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【任天堂発表会リポートその2】『F-ZERO』がゲームキューブとアーケードで登場!

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●2002年末にアーケードとゲームキューブで同時期に発売!


イメージイラスト

 

 任天堂の宮本茂氏と岩田聡氏が出席して、2002年度のゲームキューブのソフト展開構想などが明らかにされたこの日の発表会。発表会は2部構成で行われたのだが、なんと2部には、セガの開発子会社、アミューズメントビジョンの名越稔洋代表取締役社長が登場! 任天堂、セガ、ナムコが共同開発しているアーケード基板"トライフォース"で『F-ZERO』をアミューズメントビジョンが開発していること、さらに同タイトルのゲームキューブ版が発売されることも明らかにしたのだ。

 

 『F-ZERO』はスーパーファミコンやニンテンドウ64で発売された、任天堂の人気レースゲーム。今年の年末にセガからアーケード版『F-ZERO AC(仮題)』が、任天堂からゲームキューブ版『F-ZERO GC(仮題)』が発売されるのだ。発表会では、宮本氏、岩田氏、名越氏などが勢ぞろい。名越氏は電撃的に発表された『F-ZERO』について、

 

 「『F-ZERO』はドライブゲームではなくスピードレースゲームだと思っています。スピードをコントロールして、せめぎあいながらゴールを目指す、そこを追及したい。このソフトにとってふさわしい進化とはなんなのか、模索していきたいですね。とにかくいいソフトを作って、世に送り出したいと思っています。アーケード版とゲームキューブ版の連動については、おもに、(メモリーカード59を使用した)データのやり取りが中心になると思いますが、詳細は追ってお知らせします」

 

 とコメント。5月に開催されるE3でゲーム画面が公開される予定であることも明らかにしたぞ。また、宮本茂氏は『F-ZERO』や他社とのコラボレーションについて、「『F-ZERO』は名越さんが開発してくれるということで安心しています。非常に頼もしいですね。アーケードに向いているタイトルだと思っています。これからも任天堂では、作家単位で物を作りたいという人たちを積極的に支援していきたい。会社と会社ではなく、クリエーターどうしで話ができるようになってきていますから」と語ったのだ。

 

 なお同タイトルの開発は順調とのこと。ゲーム画面は公開されなかったが、E3ではプレイアブルな形での出展も期待できそうだ。

 

 

名越氏

発表会全景

▲任天堂の発表会にセガの開発子会社、アミューズメントビジョンの名越氏が登場! 「『F-ZERO』は自分にとっても思い出深いタイトル。セガと提携してよかったと言われるよういいソフトにしたい」などと豊富を語った。

▲宮本氏、岩田氏、名越氏などが揃って会見。この会見でセガと任天堂の共同開発により『F-ZERO』が発売されることが電撃的に明らかにされた。

 

 

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