HOME> ゲーム> 『タクティクスオウガ 運命の輪』のバトルシステムなどの最新情報を公開
●刷新されるシステム、追加されるクラスなど新たに生まれ変わる『タクティクスオウガ』
古の昔、
力こそがすべてであり
鋼の教えと
闇を司る魔が支配する
ゼテギネアと呼ばれる時代があった――
スクウェア・エニックスからPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフトとして発売予定の『タクティクスオウガ 運命の輪』。本作は、1995年にスーパーファミコンで発売されたシミュレーションRPG『タクティクスオウガ』を、当時のオリジナルスタッフの手により再構築する作品。ストーリーは、オリジナル版のディレクター、シナリオ、ゲームデザインを務めた松野泰己氏らが加筆、修正し、新たなキャラクターやクラスも追加。さらに、ゲームシステムも刷新される。 今回は、本作のバトルシステムの詳細のほか、4つのクラスも併せて紹介する。
■ユニットとクラス
主人公のデニムが率いる騎士団に所属し、ともに戦う仲間のことを"ユニット"と呼ぶ。ユニットを育成し、強化することが勝利の鍵となるのだ。ユニットは、バトルで敵を倒して経験値を稼ぎ、レベルアップすると成長する。そのほかにも武器や防具を装備させたり、クラスチェンジさせたり、魔法を覚えさせることでも強化できる。さらに、“転職証”というアイテムがあれば、武器の種別ごとや魔法などに特化した専門性の高い職業で戦うことが可能になる。そうした専門職のことを“クラス”と呼ぶ。
■バトルシステム
本作では、バトル時に自軍と敵軍が軍単位で交互に行動するのではなく、敵味方関係なく素早いユニットから順に行動するという本作独自のシステムとなる。これにより、敵味方の攻防がつねに入り乱れる緊張感溢れるバトルを楽しめるようになっている。なお、ユニットの行動順は、"WT(ウェイトタイム)"という数値に応じて変化する。WTは敵味方を問わず、すべてのユニットに設定されている数値で、つぎに行動するまでの待ち時間のようなもの。時間の経過とともにWTは減少し、これが0になったユニットから順に行動可能になる。つまり、WTの数値が少ないユニットほど、行動順が早く回ってきやすくなるという仕組みだ。なお、WTはユニットの育成や装備の選択、バトル中に取る行動など、さまざまな要因で変動する。
◆WTが変動するおもな要因
武具固有WT:武具にはそれぞれに決められたWTが設定されている。装備している武具によってWTの値が変わってくるので注意が必要だ。
クラス:各クラスには、その専門性によって基本となるWTが設定されている。つまり、行動順の早いクラスと遅いクラスがあり、クラスの選択も重要になる。
バトル中の行動:待機、移動、攻撃や回復などの行動といった、バトル中の各種行動に応じて、次回の行動までのWTが変動する。
■4つのクラスを紹介
ここからは、本作に登場する4つのクラスをピックアップして紹介。本作には、オリジナル版に存在しなかった新たなクラスが追加され、ユニットの性別による差がなくなり、ユニット育成の幅が大きく広がっている。さらに、ローグなど新クラスも登場。もちろん、新クラスはローグ以外にも用意されているということだ。
【ウォリアー(Warrior)】
あらゆる武器に精通しており、装備可能な武器や防具が多い。ゲームの序盤で、前衛の要となるクラスだ。オールマイティーである反面、突出した能力がないという欠点も持つ。なお、オリジナル版の初期汎用クラスは、男性は"ソルジャー"、女性は"アマゾネス"だったが、本作では性別を問わず"ウォリアー"に統一されている。
【アーチャー(Archer)】
遠距離から弓矢で敵を狙い撃つ、後衛タイプのクラス。弓やボウガンなどを駆使して高所から敵を狙撃し、敵の体力を削ることができる。オリジナル版では、アーチャーは女性ユニット専用のクラスだったが、本作ではすべてのクラスが見直され、性別による制限がなくなった。そのため、本作では男女ともにアーチャーに転職可能だ。
【ウィザード、ウィッチ(Wizard、Witch)】
さまざまな魔法を駆使して戦う、後方支援型のクラス。攻撃魔法はもちろん、状態異常をもたらす魔法も使用でき、とくに序盤や混戦時などに真価を発揮する。なお、本作のMPは、時間の経過とともに回復する。そのため、魔法中心で戦うユニットの場合、WTの数値が低すぎると、行動順が回ってきても魔法を使えないということもある。
【ローグ(Rogue)】
本作で新たに登場するクラス。敵からアイテムを"スティール"(盗み取る)したり、戦闘フィールド上にトラップを仕掛けることができる。ローグに限らず、オリジナル版では、ユニットが習得できる技は魔法のみであったが、本作ではユニット育成の方向性により、さまざまなスキルを習得できるようだ。なお、スキルを習得するまでの過程は、いまのところ不明。
■新たな登場人物、新たなストーリー
本作には、オリジナル版『タクティクスオウガ』のキャラクターたちに加え、新たなキャラクターも登場する。キャラクターイラストは、すべて吉田明彦氏と政尾翼氏のコンビによる描き下ろし。おなじみのメインキャラクターに加え、汎用ユニットもデザインを一新。オリジナル版の雰囲気はそのままに、より洗練されたグラフィックが、物語をいっそう盛り上げることだろう。
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