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E3ゴアゴア大行進! 日本発売まったく未定の“Z超え”タイトル小特集
【E3 2010】

2010/6/21

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●閲覧は自己責任でお願いします

 

 2010年6月15日から17日までロサンゼルス・コンベンションセンターで行われた、世界最大のゲームショーE3。会期中にお届けきれなかった情報を引き続きお伝えする。

 

 E3には当然のことながら、北米市場をメインのターゲットとするタイトルが多く集結する。そのなかには、表現問題などにより日本での発売が見送られるものも毎年ある。ゴア(欠損や流血などの過激な表現)がいいというわけではないが、情報をまるごと完全にスルーしてしまうのはもったいない。というわけで、日本じゃちょっとキビシそうなタイトルをまとめてご紹介しておこうというわけだ。教育上とってもよろしくないので、学校や職場、ご家庭での閲覧はご注意いただきたい。

 

●FINISH HIM! 大本命が根本に立ち返って復活

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 今年のWarner Bros Interactive Entertainmentのブースは、ブラディー(血まみれ)ゲームファンにとってまったく無視できない場所だった。その名前を見て、まだ「映画モノのゲームが出てるだけでしょ?」と考えている人がいたら大間違い。確かに映像制作会社としてのワーナー関連の『Batman: Arkham Asylum 2』といった版権モノのゲームもある(ただし本作はE3で一般公開されていなかった)が、前作が高評価を受けたニンテンドーDS用のパズル+知育ソフト『Super Scribblenauts』といった気の利いたタイトルから、大流血必至のタイトルまでラインアップを急速に強化しているのだ。

 

 そして今年発表されたのが、格闘ゲームシリーズ最新作『Mortal Kombat』。シンプルなタイトルになって復活した本作は、クローズドシアターでのプレゼンテーションが人気だっただけでなく、ブース外に流れる映像に足を立ち止める人も多かった(そして痛そうなシーンで「オーゥ……」と言いながら全員うれしそうな顔をするのがポイント)。

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 古くは1993年に発売され、実写取り込みの格闘ゲームで、思わず目を背けたくなるほどのヒドい“フェイタリティー(究極神拳)”が見られるというのが話題を呼び、アミーガ、DOS、ゲームボーイ、ゲームギア、ジェネシス(メガドライブ)、SEGA CD、マスターシステム、スーパーファミコンと、あらゆるゲーム機に移植されて以来、順調に“洋ゲー”の代名詞のひとつとしてシリーズを重ねてきた『モータルコンバット』シリーズ。その後3D格闘ゲームになったりと変遷を続け、スーパーマンやバットマンといったDCコミックスのヒーロー・悪役たちと夢の対決(?)をするという異色作『Mortal Kombat vs. DC Universe』が2008年にリリースされて以降、開発元のMidway Gamesの経営不振により、続編の夢が絶たれたかに見えた。

 

 しかし、今回メーカーをWarner Bros Interactive Entertainmentに替えて新作登場。基本に立ち返り、『ストリートファイターIV』などと同じく、横からの視点の2D格闘ゲームへと復帰している。シリーズのファンが要求する流血やフェイタリティーの要素に力を入れつつ、格闘ゲームとしてもスピーディーかつコンボを出しやすくシステムを改善。3段階の“スーパーメーター”で技が変化したり、相手の内部が見えるほどの強烈な特殊技をくり出せるようになったりと、「今度こそフェイタリティーだけのゲームではない!」とばかりに進化している。

 

 

 

 プレゼンテーションでおもしろかったのが、フェイタリティーの画面を見せるのを「今は見せない」と後回しにしたこと。まぁそうだ、それを最初に見せたら全員あとの説明など聞くわけがない(ただし全員が「えぇぇぇ……」という反応)。まず披露されたのは、サイボーグ忍者セクター対爬虫類人間レプタイル。必殺技を組み込んだコンボは習得すると快適そう。スーパーメーターを使って特殊技を出すと画面が切り替わり、“ゴキャッ”という鈍い音とともに強力な打撃を打ち込まれて骨が粉砕された様子などがレントゲンのようにして映し出される。ケレン味たっぷりの演出に、場内は一瞬息を飲んだのち「ウェヘヘヘ」という笑いがこぼれた。つかみはオーケー。

 

 続いて見せてもらったのはナイトウルフ&ジョニー・ケイジ組対クン・ラオ&ミレーナ組というタッグマッチ。そう、今回は2対2のバトルもあるのだ! 仲間がカットインしてくる攻撃などもあり、このモード独自のコンボなどもいろいろ編み出せそう。ジョニー・ケイジの特殊技は金的攻撃で、股間に強力なパンチが見舞われてナニかが押し潰される音(&股間の透視画面)がすると、周囲から悲鳴とどよめきが。そしてラストは、ナイトウルフのフェイタリティが炸裂! まずは一発ミレーナの脳天にトマホークを叩き込み、続けて首元にもう一発スパーンと……えぇと、獲物の首を掲げるのは結構ですが、ミレーナは一応女性キャラクターですよね……。躊躇のなさは徹底している。

 

 そしてプレゼンテーションのラストは、お待たせしましたとばかりにフェイタリティー場面だけを集めた超特製ムービーが大公開! なにがあったのか申しますと、首引き抜き、内臓引き抜き、股間から切断(ムービーのラストでクン・ラオがくり出している技)、ミサイルでバラバラ……といった、非常に倫理的によろしくないウルトラゴアシーンのオンパレード。けしからんですね、もちろん日本での発売は難しいでしょう。海外では2011年にXbox 360とプレイステーション3で発売予定。プレゼンテーションでは一瞬、ステレオスコピック3D(3D立体視)という発言も聞こえた気がするが……正気ですか!?

 

※『Mortal Kombat』の公式サイト(英語)はこちら

 

●絶対にひとりではプレイしないでください……。

 

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 そして、Warnerのブースにもうひとつ立っていたのがFPS(一人称視点シューティング)シリーズ最新作『F.E.A.R. 3』のクローズドなプレゼンテーションを行うための小屋。開発を主導するのがホラーFPSばかり作ってきたMonolith StudiosからDay 1 Studiosへと変更になった本作。果たしてそのデキは?

 

 プレイヤーは初代『F.E.A.R.』の主人公である“ポイントマン”と、騒動の引き金を引いたひとりパクストン・フェッテルとなり、新たな恐怖の続きへ、中心人物としてふたたび身を投じることになる。兄ポイントマンにかつて殺された弟フェッテルが蘇り、憎みつつも共同戦線を張るという厄介なシチュエーションで、怨念と憎悪、恐怖と殺意が渦巻く狂乱のストーリーが描かれる。舞台は前作『F.E.A.R. 2』から約9ヶ月後。この期間が9ヶ月であることは重要で、ふたりの生みの親であり、すべての元凶である“アルマ”が新たな命を産もうとしているのだという……。

 

 今回キーのひとつとなっているのが、この呪われた兄弟を使ってのCo-op(協力)プレイ。プレゼンテーションを行ったWarnerのDan Hay氏いわく「バディーAI(単独プレイ時に相棒を動かすAI)はないぜ。だってひとりで没入してプレイするときに、うろうろしている奴がいたらいやだろ?」とのことで、単独プレイの場合はこの要素を体験できないのでご注意を。万が一日本でも発売されることがあったら、ぜひ友達とともに、暗黒兄弟の地獄行を楽しんでほしい。

 

 

 デモプレイは、建物のなかからスタート。ここがもうすでにアブナい感じで、すでにいたるところが血で染まっており、イッちゃっているとしかいえない謎の図形が壁一面にびっしりと描かれていたりする。また本作の新システムにより、謎の怪奇現象がランダムに発生。ポルターガイスト現象が起こったり、謎の影が一瞬通ったりするので、つねに緊張感が保たれるのだ。本作の恐怖を強化するために参加しているスタッフも豪華。ストーリー部分の共同執筆をアメコミ作家スティーブ・ナイルズ(『30デイズ・ナイト』など)が、カットシーンなどの監修を映画監督ジョン・カーペンター(『ハロウィン』、『遊星からの物体X』など)が担当している。デモプレイでも、突然インサートされる謎のフラッシュバックなどが自然かつ効果的だった。ちなみにゴア表現のほうですが、ショットガンで足を吹き飛ばした敵が上半身だけではいずってくるというあたりでご推察ください。

 

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 さて、肝心の戦闘部分だが、ポイントマンと、闇の力を操る死人フェッテルではまったくプレイスタイルが異なる。ポイントマンがスローモーションを任意に発動できる以外は通常のFPSのプレイに近いのに対し、フェッテルは謎の闇の波動を叩きつけるだけでなく、対象を念動力で浮かび上がらせたり、体を乗っ取ったりと暴れまくり。あまりにもプレイスタイルが違うので、こちらも両方のプレイをオススメしたい。フェッテルが浮かせた敵をポイントマンが片付けたり、ポイントマンが引きつけているあいだに敵兵士の体を乗っ取ったフェッテルがサブマシンガンのアキンボ(両手持ち)で特攻したりと、協力プレイでできることの幅は広い。超強力なパワードアーマーにふたりとも搭乗して撃ちまくるシーンもあった。シリーズで定評のあるグラフィックや優秀な敵AIなども健在なので、フツーにFPSとしても発売が待ち遠しいタイトルだ(日本での発売は未定ですが)。海外ではプレイステーション3、Xbox 360、PC向けに2010年冬の発売を予定している。

 

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※『F.E.A.R. 3』の公式サイトはこちら(英語)  

 

 

●逆輸入はありえるのか?

 

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 すでにファミ通.comの別の記事でお伝えしているが、Namco Bandai(日本のバンダイナムコ)ブースには、Xbox 360とプレイステーション3用のアクションタイトル『Splatterhouse』がプレイヤブル出展されていた。異色の血まみれ具合と超悲惨な結末がいまもしばしば話題にあがる名作アーケードゲーム『スプラッターハウス』がいよいよ復活するのだ(ただし海外で)!

 

 というわけで、海外限定で発売されたコラボシューズもきっちり輸入してゲットした記者もプレイしてきた。基本は比較的よくある3Dアクションでかなり手軽かつ軽快に遊べるのだが、画面を真っ赤に染めていく血の量がハンパじゃない。クリーチャーをちぎっては投げ(比喩ではなく、ちぎったり投げたりする)、引っこ抜いた体のパーツで次のクリーチャーをぶん殴り、メーターが溜まったら忌まわしき“ヘルマスク”がもたらす力で周囲の敵を串刺しにするという男らしすぎる内容。

 

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 突然ゴア表現などはそのまま横スクロールアクションになったり、クリーチャーをジューサーのような悪趣味な機械にブチ込んで謎のエネルギーを絞り出すといった悪趣味なブラックジョークもちりばめられていて、アメリカでもなかなかお目にかかれない“洋ゲー”っぷりの本作に日本のメーカーの名前がついているのがなんだかふしぎな気もしてくる。ゲームに国境はないってことだな! 日本に“逆輸入“されて発売されるかは不明だが、海外ではプレイステーション3とXbox 360で2010年中に発売予定。

 

 

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※『Splatterhouse』の公式サイト(英語)はこちら

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