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ヒャッハー!! 先行体験だぁ! 『北斗無双』がついに完成

2010/3/3

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●ケンシロウとレイがプレイアブル

 

北斗無双完成披露会7

▲鯉沼プロデューサーとケンシロウの巨大フィギュア。

 コーエーの看板アクション『無双』シリーズと、大人気マンガ・アニメ『北斗の拳』がコラボしたプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『北斗無双』が2010年3月25日に発売される。それに先駆けて、2010年3月3日に東京の秋葉原にあるベルサール秋葉原で完成披露会が開催。プロデューサーの鯉沼久史氏によるタイトルプレゼンと、先行プレミアム体験会の2部構成でイベントは実施された。

 

 冒頭、会場内のスクリーンでは最新のプロモーションムービーが公開。ケンシロウ、レイ、ラオウといったプレイヤーキャラクターがつぎつぎに登場する映像内では、“ジャギ”がバイクに乗ってステージを疾走する姿を確認することができた。鯉沼氏のタイトルプレゼンでは2010年3月8日からオンエアーされるテレビCMが初お披露目されたほか、“ハート”、“無法者”といった追加キャラクターが有料ダウンロードコンテンツで配信されることも明らかに。加えて「ダウロードコンテンツではシナリオ配信も考えている」という計画も紹介された。新情報としてはそれ以外に、アニメ版『北斗の拳』の主題歌『愛をとりもどせ!!』がゲーム内で使用されていることも発表となった。
 

北斗無双完成披露会1



ハート

無法者

 

 ゲーム完成を記念して、『北斗無双』主題歌アーティストの谷村奈南と、原作の作画を手掛けた原哲夫氏からビデオレターも到着。原氏は「鯉沼氏と2年まえに出会いコラボ化が始まりました」と開発の経緯を語り、「開発中はかなり細かいところまで意見させていただきましたが、おかげでかなりクオリティーの高いものができたと思います」と作品の仕上がりに太鼓判を押した。

 

北斗無双完成披露会2

北斗無双完成披露会3


 

 その後ステージでは、体験会バージョンの実機デモが実施された。プレミアム体験会で実際にプレイしてきた記者の感想と合わせて、その内容をお届けしよう。
 

北斗無双完成披露会4

 今回プレイアブルキャラクターとして用意されたのは“ケンシロウ”と“レイ”のふたり。基本操作は従来までの『無双』シリーズを踏襲しており、通常攻撃とチャージ攻撃、無双ゲージを消費してくり出す必殺技を組み合わせて戦うのだが、本作ではそれに加えてアクションタイプと呼ばれる要素がある。ケンシロウは“北斗タイプ”、レイは“南斗タイプ”といった具合に原作に沿ったものが振り分けられているのだ。実際にプレイしたところ、前者は攻撃がズシリと重いうえに、猛烈なスピードで拳または蹴りをくり出す連打技が用意されており“一撃当千”という『北斗無双』の醍醐味を味わうには最適な印象。一方の南斗タイプであるレイは、原作どおり手数の多い華麗な立ち回りが再現されており、加えて“見切り攻撃”という独自のシステムを搭載している。これは、カウンター状態、または敵が気絶状態のタイミングで画面にボタン指示(プレイステーション3版は△ボタン、Xbox 360版はYボタン)が出現し、表示されているあいだに入力が成功すると周囲の時間がスローになるというもの。南斗タイプを操作する際は手数の多さと、この見切り攻撃をいかに活かせるかがキーとなるだろう。

 

 『北斗無双』ならではの要素としてはそのほかにも、十字キーの上下右左に必殺技を振り当ててリアルタイムに切り替えが可能、無双ゲージを消費して“闘気覚醒”と呼ばれるパワーアップ状態になれることも確認できた。ちなみに闘気覚醒中に必殺技を発動すると通常とは違うアクションを見ることができる。
 

 システム面に続いては、実際のプレイ内容について紹介しよう。『北斗無双』では“伝説編”、“幻闘編”というふたつのメインモードが用意されており、前者では原作に忠実なストーリーが、後者ではゲームオリジナルのシナリオが展開されるのだが、じつは両者の相違はストーリーだけでなく、ゲームの進行にもあることが今回の体験会で明らかになった。鯉沼氏いわく、伝説編は「いままでの『無双』をイメージしていると随分と違うものと感じる」とのことで、具体的に言うとアドベンチャー要素のある『無双』といった感じ。ただ敵を倒すのではなく、ときには壁をよじ登ったり罠が仕掛けられたエリアを抜けたりと、バリエーションに富んだ戦場というわけだ。また、全体マップを見ることができないので、従来までの『無双』シリーズのように戦場をアッチへコッチへと駆けるのではなく、ステージを進んでいくという雰囲気も伝説編ならでは。体験会バージョンではケンシロウ編の3面に当たる、牙一族との戦いをプレイできたが、通過すると矢が発射されるトラップ、巨大な岩石が落ちてくるエリアが登場。鯉沼氏によれば、ステージが進めばさらに危険な仕掛けも出てくるという……。
 

 一方の幻闘編は、これまでの『無双』シリーズどおりと言える構成。勝利条件があり、それを達成すればクリアーという形式だ。全体マップ、拠点といったおなじみの要素もあり、いちどでも『無双』シリーズを遊んだことがある人なら違和感なくゲームを進めることができるだろう。今回プレイできたステージでは、敵に襲撃された民たちを守りながら脱出を試みるというもので、ともに戦う仲間としてなんと“ユダ”が登場。原作ではお互いの実力を認めつつ反目していた両者の共闘ということで、ファンならばアツくならずにはいられないシチュエーションだ。残念ながら制限時間10分で強制的にゲームが終了してしまったため結末を見ることはできなかったが、個人的には伝説編以上に気になる内容であった。
 

体験会1

体験会2


 『無双』シリーズ、『北斗の拳』ともに大ファンである記者は各モードを両キャラクターで体験し、計4回プレイしたのだが、もっともアツくなったのはやはり必殺技の演出。これまでの『無双』シリーズも必殺技は見ごたえがあったが、『北斗無双』ではカメラ割りがバッチリと行われており、終了後にはアニメ同様技名がバーンっと表示されるなど、非常に“わかっている”作りだ。人体破壊描写もかなりアグレシッブで、ケンシロウがトドメを刺すと敵の体はよろしくない形に変形し、破裂。レイが“シャウッ!”と敵を切り裂けば、画面にはコマ切れになった敵が映し出される。必殺技と破壊描写に関しては満点と言っていいのではないだろうか。

 ただ、『無双』ファンとしてひとつ気になったのは、キャラクター攻撃範囲が若干狭く周囲の敵を360度一気に吹き飛ばすといったアクションが困難なところ。『無双』シリーズと言えば、敵が密集したところに突っ込んでそれを一気に吹き飛ばすのが(個人的に)最大の魅力だと思っていたので、それがあまり感じられなかったのは残念なところであった。しかし、今回は2キャラしかプレイしていないことに加えて、そもそも記者の腕前がアレだったという可能性が非常に高い。事実、ケンシロウのチャージ攻撃に蹴りを連打するものがあったのだが、そちらはくり出しながら攻撃方向を動かすことができた(……と思われる)のだから。

 

 細かいことも書いてしまったが、基本的に大満足の内容であったことは言うまでもない。体験会ではプレイするできなかったが、本作ではバイクに乗ることもできるようなので、あの「ヒャッハー!!」をみずからの手で再現することもできそう。そういった意味でも、ファンならぜひプレイしておきたい作品だ。

 

北斗無双完成披露会5

北斗無双完成披露会6

北斗無双完成披露会8

▲体験会会場には“TREASURE BOX”に同梱されるキャラクターボイスクロック、サイン入りイラスト色紙、コラボ商品も展示されていた。


 

※『北斗無双』の公式サイトはこちら

 

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