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『ブレイブルー コンティニュアムシフト』の主題歌アーティストKOTOKOにインタビュー

2010/6/30

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●「歌を聴いたときにゲームの世界観がすぐに浮かぶことを心掛けました」

 

 アークシステムワークスから2010年7月1日発売のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『ブレイブルー コンティニュアムシフト』。前作に引き続いてゲームの主題歌を務めるKOTOKOにインタビューする機会を得た。楽曲の聴きどころや『ブレイブルー コンティニュアムシフト』の魅力、そして今年10周年を迎える自身の活動などについて聞いた。


――前作から引き続いての主題歌アーティストですが、話が来たときの感想は?

KOTOKO もう、すごくうれしかったですね。前作をやったときに、このゲームはただの格闘ゲームじゃないなと感じて、とくにストーリー性に惹かれてすっかりファンになっていましたから。それこそ、ゲームだけじゃなく、アニメや小説になったらもっとおもしろいのになと思うくらい。だから、今回も主題歌をやらせてもらうことになったときは本当にうれしかったです。
 

――前作が出た当時は、あまり対戦格闘ゲームを遊んでいなかったそうですが、あれから1年経っていまはどうですか?

KOTOKO じつは当時はハードも持っていなくて(笑)、スタッフの方たちにそれを話していたら本体ごとプレゼントしてくれたんです! 『ブレイブルー』シリーズにはストーリを読み進めながら進んでいくモードがあるんですけど、それをやっていくうちに「あれ、けっこう私できるのかも。むしろ、うまいかも!」って思うようになりました(笑)。ストーリーが気になるので遊び続けていたら、自然と腕前も上達していった感じで、対戦格闘ゲームに対する苦手意識を取っ払ってくれるゲームだなと思いました。
 

――初心者にこそオススメのシリーズというわけですね。

KOTOKO ホントそのとおりです。私みたいな「格闘ゲームは無理……」と思っている人にこそやってほしいと思います。

――『ブレイブルー』シリーズは連続技の爽快感が魅力のひとつだと思うのですが、コンボなどを出せるようには……?

KOTOKO なんと、出せるようになったんですよ! とは言ってもレバーをガチャガチャまわしながらボタンを押すと、いろいろ出てくる感じなんですけどね(笑)。でも、このシリーズってグラフィックがすごくキレイじゃないですか。だから技のひとつひとつがスゴク見応えがあって、それを見ているだけでもうれしくなってきちゃいます。
 

 

――ちなみに、ふだんはどのキャラクターを中心にプレイしているのでしょうか?

KOTOKO 全部のキャラクターを試しているんですけど、強くて好きなのは“ノエル”です。本当は“カルル”のほうが好きなんですけど、けっこう難しくて……(笑)。うまくなって勝てるようになりたいんですけどね。
 

――『ブレイブルー コンティニュアムシフト』のシナリオはもうご覧になられたんですか?

KOTOKO 曲を書く段階で拝見させてもらいました。より奥深いストーリーになっていて、とくにキャラクターたちの葛藤が「そんなことに……」と切なくなってしまうほどです。ネタバレなので詳しくは言えないんですけど、より濃い内容になっていますね。


――今回の曲『碧羅の天へ誘えど(へきらのそらへいざなえど)』は、タイトルがかなり難解ですが、どんな意味が込められているのでしょうか?

KOTOKO “碧羅の天”というのは突き抜けるような青空という意味で、前回に続いて“アオ”という言葉を使わせてもらいました。『ブレイブルー』の世界観と言えば“アオ”という感じで、今回もどうしてもそれを使いたくていろいろ調べていくうちに“碧羅の天”という言葉が出てきたんです。字面の部分で前回使った“蒼”よりもさらに壮大な感じがありますよね。


――歌詞にも「青に染まるまで」など“アオ”を意識した言葉が出てきました。

KOTOKO やっぱり主題歌なので、歌を聴いたときにゲームの世界観がすぐに浮かぶようなものを心掛けました。あとは、曲の最後のほうで「ほんのひととき宿る器なのに、どうしてこんなに愛おしい」という一節があるんですけど、それはこの物語の根底に流れている思想というか制作者が伝えたかったことと、私が日ごろ考えていることが重なったなった部分なんですよ。なので、そこの歌詞は私が言いたかった事を言えた感じで、すごく気に入っています。
 


――歌詞はどういったときにひらめくものなんですか?

KOTOKO 今回のような主題歌のときは、シナリオを読んで自分の中でしっかり世界を構築してから取り掛かるようにしています。お題がないものに関しては、ふだん書き留めているメモから膨らませていくことが多いですね。でも、ノートを持ち歩いたりはせず、思いついたらそこら辺にある紙片だったりにバーっと書いておいて、それをあとで整頓する感じです。
 

――個人的に、曲調が前作と比べてよりストレートなロックナンバーになった感じがしたのですが。

KOTOKO 私の中では、同じ流れの曲だと思ったんですけどね(笑)。だから、続編みたいなイメージです。ただ、前作ではいつもいっしょにやっている“I`ve”のメンバーと離れて旅に出たというところがあって、レコーディングでもいろいろと勉強になるところがありました。今回はそれを経てI`veのところに戻ってきたので、すごくリラックスして収録に臨めましたね。


――前作の「kotoko」名義と今回の作品(「KOTOKO」名義)との心構えの違いなどありますか?

KOTOKO そうですね……前作でI`ve以外の方たちといっしょにやってみて、I`veのみんなに甘えているところがあったんだなということに気づかされました。I`ve以外の目線でジャッジされることで、未熟さのようなものも意識するようになったというか。だから、今回元のところに戻ってきたとき、「もっとこうしなきゃ、もっとできる」など自分に対してきびしくなりましたかね。でも、メンバーからはどこか変わったようには見えなかったらしくて(笑)。


――今後挑戦してみたいなと思うジャンルなどはありますか?

KOTOKO かなり幅広くやらせてもらっているので、新たにと言われると「あと何があるかな……?」という感じです。やっていないジャンルと言えば……カントリーと演歌、ヒップホップ系かな(笑)。でも、あえてそっちのほうに手を伸ばすよりは、いままでやってきたものをもっと進化させて、新しいものが生み出せたらおもしろいなと思います。

 

――KOTOKOさんはI`veでデビューしてから、今年で10周年になりますよね。今後の抱負などはありますか?

KOTOKO そうなんですよねー、始めたころはまさか10年も続けられるとは思ってもいませんでした。長く続けられたらいいなとは思っていましたけど、実際に10年経つと「すごいなあ」という感じしかないです(笑)。最初は音楽をやれることが楽しくて、ガムシャラだったのであっという間に5年くらい経ち、そしていま10年ですから。今年はここまで連れてきてくれたすべての人たちに感謝をしつつ、これからの10年についてビジョンを持って活動していければいいなと思います。あとは最近、どうしてこの仕事をやっているのかな? と以前にも増して深く考えるようになってきました。そこから、せっかくここにいさせてもらえるなら私に何ができるのか? と思うようになったので、それを自覚して歌い手としてより成長できたらいいですね。
 

――今後もアーティストしてさらに伸びていきたいということですね。

KOTOKO 10年と言うとかなりのキャリアに感じられますけど、自分の中ではまだまだな部分もいっぱいあるんですよ。やらなきゃいけないことに追いたてられるのではなく、成長の機会を自分で見つけられるようにしていきたいですし、もっとがんばれるんじゃないかなと思っています。
 

――ちなみに、歌手以外で今後やってみたいと思う活動などはありますか?

KOTOKO これを言うといつも笑われるんですけど(笑)、じつは歌手と同じくらいなりたかったのが女優なんです。同じ表現という部分で演技に興味があるんですよね。あとは、ライブの衣装デザインをやらせてもらう機会があるんですけど、そういった分野にも興味ありますね。だから、例えばですけど自分でブランドを立ち上げてそれをファンに着てもらったりとか……そんな展開もできたらおもしろいかな。


――何かしらの形で表現に携わりたいということですね。

KOTOKO そうですね、何かを表現したり作ったりすることが大好きなんですよ。だから、もし歌手じゃなかったとしても、何かしら表現の分野でやり続けていると思います。あとは書くことも好きなので、作詞家としての活動ももっと広げていきたいし、そこから派生してカメラや絵もできたら……。


――じゃあ、アルバムのジャケットも自分で作ったりとかできたらいいですね。

KOTOKO サードアルバムで1回だけ自分の描いた絵を使ってもらったんですけど、そのとき限りで終わっちゃっているので(笑)、またできたらいいなと思います。

 

――今後の活動予定を教えてもらえますでしょうか?

KOTOKO 1月の武道館に続いて、夏にツアーをやらせてもらうことになりました。10周年の年にいただいた機会なので、自分の足で日本全国をまわってファンにありがとうの気持ちを伝えたいですね。誠心誠意、いいツアーにしていきますよ。


――そのツアーで、『碧羅の天へ誘えど』を披露する予定などは?

KOTOKO 当日演奏する曲目など現在、いろいろと構想を練っている段階でして……。今回のツアーでは、特設サイトを設けていて、そこから皆さんのリクエストを募ってセットリストを作ろうとしているんです。だから、私もどんな曲を歌うことになるかわかりません。こういった試みは以前からやってみたいと思っていたので、10周年の挑戦のひとつですね。楽曲が決まってから演出も考えていくから大変ですよ(笑)。


――そのほかに、何か仕掛けなどは考えているんですか?

KOTOKO ツアータイトルが“夏だ!響舞だ!全国行脚祭!!”というもので、特設サイトも夏祭りをイメージしてお社があったりするんですね。それで、ライブ会場にも小さいお社を設置してそこに皆さんの願いごとを入れてもらい、ツアーが終わったあとに私がまとめて祈願に行く……というのを考えています。もちろんその様子は何かしらの形で公開しようと考えているので、ドキュメントチックな内容にできたらいいなって(笑)。


――それはファン冥利に尽きる企画ですね。

KOTOKO お願いごとを書いたはいいけど、そのあとどうなったの? って思わせたくないですから。しっかりと祈願してきますよ!


――ちなみにツアーはどれくらいの場所をまわるんですか?

KOTOKO 2010年8月1日を皮切りに約1ヵ月で全国27ヵ所をまわって、ファイナルで札幌に帰ってきます。


――真夏にそのスケジュールはヘビーですね(笑)。

KOTOKO そうなんですよ(笑)、しかもいちばん暑い時期に広島公演があって。ふだんのライブでも、夏は暑さで倒れちゃう人もいますから……今回も覚悟して来ていただければ。とりあえず、動きやすい服装をして、できる限り事前の体力作りをして(笑)、臨んでもらえるといいですね。まだ1ヵ月くらいありますから、私もファンの皆さんといっしょに体力作りに励んでいこうと思います!


――なんだか、すごく体育会系なツアーになりそうですね(笑)。

KOTOKO 私といっしょになって汗を流すんだぞ、というイメージで来てもらいたいですね(笑)。

 

※『ブレイブルー』シリーズの公式サイトはこちら

※KOTOKOの公式サイトはこちら
 

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