ファミ通.com 携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

ファミ通媒体メニュー



金沢美大OBによる展覧会に宮本茂氏の作品が展示中!

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

●プロダクトデザイン、映像デザインとしての宮本作品とは?


 東京の銀座にある65の会場で、金沢美術工芸大学のOB会(東京けやき会)による"東京・銀座大展覧会"が開催されている。この中の"プロダクト・環境デザイン展"と"遺伝子造型情動・映像デザイン展"に、同大学の卒業生である任天堂の宮本茂氏の作品が出展されているのだ。その模様を取材してきたぞ。

▲ストーリーやゲーム構成などのデザインから、それを遊ぶハードの形まで。宮本氏の作品は製品デザインの視点からも秀逸と評価されている。
 

▲スポーツ用品や食器、インテリアなどバラエティー豊かな展示内容。
 

 新橋ビクタービルの地下1階で行われているプロダクト・環境デザイン展には、宮本氏の代表作である『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説 風のタクト』の体験台、ソフトのパッケージなどが置かれている。この展覧会は、製品や建物、公園などふだん実用されているもののデザインに焦点を当てたもの。同大OBで、みずからも製品デザインをしている圓角秀世(えんがくひでよ)氏に感想を聞くと、「プロダクトデザインは生活にうるおいを与えるもの。宮本氏が描くマリオなどのキャラクターはユーモラスで、ゲームはコミュニケーションを生み出します。彼は表現をするためのやさしさ、使いやすさをわかっているんだと思います」と述べていた。
 

▲テレビCMやプロモーションビデオなど、21名分の代表作の映像は1時間10分あまりに及ぶ。会場にはさまざまな年代の来場者が訪れていた。
 

▲作品に込められた宮本氏のこだわりを、映像から感じ取ることができる。
 

 王子製紙1号館のインタースペースOJIで開かれている"遺伝子造型情動・映像デザイン展"では、テレビCMやアニメ、音楽などの分野で活躍する21人のOBクリエーターたちの作品がスクリーンで上映されている。この中では、『ドンキーコング』から『ピクミン2』まで宮本氏が手がけたゲームの映像が続々と公開された。こちらの会場にいたOBのひとりで、数々の広告を手がけてきた若菜英夫氏は「我々の時代のOBは広告の分野で活躍している人が多いので、宮本さんは異色の存在。現在の美大にいる学生は、デジタル映像を作りたがっている人が多い。若い人たちへの刺激になるので、ありがたいです」と語っていた。


 "東京・銀座大展覧会"は10月2日まで開催されている。入場料は無料。宮本作品をいつもと違った視点で見ると、新たな発見があるかもしれないぞ。


 

※東京けやき会のサイトはこちら

ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

この記事の個別URL

TVゲーム関連最新ニュース