HOME> ゲーム> 『ダライアスバースト アナザークロニクル』ロケテストプレイリポート
●シューティング好き編集者ででおが語る!
2010年8月7〜8日の2日間、都内秋葉原のアミューズメントセンターHeyにて、シューティングゲーム最新作『ダライアスバースト アナザークロニクル』のロケテストが実施された。その模様を、『ダライアス』シリーズは欠かさずプレイしているシューティング好き編集者のででおがお届けします。『ダライアスバースト アナザークロニクル』は、2009年12月23日にPSP(プレイステーション・ポータブル)で発売された『ダライアスバースト』をアーケード向けにリニューアルした作品。アーケードゲームとして発売される久々の新作ということで、シューティングゲームファンから熱視線が注がれているタイトルだ。
▲32インチモニターを2台使った大型専用筐体でいち早くプレイしようとファンが集まり、開店前から長蛇の列が……。 |
▲店内には、若いプレイヤーの姿も多く見られた。ちなみに、PSP版『ダライアスバースト』のプロデューサーを担当していたアオキヒロシ氏も来店していたぞ。 |
▲プレイ中の画面。座席に座ってプレイすると、中央にある画面の継ぎ目がまったく気にならなくなる。 |
筐体はハーフミラーを使用した32:9のパノラマ画面と4人掛けのボディソニックシートを完備しており、かなりの迫力。シートに座ってみると、お尻だけでなく足元からもズンズンと重低音が感じ取れた。筐体そのものが振動しているような感覚だ。
さっそくプレイ開始! 自機は“レジェンド”、“ネクスト”、“オリジン”、“フォーミュラ”の4タイプ。もちろん、新機体であるフォーミュラを迷わず選択! フォーミュラは、パワーアップしていくと幅の広い“ウェーブ”ショットを発射できるようになるが、射程が非常に短い。ボスに接近戦を挑む必要があるため、やや上級者向けの機体とも言える。
コントロールパネルは、8方向レバーとショットボタン、バーストボタン、旋回ボタンという構成。自機の真下には"バーストゲージ"があり、敵や敵弾を破壊するとゲージが溜まっていく。ゲージがあるときにバーストボタンを長く押すと前方に強力な"バースト"攻撃をくり出せる。また、バーストボタンを2回連続で押すと、その場に“バーストユニット”を設置し、自機と別々に攻撃をくり出せる仕組みになっている。
バースト攻撃で敵を倒すと、画面上部に表示されている倍率が最大16倍まで上がっていき、そのステージで獲得できるスコアにそのまま倍率が掛かる。スコアアタックもアツくなりそうだ。
複数人による同時プレイを行った場合、長押しタイプ、設置タイプともに、互いのバースト攻撃を重ねることで増幅できるのが『アナザークロニクル』の新仕様。計画的に使えば、難所やボス戦で大いに役立ちそうだ。
今回プレイした“オリジナルモード”は、全12ステージのうち3ステージをプレイできる内容で、最初のゾーンをイージー、ノーマル、ハードの3つから選択可能。とりあえずノーマルを選択し、進めてみた第一印象は、“とにかく派手”ということ。道中は敵の数がとにかく多く、“弾幕”ならぬ“ザコ幕”とでも言うべき状態に。そこへ設置型バーストを仕掛けて、敵を一掃するのがとても気持ちイイ! パワーアップアイテムも多めに出現するので、シューティングが苦手な人でも爽快感を楽しめるだろう。道中の構成はPSP版とはまったく異なり、後方から追いかけてくる敵も多く、旋回ボタンで左を向いて迎撃する感覚も新鮮だった。
ボスは、エイをモチーフにした“ライトニングフランベルジュ”や、ハリセンボンをモチーフにした“ミラージュキャッスル”など、PSP版に登場したボスがほとんどだが、攻撃方法は大画面に合わせて一新されており、新鮮な感覚で戦えた。また、『アナザークロニクル』の新ボスとして、深海魚の“デメニギス”をモチーフにした戦艦も出現。泡のような弾を発射したり、画面を縦横無尽に泳ぎ回ったりと、手強い攻撃をくり出してきた。『ダライアスバースト』の特徴である、敵戦艦と自機のビームを干渉させる“バーストカウンター”も成功できたぞ。もともと難度の高いテクニックだが、PSP版よりも画面が広い分、タイミングを取りやすいと感じた。
プレイを終えてみて感じたのは、1プレイで3ステージの構成は決して短くはないということ。ボス戦だけでなく、道中も濃い内容になっているため、何度もくり返しプレイしたくなるのだ。
ちなみに、今回のロケテストでは200円で1プレイ(3機分)か、800円でクリアーまで遊べる。後者は、何度ミスしても無限に自機が復活する仕様で、必ず3ステージ分を堪能できる。このシステムは斬新! ライトユーザーが4人でワイワイ遊びたいときにピッタリだろう。
あと、ロケテストバージョンでは未収録だったが、広大な宇宙全域を舞台にベルサー軍を撃退していく“クロニクルモード”と呼ばれるモードも収録予定とのこと。これは膨大な数のエリアを少しずつクリアーしていく内容で、エリアをクリアーしたプレイヤーは、筐体内の年表に名前が刻まれるといったものになるそうだ。これも楽しみ!
なお、本作は2010年9月11日に幕張メッセで行われるアミューズメントマシンショーにも出展されるので、ロケテストをプレイしていない方は、ぜひ足を運んでみてほしい。
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