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“光と闇”が織り成す衝撃のサイコスリラー、マイクロソフト“上半期イチオシ”タイトルの全貌に迫る(第1回)
【『アラン ウェイク』の世界】

2010/2/26

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●良質な海外ドラマを観ているような感覚で楽しめるサスペンスドラマが展開

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 マイクロソフトから2010年5月27日に発売予定のXbox 360用ソフト『アラン ウェイク』は、同社が「2010年上半期のイチオシタイトル」と断言する期待の一作だ。ベストセラー作家のアラン・ウェイクを主人公に、彼が長いスランプから逃れるために訪れた風光明媚な町で見舞われることになる悪夢の世界を描く“アクション サイコスリラー”。と、概要を書くだけでも思わずワクワクしてしまうが、この期待作を世界中の取材陣にお披露目すべく、開発元であるRemedy Entertainmentへのスタジオツアーが実施されるという。「『アラン ウェイク』の全貌が明らかになる!」というわけで、ファミ通.comの記者は一躍Remedy Entertainmentに飛んだ。ここでは、スタジオツアーだけの単独取材を交え、『アランウェイク』に迫る。スタジオツアー限定の画面写真も多数掲載(全3回)。
 

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 Remedy Entertainmentは、北欧・フィンランドの首都ヘルシンキにある。北極圏と境を接するフィンランドの気候は当然きびしく、冬ともなると、マイナス5〜20℃前後の寒さになるという。フィンランドと言えばケータイメーカーのNokiaがおなじみだが、欧米のゲームユーザーのあいだではRemedy Entertainmentも有名で、映画化もされたアクション・シューティング『Max Payne』の開発元として知名度が高い。開発スタッフは50人を超え、フィンランドやスウェーデン、デンマークといった北欧圏はもとより、アメリカ、カナダ、ブラジルなど世界10ヵ国から人材が集まっているという(残念ながら日本人のスタッフはいないとのこと)。現在の制作ラインは『アラン ウェイク』1本のみ! 世界中から集まった優秀なスタッフが、丹精を込めて作り上げたタイトルが、『アラン ウェイク』だ。ちなみに、Remedy Entertainmentが『アラン ウェイク』にかけた開発期間は5年以上! “丹精を込めた”という表現はけっして的はずれな言いかたではないだろう。

 ストーリー性が極めて強い『アラン ウェイク』だが、まずは導入部として物語の概要を紹介しよう。本作の主人公は、ベストセラー作家のアラン・ウェイク。サスペンス小説の分野で名を成すアラン・ウェイクだが、ここ数年は重度のスランプに悩まされている。そんな彼のことを心配した妻の助言にしたがい、アラン・ウェイクは気分転換のためにのどかな町ブライトフォールズを訪れることになる。ところが、この風光明媚な地で、なぜか妻が突然失踪してしまう。妻のゆくえを求めて奔走するアラン・ウェイク。だが、夜の帳が降りるころ、彼の前には“闇の存在”が立ち塞がり――。

 サスペンスからサスペンスへと、息をもつかせぬ展開が連続する『アラン ウェイク』。謎が謎を呼ぶ展開は、良質の海外テレビドラマを観ているかのような感覚で、プレイヤーを飽きさせない。そんな同作のサスペンスを盛り上げている要素が“光と闇”。『アラン ウェイク』では、あたりが暗くなると“闇の存在”が襲いかかってくる。敵対するのは“闇の存在”に乗っとられた村人だったり、動物だったりさまざまだが、そんな敵を倒すには、銃だけでは不十分。銃で攻撃しても敵にほとんどダメージを与えることができない。“闇の存在”の弱点は“光”で、サーチライトなどの光をあてることで“闇の存在”が弱体化し、銃による攻撃が有効に。操作方法に関しては、プレイヤーは左トリガーを押すことで、敵をサーチライトで照らし、右トリガーで撃つことになる。光は“安全地帯”といった趣もあり、たとえば、多数の敵に追いかけられたときは、発電機のスイッチを入れることで周囲が照らされて難を逃れられる……といったシチュエーションもある。この“光と闇”の対比が、ゲームシステム面での新機軸となりつつも、“恐怖感”を掻き立てる要素にもなっている。


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 また、“丹念に作り上げた”という点で、ぜひとも特筆しておきたいのが本作の舞台となるブライトフォールズの描写だ。昼夜の移り変わりから天候の変化、森のざわめきなど、自然の描写が大きなカギを握る『アラン ウェイク』だが、じつに見事に再現しているのだ。自然描写のために、独自のゲームエンジンを開発して納得のいくまで作り上げたというこだわりぶりには脱帽。木々の緑のゆらめきから湖のせせらぎまで、刻々と変化していく自然のありさまが、さらなる臨場感を盛り上げる。『アラン ウェイク』における自然描写は、まさにもうひとつの主人公と断言しても差し支えないだろう。

 次回は、開発を担当したキーパーソンへのインタビューをお届けする。
 

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※『アラン ウェイク』の詳細はこちら

[関連記事]

※『アラン ウェイク』の発売日が2010年5月27日に決定、豪華特典満載の『リミテッド エディション』も明らかに
※良質なテレビドラマを見るような感覚で楽しめるXbox 360用ソフト『アラン ウェイク』
※サーチライトの光が暗闇の恐怖を煽る、Xbox 360の新機軸となるアクション『Alan Wake』
 

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