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■NEWS 2003/4/21


SCE、ソニー、東芝が半導体投資に関する記者会見実施

●エモーションエンジンとグラフィックシンセサイザーを1チップ化

 

▲写真左からソニーの安藤社長、SCEの久多良木社長、東芝セミコンダクターの副社長、藤井美英氏。3社にIBMを交えた4社が協力して、CELLを開発していくのだ。
 

 4月21日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)とソニーが、半導体投資に関する記者会見を実施。SCEの久多良木健社長、ソニーの安藤国威社長が会見で、今後の半導体ビジネスについての戦略を明らかにした。
 

 まず発表されたのが、90ナノメートルのDRAM混載プロセスを用いた最先端の半導体生産を、世界に先駆けて本格スタートすること。この最先端半導体技術の導入により、プレイステーション2に搭載されているCPU"エモーションエンジン"と描画プロセッサ"グラフィックス・シンセサイザ"の1チップ化が実現する。1チップ化によりいっそうの低消費電力化とコストの低減が可能になるとのこと。

▲PS2発表当初(写真左端)と比較するとわかるとおり、飛躍的にサイズダウンされてきたエモーションエンジンとグラフィックス・シンセサイザ。いよいよ1チップ化されることで、プレイステーション2本体の製造においても大幅なコストダウンが図られるのだ。

 

 新しい半導体の生産は、SCE、東芝が共同で運営している半導体生産拠点、大分ティーエスセミコンダクタ(大分県大分市)において今春からスタート。続いて秋には、SCEの半導体生産拠点、SCE Fab(長崎県諫早市)にも導入される予定だ。

 

▲SCEと東芝の協業による半導体生産拠点、大分ティーエスセミコンダクタ。ここで1チップ化されたCPU(コードネームはドラゴン)が生産される。なお、CELLの開発拠点は長崎県にあるSCE Fab2になるのだ。

 

 さらにこの日の会見で、300ミリメートル・ウェハで65ナノメートルプロセスに対応した半導体生産のために、今後3年間で総額2000億円の設備投資をソニーグループ全体で行うことも明らかになった。これはSCEが次世代コンピュータエンタテインメントシステムに搭載する次世代汎用プロセッサ(通称:CELL)を中心としたブロードバンド対応のシステムLSI群を生産することを目的としたものだ。

 

 初年度となる2003年度に約730億円の設備投資を実施。SCEの半導体生産拠点で長崎県にある、SCE Fab 2の1階スペースにクリーンルームを設け、300ミリメートル・ウェハで65ナノメートルプロセスに対応した新たな半導体生産ラインの導入を開始する。

 

 

▲会見に出席したSCEの久多良木社長。CELL生産の本格的な立ち上げは2005年以降になるとコメントした。
 

 「今後拡大するブロードバンドネットワーク時代を支える重要なプロセッサ群には、最先端の半導体技術の導入が不可欠です。ゲームを始め、映画や音楽そしてデジタル放送など、家庭内の様々なブロードバンドアプリケーション群を支えるデジタルCE機器やネットワーク機器が、今後はPCの進化とともに半導体技術のさらなる進化の強力な牽引力となっていくと考えています。この分野ではソニーグループは最先端の半導体テクノロジーを有し、豊富なアプリケーション群とともに市場をさらに創造・拡大してまいります。今回の投資は、これらを支える重要な戦略投資となります」(久多良木)

 また会見後の一問一答で久多良木社長はCELLについて、「CELLはネットワークを構成する基幹プロセッサ。汎用プロセッサなので、広く使われてこそ意味がある」として、CELLを外販していくことを明言。ソニーグループだけの商品ではないことをアピールした。また、CELLを搭載した次世代マシンの発売時期などについては、「いまの段階では何もコメントできない」と回答。そのほか、プレイステーション2の今後の戦略に関しては、「次回の経営方針説明会やそれに当たる発表会などで説明する」と語った。

 ソニーグループと協力会社の手により、総力を挙げて開発されるCELL。次世代マシンへの搭載が確実視されているCELLの開発により、どのようなエンターテインメントマシンが将来、登場するのか。続報を楽しみに待とう。

 

 





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