●三上真司氏が驚くべき『バイオ』の戦略を語った!
速報でお伝えしたとおり、9月13日にカプコンは都内で"『BIOHAZARD』戦略発表会"と題する記者発表会を開催。その席で『バイオ』シリーズの生みの親である三上真司氏が、驚くべき新戦略を発表したのだ!
まず三上氏は、シリーズの最新作としてニンテンドーゲームキューブ用の『バイオハザード』を発表。これはプレイステーションで大ヒットした『バイオハザード』のリメイク版だ。この作品について、三上氏はつぎのように語った。
「5年ぶりにプロデューサーではなく、ディレクターとして制作に参加しています。こだわっているのは"生の恐怖"。任天堂さんの協力もあって、いい作品になりそうです」(三上)
またゲームキューブ用のソフトとして、まず最初にリメイク版を出すことについては、つぎのようにコメント。
「『4』をいきなりゲームキューブ用ソフトとして発売するという手もありましたが、いきり『4』といわれても、『1』から遊んでいない人は戸惑ってしまう。そこで『1』から順番に遊んでいただこうと思い、この戦略になったのです」(同)
この三上氏の言葉どおり、カプコンは今後、『バイオハザード』シリーズを『1』、『0』、『2』、『3』、『ベロニカ』、『4』の順番でゲームキューブに供給すると発表! しかも『バイオシリーズ』に関しては今後、ゲームキューブ以外のハードには供給しないことも明言したのだ!
「『バイオ』シリーズが好きだけど、ドリームキャストをもっていないから遊べない、といようなユーザーの声を頻繁に聞いたんです。確かにユーザーの理想はひとつのハードですべてのゲームが遊べること。それならばと、数字のついている『バイオ』シリーズは、ゲームキューブ独占で供給しようと思いました。映像だけではない、本当におもしろいソフトを供給する、という任天堂さんの考えかたに昔から共感していたこともあり、キューブがそれができるハードということもあって、独占供給を決めました」(同)
第1弾の『バイオハザード』は、2002年3月22日に発売決定! これはプレイステーション用の『バイオハザード』が発売された日でもあるのだ。
そしてこの日の発表会に、驚くべきゲストが登場! 詳細は別の記事で!

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▲『バイオ』シリーズの驚くべき戦略を発表する三上真司氏。ゲームキューブへのシリーズ独占供給に会場がどよめいた。 |
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