『FFXII』トークセッションでゲームの世界観が明らかに!?

ついに詳細が明らかになった『ファイナルファンタジーXII』。公開された画像とともに、トークセッションで語られたゲームについてのスタッフの発言を紹介しよう。
●メインビジュアルについて
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▲地中海がモチーフとなっているメインビジュアル。 |
松野泰己プロデューサー(以下、松野) 色づかいに注目してください。モチーフは地中海です。といっても、リゾート地としての地中海ではなく、古代ヨーロッパやアラビアの文化が入り交じる、一種独特な世界。そしてこのビジュアルだけではなく、物語にも影響を及ぼしています。いろいろな人種や価値観が存在する世界。そのすべてが、このビジュアルで表現されていると思います。
上国料勇背景アートデザインチーフ このビジュアルのような、キャラクターの視点で描く絵は臨場感が表現できるので好きなんです。ノリノリで描きました(笑)。最初は"大都市を描いて"というオーダーだったと思うんですが、そのまま描いてもつまらないので高層ビル群の下にいろいろな種族が見て取れるビジュアルとしました。この絵を描くためにトルコ共和国に取材にいき、日本では決して見ることができない景色を見てきました。
●キャラクターについて
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▲主人公のヴァンのイメージビジュアル。帝国支配下の旧ダルマスカ王国に住む若者だ。 |
松野 主人公のヴァンは17歳の少年。彼の住む国は軍事国家の支配下にあり、自身は天涯孤独の身。ただ、ものすごく前向きで明るい少年で、いつの日か自分の飛空艇を手にすることを夢見ています。
吉田明彦キャラクターデザイン担当 ムービーシーンよりも、リアルタイムのシーンに重きを置いてデザインしています。今回は新たに導入されるあるゲームシステムのために、メモリーがどうしても不足しがちなんです。そのため、髪の毛の1本1本や布のひらひらした質感などの表現にも非常に気を使っています。

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▲こちらはヒロインのアーシェ。彼女はダルマスカ王国の王位継承者だという。 |
松野 ヒロインのアーシェです。19歳の少女にして、ダルマスカ王国唯一の王位継承者という設定。彼女と主人公のヴァンが出会うことから、物語が始まります。
●飛空艇について
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▲ゲームのムービーより。飛空艇と行進する兵士の姿が見えるが、はたして何が起きようとしているのか? |
皆葉英夫アートディレクター 男の子の心をくすぐるデザインを、ということで考えました。戦艦ヤマトを彷彿とさせるような、このビジュアルにあるものよりもさらに巨大なものも登場する予定です。
●そのほかのシーンについて
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▲これは移動シーンか。これまでの『FF』シリーズでは1枚の絵で描かれていた背景も、『XII』ではフルポリゴンになるとのこと。 |
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▲戦闘シーン。戦闘シーンも固定視点ではなく、自由に視点を変えることができそうだ。 |
松野 これまでのシリーズは、フィールド画面などが1枚絵で描かれていたかと思いますが、今作品についてはフィールド画面も戦闘シーンもフルポリゴンで描きます。これにより完全に自由な視点で、ゲームを楽しむことができると思います。
●音楽について
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植松伸夫音楽プロデューサー どのシーンで流れるのかは言えませんが、ゲームの重要な場面で流れる"歌"を中心に作業を進めています。そして今回は、作曲家の崎元仁くんといっしょに作っています。彼は非常に才能のあるクリエーター。どんな曲を作ってくれるのか、楽しみです。(ビデオメッセージで出演)
崎元仁氏(『ファイナルファンタジー タクティクス』、『ベイグラントストーリー』など、一連の松野作品の音楽プロデューサーを務める) 初めて『FF』をプレイしたのは高校生のとき。最初の作品からやっているし、当然、植松さんの音楽もずっと聴いてきました。この場に立っていることでも緊張していますが、植松さんのコメントを聞いて、さらに緊張してきました。
●タイトルロゴについて
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▲タイトルロゴには"ジャッジ"と呼ばれる人物が描かれている。 |
松野 中央にいる騎士は"ジャッジ"と言われる存在で、ゲームボーイアドバンス用ソフト『ファイナルファンタジー タクティクス アドバンス』にも登場しています。警察官と裁判官の役割を兼ね備えたような位置づけなんですが、『ファイナルファンタジー タクティクス アドバンス』では正義の存在だったんですが、『FFXII』では恐怖の騎士団として登場します。イラストは、シリーズの最初からイラストを担当してくださっている天野喜孝先生の作品です。
天野喜孝氏 ロゴはずいぶんまえに描いたんですが、じつはこの作品、たまたま担当の方が作品を取りに来る時間が遅れたので、そのあいだに墨を使って描いたものなんです。最初からできていた作品をお渡しするついでに、"こんなのも描いてみましたよ"という感じでお渡ししたんですが、最終的にはこれが使われたようですね(笑)。
そしてこのトークセッションの最後に、松野プロデューサーはつぎのように語ったのだ。
「発売は2004年夏です。ちょっと時間がありますが、気長に待っていてください。期待を裏切るものは作りません。ありがとうございました」
つぎの情報を、期待して待て!
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