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『ドラゴンクエスト』ファミリークラシックコンサートが開催!

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●「『ドラクエVIII』の作曲活動は終了しました!」(すぎやま氏)

▲今回の演奏は東京都交響楽団。同楽団が演奏したCD『交響組曲ドラゴンクエストV 天空の花嫁』がSUGIレーベル第1弾タイトルとして発売中だ。

 

 本日8月10日、『ドラゴンクエスト』の世界をオーケストラで体験できる第18回ファミリークラシックコンサートが開催。今回のプログラムは"交響組曲『ドラゴンクエストIII』そして伝説へ…"で、演奏は東京都交響楽団が担当。指揮者はもちろん、おなじみのすぎやまこういち氏。会場となった都内の東京芸術劇場は、臨時席が用意されるほど満員御礼となった。


 今回のテーマとなっている『ドラクエIII』は、すぎやま氏にとって非常に思い出深い作品。「当時はファミコンのカセットだったので、ゲーム音楽は容量制限との戦いだった」と当時を振り返る。
 

 「最後の最後で容量が足りなくなって、オープニングタイトルを切ってしまったんです。オープニングタイトルがないゲームっておもしろいでしょう(笑)。それにあの作品のマップは世界地図を模したものだったと思うんですが、じつはヨーロッパ部分にスイスのような村が用意されていたんです。その村に合わせてヨーデル風の曲も作ったのですが、これも村ごとなくなってしまった(笑)。でも苦労話ばかりでなく、このゲームで生まれた『そして伝説へ』は僕の快心作であり、『おおぞらをとぶ』が流れた場面では、僕も泣きましたよ。とても思い出深い作品です」(すぎやま氏)


 そんな『ドラクエIII』が東京都交響楽団の演奏により、交響組曲となって会場を包み込む。壮大な『ロトのテーマ』から演奏が始まり、『王宮のロンド』、『海を越えて』、『戦闘のテーマ』、『そして伝説へ』など、全15曲を披露。演奏の合間には恒例のすぎやま氏のトークもあり、なんとそこで最新作『ドラゴンクエストVIII』に関する話題が!


 「『ドラクエVIII』の新曲の作曲活動はすべて終りました! ゲームのスケールが大きくなると、作曲しなければならない楽曲も増えるわけで。新曲の楽譜は何枚という次元ではなく、全部で2〜3キロにはなると思います(笑)。でもこれですべてが終ったわけではなく、これからがまたたいへん。プレイステーション2用の音源にデータ化して、調整しなければなりません。これから年末発売に向けてがんばります」(同)


 現在のところ、『ドラクエVIII』の発売時期は今冬になっているが、音楽分野は順調に進行している様子。しかも、すぎやま氏の「年内発売に向けてがんばります」という発言によると2004年内に発売される可能性もありそうだ。ゲームファンには思わぬ朗報となった。


 またすべての演奏終了後、「パラパラと少ない拍手だったらどうしようかと思ってました(笑)」というすぎやま氏の心配はよそに会場から割れんばかりの拍手喝采が沸き起こり、アンコールに突入。ここでもゲームファン垂涎の出来事が! なんと『ドラクエVIII』の『序曲』と、ハープの音が印象的なフィールドの曲『広い世界へ』が演奏されたのだ。


 「『広い世界へ』はゲーム映像を観て、フィールドの広さを感じました。世界の広さを表現したいと思って作ったんです」(同)


 『ドラクエIII』を堪能できただけでなく、『ドラクエVIII』の楽曲や最新情報をいち早く聞けた今回のコンサート。ゲームファンやオーケストラファンで埋めつくされた会場は、いつになっても拍手が鳴り止まなかった。

 

▲「オーケストラコンサートでは"継続は力なり"ということを証明したい」と語るすぎやま氏。事実、来場者数は右肩上がりで伸びており、今回のコンサートチケットも即日完売。ゲーム音楽が交響組曲としてきちんと浸透している証拠だ。

 

▲残念ながらコンサートに行けなかった人は『交響組曲ドラゴンクエストV 天空の花嫁』でオーケストラの雰囲気を味わってみて! 

 

※すぎやまこういちの世界はこちら

※『交響組曲ドラゴンクエストV 天空の花嫁』についてはこちら

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