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『ストリートファイター×鉄拳』が衝撃発表! 格闘ゲームの最高峰どうしによる究極のコラボが実現【画像追加】
【Comic-Con International 2010】

2010/7/25

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●バンダイナムコゲームス側は『鉄拳×ストリートファイター』を開発中

 2010年7月22日〜25日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにてキャラクターコンテンツの祭典“Comic-Con International 2010(コミコン)”が開催。ゲームメーカーも注力する、このイベントの模様をリポートする。

 

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▲カプコンの小野義徳氏(左)とバンダイナムコゲームスの原田勝弘氏(右)。『ストリートファイターIV』のセッションに、『鉄拳』シリーズのプロデューサーである原田氏が道場破りよろしく乱入。

 コミコン開催3日目の2010年7月24日、カプコンによるセッション“Street Fighter Mania!:SSFIV and Beyond”にて、世界中のゲームファンに向けて驚愕のリリースが発信された。カプコンの小野義徳プロデューサーの口より、カプコンがバンダイナムコゲームスとコラボしてのタイトル『ストリートファイター×鉄拳』が開発中であることが発表されたのだ。2D格闘ゲームと3D格闘ゲームの最高峰どうしによる、夢のコラボともいうべき同作は、「格闘アクションの新しい時代を拓く」(小野)ことを目標に始動したもの。プレイステーション3とXbox 360向けに開発しており、カプコンからは『ストリートファイター×鉄拳』が、バンダイナムコゲームスからは『鉄拳×ストリートファイター』がそれぞれ発売される。セッションには、バンダイナムコゲームスの原田勝弘プロデューサーも顔を見せ、小野氏いわく、「会社にだまって持ってきた」という『ストリートファイター×鉄拳』のデモバージョンをプレイ。『ストリートファイター』側からはリュウと春麗が、『鉄拳』側は三島一八とニーナが確認できた。

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▲カプコンの小野氏(左)とバンダイナムコゲームスの原田氏(右)。ふたりの雑談レベルから、世紀のコラボは生まれた。


 『ストリートファイター×鉄拳』の発売日などの詳細は一切未定だが、まさに期待せずにはいられないワクワクするようなタイトルの世界初お披露目に、コミコンの会場は興奮の渦に包まれていた。

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▲デモプレイを披露するふたり(左)。バンダイナムコも『鉄拳×ストリートファイター』をリリースすることを明言(中央)。今後作品の情報は小野氏や原田氏のTwitterでつぶやかれていくとのこと。

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▲会場で流されたトレーラー。道場で瞑想するリュウの前に、一八が現れる……といった内容。

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▲会場では小野氏と原田氏によるデモプレイが披露。リュウと一八の戦いに、春麗とニーナがそれぞれアシストに入る……といった戦いが披露された。


 さらに、セッションではいくつかの新発表も! まず明らかにされたのが『スーパーストリートファイターIV』の新コスチュームの配信が決定したこと。今回配信されるコスチュームは「昔の作品や公式設定にあるコスチューム」(小野)とのことで、配信は秋を予定。そして、『ストリートファイターIII』の新展開として、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE ONLINE EDITION』の開発が表明されたのだ。小野氏は「皆さんの期待に応えたいと思います。こうして公式にやると表明すれば会社にも止められないので(笑)、ゆっくりと開発をしていきたいです」とのこと。プラットフォームも明らかにされず、「リリースは先になる」(小野)とのことだが、『ストリートファイターIII』ファンには朗報と言えるだろう。

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▲今秋に新コスチュームを配信予定。昔なつかしいコスチュームで遊べる(左、中央)。E3で発表された『SUPER STREET FIGHTERIV 3D Edition』では最新画面写真も披露(右)。

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▲『ストリートファイターIII』ファンの期待に応えたいとして、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE ONLINE EDITION』が発表。まだまだ開発中なので、「要望をどんどんください。まだ間に合います」(小野)とのこと。


●小野氏を直撃! 究極のコラボが実現した理由は?

 ファミ通.comでは、セッションを終えたばかりの小野義徳氏を直撃。気になる『ストリートファイター×鉄拳』の詳細について、お話をうかがった。

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――制作はいつくらいから始まったのですか?
小野
 本当に制作が始まったのは、1、2ヵ月前くらいからです。プロジェクトについてバンダイナムコゲームスさんと本気で話をし始めたのは、1年前くらいです。その前くらいから、原田さんとは、「何かできたらいいね」ということで、各イベントごとに話していました。ちょうと1年くらい前に、「この炎を弱めたらまずいな」と思って本気でオファーをしたんです。

――入るキャラで決まっているのは?
小野
 ほぼ、間違いなく出るだろうと思っているのは、『ストリートファイター』側ではリュウと春麗。『鉄拳』側では一八とニーナは外せないでしょう。それ以外は、いちおう格闘ゲームといえばツールなので、うまく合うように選択しないといけないと思っています。ただ、“お祭り”ということもあるので、お互いに初期のころのキャラクターは出したいねという話はしています。

――システム的にはどのような感じになるのですか?
小野
 とりあえず、2 on 2でいこうかな……という話はスタッフとしています。僕のような年寄りが『マーヴル VS. カプコン 3』を遊ぶと、3人ではとても使いきれない(笑)。ひとりでも微妙にツライのですが、この世代は、せいぜいふたりが精一杯だと思っています。“お祭り”なので、お祭り感覚で入ってもらえるようなシステムを考えないと思っています。『ストリートファイターIV』でも、昔の格闘ゲームファンにだいぶカムバックしていただけたと思うんですけど、あの当時徹夜しながら、スーパーファミコンをやっていた人たちが全員帰ってきたわけではないと思っています。ですので、当時のファンの皆さんが、全員帰ってくるような施策を、操作系からなにから見直して、提案していけたらいいなと。

――ということは、まったく新しいシステムになる可能性が高い?
小野
 手触りの8方向6ボタンはそのままのですが、これに加えて、もうちょっとアシスト機能のようなものをうまく入れていけたら……と思っています。ちょうどiPhone版がひとつの答えになるかもしれませんね。気持よく、「俺にもできたような感じがする」というのを、うまくシステムに落とし込めたらいいなと思っています。

――カプコン版とバンダイナムコゲームス版が両方出るとのことですが。
小野
 はい。発売はカプコン版が先になると思います。

――気になる発売時期は?
小野
 目標としては、発表してから2年くらいです。でも、つぎの大きな発表ができるのは、来年のCAPTIVATE(カプコンが毎年4月に開催するプライベートイベント)になりそうです。今回は、コミコンにあわせてファンサービスとして発表させていただきました。


――開発に関しては、バンダイナムコゲームス側とどのようなやりとりを?
小野
 今回はおもしろいことに、開発にあたってはお互い一切関知しないでいきましょうという契約になっているんです。僕らがニーナを素っ裸で出そうが、向こうが春麗を素っ裸でだそうが、いっさい関知しない(笑)。そこで関知しあうと、けっきょくいっしょに作るのと同じになるので、そこはお互いのクリエイターの力を認めあった上で、ノー検閲で行きましょうと。カプコンのデザインもカプコンが描く一八を描くし、バンダイナムコゲームスさんもバンダイナムコゲームスさんの描く春麗を描いてもらう。システムもお互いに考えて、発売したときにどちらがファミ通さんでプラチナ殿堂を取るか決めましょうと(笑)。セールス面も含めてお互いに勝負をやって、お互いのファンにも過熱してもらって、できれば新しいシーンを確立していきたいと思っています。

 

――格闘ゲームはたくさんありますが、今回『鉄拳』を選ばれた理由は?
小野
 いちばん原田くんと仲がよかったからです(笑)。もうひとつは、カプコンとバンダイナムコゲームスさんは『機動戦士ガンダム』のころからずっといっしょにやらせてもらっている。比較的こういったコラボレーションはやりやすいトップどうしの仲になっていたんですね。この話を社長の辻本や開発のトップの稲船にしたときに、比較的するっと通って、「バンダイナムコゲームスの方に会いにいこうよ」ということになった。そこもよかったです。下の仲がよかっただけではなくて、上も垣根がなかった。それが「やろう!」という原動力になりました。
 

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