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ユーザーの要望に応え、正統進化した『H.A.W.X.2（ホークス2）』をE3会場で見てきました
【E3 2010】
2010/6/22
2010年6月15日から17日までロサンゼルス・コンベンションセンターで行われた、世界最大のゲームショーE3。会期中にお届けきれなかった情報を引き続きお伝えする。
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『アサシン クリード ブラザーフッド』、『Your Shape： Fitness Evolved』などがプレイアブル出展され人気を博したユービアイソフトブースだが、じつは関係者のみ入れるエリアには、日本でも発売が決定したプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『H.A.W.X.2（ホークス2）』（2010年発売予定）がこっそり展示されていた。今回、プロデューサーのEmil Gheorghe氏解説のもとデモプレイを観ることができたので、その内容をお届けしよう。
ユービアイソフトの“トム・クランシー”シリーズ初のフライトアクションとして登場した前作は、敷居が高くなりがちな同ジャンルにおいて、初心者でも取っつきやすいシンプルな操作性を取り入れた意欲作だったが、Gheorghe氏によれば「ファンやメディアから改善を求められた点も少なくなかった」という。もっとも多かった指摘は、ゲームの進行が単調なところ。本作ではそこを含め、「フィードバックがあったものをすべて解決した」（Gheorghe）内容になっているのだという。ドッグファイトでは、機体が破壊されるときの表現がより精細に。ただ爆発して消えるのではなく、破壊された細かなパーツが飛び散り分解していくさままでしっかりと描かれているのだ。Gheorghe氏いわく「前作にあった要素はすべて収録しており、ひとつも削っていない」とのことで、まさに正統進化を遂げているわけだ。
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収録される戦闘機の数は30種類以上。「前作で、性能が違うだけで動きはほとんど同じという意見もあったので、今回はそれぞれをより個性化しました」という。ミッションもより多彩になり、“エスピオナージミッション”と呼ばれるものを新たに追加。これは、敵の通信を傍受しながら進行していくもので、スリリングな内容が期待できそう。
さて、今回のデモプレイでは南アフリカ上空を舞台にした夜戦を観ることができた。ナイトビジョンを通した状態でくり広げられる戦闘では、敵のミサイルなどが白く発光。その様子は、実際のニュース映像で観られる光景そのものとなっていた。また、任務完了後にはこちらも新要素となる空母への着陸シーンも確認。速度、高度、進入角度をチェックしながらの操作は、もしかしたら戦闘よりスリリングかもしれない……。
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