HOME> ゲーム> スターウォーズファン必見!『Star Wars: The Old Republic』デモプレイリポート
●没入感高めのオンラインRPG
2010年3月9日〜13日(現地時間)の5日間、アメリカ・サンフランシスコのモスコーニセンターにて行われた、ゲームクリエーターによる国際会議、 GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2010。会期中にルーカスアーツとBioWareが開発中のPC向けオンラインRPG『Star Wars: The Old Republic』のデモプレイを体験することができたので、その模様をお伝えしよう。体験会が行われたのはルーカスアーツのスタジオ。場内は至る所に『スターウォーズ』関連のアートボードなどが飾られており、ファンなら涎を流して喜びそうな場所だった。
プレイできたのは、8つのクラスのうちのひとつであるリパブリック・トルーパー。とある基地に潜入し、ジェネレーターを破壊してくるという、いかにもSFらしいミッションをプレイできた。プレイはマウスとキーボードを組み合わせて行い、戦闘は1キーにアサインされていた銃撃を行うとアクションポイントがたまり、それを使ってスキルをくり出していくという構成。グレネードや銃のフルオート連射といったスキルのほかに、近接した敵をノックダウンする“Shock Strike”という能力もあった。基本は中距離から銃で攻撃し、アクションポイントがたまったらグレネードやフルオートのスキルで敵を一掃、接近戦を挑んでくる敵はショックストライクで転ばせておくというのが基本。
敵が剣を振るうと、ライトセーバー風の「ブォン」という音がしたり、基地の風景だけでもファンにはたまらない感じだったのだが、本作で特筆したいのが、NPCなどと会話する際のカットシーンだ。ミッション中には頻繁にカットシーンに突入することになるのだが、カメラアングルが切り替わり、顔をズームしたりと、オンラインRPGの中でも演出が凝っている印象。『スターウォーズ』の舞台に自分がいるのだ、という没入感を高めてくれる。BioWareの『マスエフェクト』をプレイしたことがある人は、あの会話シーンを想像してみるとわかりやすいかもしれない。ちなみに同じBioWareが関わっているからか、セリフの選択画面も『マスエフェクト』そっくり。現在はそこまで内容は変わらないそうだが、いずれはその選択によりストーリーが変化したりするのだろう(スタッフに尋ねたところ「いまはまだ」という反応だった)。
今回のデモプレイではひとりずつ別々のプレイで、ジェダイ並みの能力を持っていないと戦闘がツラい場面もあったのは確か。だが、本作はオンラインRPGである。『スターウォーズ ギャラクシーズ』以降、ふたたび友達と『スターウォーズ』の世界に降り立てるというのは強力な魅力となるだろう。フォースとともに続報を待て!
※『Star Wars: The Old Republic』の公式サイトはこちら
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