(`94年12月3日発売)のときは11月に発表しているんですね。PSPの開発状況はプレイステーション発売当時よりはるかに順調なんです。もちろん、年内発売も予定どおり。年末には確実に発売できます。ご安心ください」と語っている。とにかく、発表を期待して待ちたいところだ。

 なお、茶谷氏のインタビューや本体の各種機能の詳細は、週刊ファミ通10月29日号(10月15日発売)で詳しく掲載する。こちらもお見逃しなく!

 

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