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GDCヨーロッパでPSPをテーマに講演が実施! 最新デモ映像が公開に!!

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●PSPの最新デモ映像が公開に!
 

 イギリスのロンドンで、ゲーム・ディベロッパーズ・カンファレンス ヨーロッパ(以下、GDC)が8月31日(現地時間)から開催されている。GDCはゲーム開発者向けのイベントで、ゲーム開発に関するさまざまなテーマ別に講演やディスカッションが行われる。欧州のゲーム関係者が一堂に会する、毎年恒例のイベントとなっているのだ。
 
 このGDCで9月1日、PSPに関する講演が行われた。テーマは"Developing for PSP"。ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパのテクノロジーグループに所属しているジョージ・ベイン氏からゲーム開発者向けに、PSP用ソフトの開発の特徴や利点、開発ツールの進捗状況などが語られたのだ。
 

▲SCEEのジョージ・ベイン氏。テクノロジーグループに所属する同氏が、欧州のゲーム開発者向けに講演を実施。この講演はさすがの人気で、超満員状態だった。

 講演でジョージ・ベイン氏は、まず、PSPの機能的な特徴を説明。ソニーグループの総力を結集して開発している、エンターテインメント性に富んだマシンであることを強調したのだ。さらに技術的な説明として、グラフィック、オーディオ、ネットワークなどの機能別に特徴をピックアップ。グラフィック面では、プレイステーション2に近いチップが採用されていて、モーフィングやサーフェイスなど、従来の携帯ゲーム機では不可能だった技術を用いて、ゲームを開発できることを紹介。また、PSPでメモリーカードの役割を果たす"メモリーカード スティック PRO Duo"を活用して、PSPがプレイステーション2やPCと連携できることなども改めて説明された。そのほか同氏は、PSPのホールドボタンの役割について、「ホールドボタンを押すことで、ゲーム中の画面を止めて、プレイを一時中断することができます」とコメント。これまでその用途がはっきりしていなかったホールドボタンだが、いわゆるポーズボタンのような使いかたをすることが判明したのだ。
 

▲一般ユーザー向けの講演ではないだけに、その内容は専門的。PSPのグラフィックをはじめとする各種性能の特徴が、開発者に向けて改めて説明された。

 

▲PSPではメモリースティック PRO Duoを使って、ゲームのセーブなどを行うことになる。この周辺機器は汎用性が高く、PSPとPCとの連携も可能になるのだ。


 続いて同氏は、PSPの開発環境について説明。PSP用ソフトのプログラミングは、プレイステーション(PS One)用ソフトのプログラミングに近い感覚で行えるとのこと。また、開発ツールはもうすぐ、現在配布されているものからバージョンアップされる予定で、開発ツールの構成内容についても詳しい説明がなされていた。そして最後に、開発ツールを用いて作成された、PSP用ソフトのデモ映像が公開に! 映像は同氏が持つPSPのモニターにも映し出され、来場者の注目を集めたのだ。

▲PSPはプレイステーションに近い感覚でプログラムすることが可能。そのほか、ミドルウェアのサポート体制や開発ツールの提供方法なども説明された。

 
 なお、講演後の質疑応答では、「本体価格やPSPの商品構成、発売時のタイトルラインアップはどうなるのか?」という質問が飛び出した。これに対して同氏は、「PSPは東京ゲームショウ2004に出展されます。東京ゲームショウまで待ってください。それまでは何も言えません」と回答。本体価格の発表が東京ゲームショウ2004である、と明言されたわけではないが、何らかの発表があるのかも? 今後のPSP関連の動向にも期待大だ!

▲ジョージ・ベイン氏が手に持っているのが、制作中のPSP(写真上)。このモニターに、デモ映像がはっきりと映し出されていた。美麗な海を泳ぐ魚のデモで、若干ながら操作することもできたのだ(写真下)。


▲会場のスクリーンに映し出された、PSPのデモ映像2点。上は空中を飛び回る戦闘機。下は海の中を泳ぐ魚の映像。あくまでデモのためゲーム性はなかったが、開発ツールとライブラリーを使って、簡単に作成できるとのこと。PSPの実力の一端を開発者たちに披露したというわけだ。

 

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