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超激レア! 『アイドルマスターDS』バレンタインイベントを記事で完全再現!

2010/2/25

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●トークも余すところなくお届けする完全リポート!

 

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 2010年のバレンタインデーである2月14日、東京・渋谷にあるパセラリゾーツ グランデにて、『アイドルマスター ディアリースターズ』のイベント“THE IDOLM@STER 876pro Secret V@lentine P@rty!!”が開催された。イベントの概要や行われた内容については、先日お届けした速報のとおり。今回はイベントの詳細について、写真とともにお届けしよう。このイベントは、特定の店舗でCDを買った人の中から抽選で当選した人のみが招待されるという激レアのものということで、イベント中のトークも余すところなくお届けするかなりのロングバージョンにさせていただいた。参加できた人は当日を思い出しながら、参加できなかった人はこのリポートで雰囲気を味わって楽しんでもらえれば幸いだ。ちなみに、イベント中には『アイドルマスター ディアリースターズ』のネタバレが非常に多く行われており、こちらのリポートでも多くのネタバレが含まれているので、覚悟のうえお読みいただきたい。

 

●『アイマスDS』の思い出を語る第一部

 

 イベントは、『アイドルマスター』ライブ恒例の前説(担当は、プロデューサーの田中ブンケイ氏)からスタート。早速、日高 愛役の戸松 遥、水谷絵理役の花澤香菜、秋月 涼役の三瓶由布子が登場し、戸松が日高 愛の声で「皆さん、こんにちはー! 今日は私たちとズガーンと楽しんじゃいましょう!」と、各キャラのセリフによる挨拶が行われる……と思いきや、花澤が「えーと、水谷絵理役の大沢事務所の花澤香菜です。よろしくお願いします」といきなりの自己紹介。すかさず三瓶が「流れもすっ飛んだし、自己紹介にしちゃおうか! あのね、本当はもうちょっとここセリフあったんだけどね(笑)」と突っ込むと、花澤は「あ、すみません。私、セリフ飛ばしました!」と、改めて水谷絵理として「3人揃ってのイベントって、もしかして初めて?」とセリフを読み上げる。続けて、三瓶は秋月 涼の声で「滅多にない会だから、一瞬たりとも見逃さないでくださいね!」と挨拶。非常に生のライブらしいスタートを切っていた。

 

 最初に行われたコーナーは、ニコニコ動画のニコニコアイマスch“たるき亭”で配信されていた番組“アイドルマスター ディアリーステーション”をモチーフにした“帰ってきた アイドルマスター ディアリーステーション”。第一部では、『ディアリースターズ』の思い出を語る内容で、『ディアリースターズ』のプロデューサーである田中ブンケイ氏、ディレクターである梶岡俊彦氏も壇上に上がる。ブンケイP、梶岡Dの両名が、日高 愛の父親、水谷絵理の両親、秋月家の世界戦略、サイネリアはじつは18歳などなど、いろいろと気になる話題を長く口にしていると、「ごほっごほっごほっ。はぁ、呼ばれないなー」と影からのナレーションが。「おおおぉ!?」とどよめく客席のプロデューサー陣(『アイマス』ファンのこと)に、「本日のスペシャルゲスト、如月千早役の今井麻美さんです!」(三瓶)と紹介され、サプライズゲストとして今井麻美が登場。「ブンケイさんも梶岡さんも長いよー! 早く呼んでほしくてウズウズしていたのに! 本日は、スペシャルゲストとして呼ばれました。ゲストって何かくれるの!?」と挨拶もそこそこに話しだす今井に対し、「ゲストってなんかもらうものだと思ってるよ!」と、三瓶がすかさずツッコミ。「ゲストらしくしていたいと思います」という今井だが、「ゲストで来てもらったんですけど、これから仕切っていただきたいんです!」(三瓶)と、今井が司会進行役としてコーナーが進んでいくことになっていた。

 

 ここからはスクリーンに表示されるテーマについて、『ディアリースターズ』の3人が答えていくというコーナーが開始。以下、お題ごとに区切ってお届けしていこう。

 
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・お題「セリフ収録中の思い出」

 

今井 『ディアリースターズ』の収録をしたのは、ずいぶんまえですよね?

花澤 1年半まえ?

三瓶 一昨年ですよね。

今井 そのころの記憶を掘り起こして恐縮なんですが、キャラクター作りで難しかったところってあった?

三瓶 最初に収録したの誰だっけ?

梶岡 三瓶さん。

三瓶 あ、私か! そう言われてみれば、そんな記憶も。真夏に週に1回とか2回とか通いました。

梶岡 そのうち足りなくなって、週に2〜3とかね。

戸松 軽く塾行くみたいな気分でしたね。

花澤 定期券が欲しくなりましたね(笑)。

三瓶 これ本当にDSのソフトなの? って思うくらいに録りましたね。

今井 最初はそう思いましたよね。すごくボリュームたっぷりで。キャラ作りで苦労しました?

三瓶 最初に女の子の絵を見せてもらって、「このキャラを、私がやらせてもらえるんだ!」と思ったら……。(会場から漏れる笑い声)……もう笑ったね?

今井 しょうがないよねー(笑)。

三瓶 まあ、オチ的なものがあって。「じつは男の子なんですよ」と言われて、「この見た目でか!」と。そこから梶岡さんにディレクションしてもらいながら、いっしょにキャラを作っていきました。ストーリーの中で、男の子と女の子の割合をちょっとずつ変えていって、ストーリーの冒頭は完全に男の子にしておいて、そこからちょっとずつアイドルの成分を入れたりしています。

今井 たいへんだ。3人の中だと、いちばんバックボーンが深いというか、にじみ出さなければならないものが多かったんだろうね。

三瓶 あとモノローグが多かったりもしたので、1シーンずつ確認しながらやっていきましたね。

今井 あれ、とまっちゃん(戸松の愛称)はそのまんまだよね(笑)?

戸松 突撃豆タンクです!

今井 今日はすごい髪の毛が愛ちゃんみたい。

戸松 そうなんです! 本当はもうちょっと髪ブラができるくらいあるんですけど。

花澤 髪ブラ(笑)。

戸松 私は「すごく元気にやってください」と言われました。声が大きい役だったので。

今井 ピッタリだ(笑)。

戸松 すごくエネルギーが必要だったんですよね。劇中のシーンで、相手とどういう距離感で会話をしているかわかっていたんですけど、愛ちゃんとしての距離感というのがあるんです。愛ちゃんだったらこの距離でもこれくらいの声の大きさを出すだろうなと考えて、自分で思っているよりもちょっと大きめに声を出しましたね。ただ声を大きくするだけでなく、「声の圧力を出してほしい」というディレクションを受けて、最初は声量でもなく圧力ということに悩んだんですが、だんだんとコツがわかってきてからは、あとは自由に考えるよりも私の感性で、思うままに演じさせていただきました。

今井 じゃあ、キャラをつかむまでは早かったんですね。

梶岡 そうですね。その勢いで、そのままシステム部分も録っちゃったから、「セーブするよ」って、すっごいでかい声で収録しちゃって。意外と、セーブが苦痛という話があるんです(笑)。

田中 芸能界の先輩に対する愛ちゃんと、お母さんに対する愛ちゃんで違いがあるのがいいですよね。

戸松 人によって使い分けたりしましたね。

今井 絵理は何か苦労したりした?

花澤 「ひぅ」というセリフがありますが、私が梶岡さんの求める「ひぅ」を出せなかったせいで何回も録り直しました。

今井 試しにNGだった「ひぅ」ってどんなだったの?

花澤 (ちょっと勢いよく)「ひぅ!」。

今井 あー。で、実際に「ひぅ」が完成すると?

花澤 (いつもの調子で)「ひぅ」。

一同 おおーーー!

今井 そうやって「ひぅ」が生まれたんだ!

花澤 そうなんです。私もけっこう悩みながら録っていました。「?」マークがよくつく子で、発言に自信がないわけじゃないんですけど、ちょっとあやふやにしてしまうようなしゃべりかたなので苦労しました。でも楽しかったですね。

今井 会話をしているのかしていないのか、よくわからないときがあるよね。

花澤 3人の掛け合いなんか、絵理ちゃんはローテンションで(笑)。でも、上がるときは上がるんで。

今井 3人とも一色で語れない魅力がありますよね。そういう収録の中で生まれてきたキャラクターだったってことなんですね。じゃあ、つぎのお題に。

花澤 わー、すごいアナウンサーみたい、今井さん。

三瓶 お姉さんやでー。

花澤 クリステルって呼ぶわー。

 

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・「歌を収録したときの思い出」

 

今井 最初に歌ったのはどの歌だった?

梶岡 全員『GO MY WAY!!』だったんじゃないかな。

花澤 仁後さん(高槻やよい役の仁後真耶子)の『GO MY WAY!!』を最初に……。

今井 聴いちゃった?

花澤 こういう風に歌わなければいけないんだろうなと思って。

今井 「見てれぅー」ってやった?

花澤 やってみたけど、あれこれちょっと絵理じゃないなって(笑)。

今井 『アイマス』は、いろいろなキャラが1曲を歌うから、本当にたいへんだったと思うんですけど、挑戦してみてどうでした?

三瓶 私、これまでそんなにキャラクターソングを歌わせてもらうようなキャラをやっていなかったので、10曲歌うと聞いたときに「10曲か!」と、ガンッとハードルが上がりました。終わったあとは、ちょっとリレーを走り終えたような気分で、「ゴールしたよ」みたいな。

今井 わかる! あと1曲で終わるときとか、ちょっと物悲しいんだよね。

三瓶 あと『Dazzling World』は、男の子版と女の子版で2パターン録っていて。本当は、2パターン録る予定じゃなかったんですよね。

田中 ディレクターの梶岡が、涼ちゃんの女の子バージョンを聴いて「やっぱり男バージョンも聴いてみたくないっすか!? ブンケイさん」って(笑)。

梶岡 試しに男の子バージョンだとどうなるのって、歌ってもらったらすごくよかったんですよ。

今井 私も大好き! しびれちゃいますよねー。私、超モノマネしたけど、なかなかならないもん。

梶岡 それを入れるために、もう1曲録らせてくださいという話をして、開発にも「このコマンド入れて」とかお願いして(笑)。

今井 ピーンってなっちゃったのね。梶岡レーダーが。『ALIVE』はたいへんだった?

戸松 たいへんでしたね。愛ちゃんでどうやって『ALIVE』を歌ったらいいんだろうって。しかも仮歌を歌った方が、超歌がうまい人だったんですよ! 「ひぃとぉりでぇー♪」って(笑)。すごく上手で、私も愛ちゃんでそうやって歌わなきゃって思って、「ひぃとぉりでぇー♪」ってやって。

三瓶 ちょっと桑田佳祐さんっぽい(笑)。

戸松 どうしようどうしようって探り探りで歌って。大人っぽくしすぎても、子どもっぽくしすぎても愛ちゃんじゃなくなってしまうし、“母を超えたい”という思いの入った歌ですから、ほかの歌と同じノリとテンションではいけない部分があったんです。自分としても“愛ちゃんとしての想い込めかた”を探るのがたいへんでした。『ALIVE』がいちばんたいへんだったんですが、つぎにたいへんだったのが『プリコグ』なんですよ。

今井 え、そうなの? ふつうに楽しそうに歌っているように感じるけど。

戸松 「トゥルタラ♪」の部分でツボに入っちゃって(笑)。

花澤 なんで―――(笑)!?

戸松 1回笑っちゃうとダメな子なんですよ。

今井 なんとなく想像はつくよ(笑)。

戸松 ひたすら“トゥルタラ”を録っているときに、2ターン目くらいで「うふふふふ」ってなっちゃって、心が折れてからはもうダメで(笑)。

梶岡 思い出しました。17〜18テイクくらい録った。

戸松 「ごめんなさい、つぎはちゃんとやります」って何回やっても、どこかのターンの“トゥルタラ”ですっごいおかしくなっちゃって。たいへんでしたね。

今井 愛ちゃんはどの歌を歌っても楽しそうだよね(笑)。じゃあ、本家の“トゥルタラ”はどうだったの?

花澤 私、じつは“トゥルタラ”が自分の歌だったらいいなって思ってたんですよ。最初に「これ新曲です」って3曲渡されたときに、“トゥルタラ”がいいなって。私、ああいう系統の曲が好きで、ふだんも聴いているんです。そうしたら、本当に絵理の歌で。

今井 確かに声質的にもピッタリだよね。

花澤 本当ですかー? これは運命だぞぉって思いました(笑)。

三瓶 なんで、ちょっとちっちゃいオヤジ入ったの(笑)?

今井 いい感じにお酒入ったみたいだったよね(笑)。じゃあ、「トゥルタラ」以外だったら、どの曲がいいの?

花澤 何気に、『キラメキラリ』が好きです。テンションが上がるじゃないですか。

今井 なるほど。でも、テンションが上がるように歌ってたっけ?

花澤 ……あんまり。絵理から外れないようにしていましたけど、歌では「キラメッキラリッ♪」って歌って(笑)。

今井 みんなのそういう“練習モード”みたいなのも録っておいてほしかったよね。

戸松 あの「ギターソロ、カモン!」が楽しくてしょうがない。

田中 (振りつきで)絵理だけ「ギターソロ、カモン?」みたいにね。

戸松 動きそのものだったよ!(笑)

今井 あと、CDのほうでロングバージョン“M@STER VERSION”と、各キャラの新曲を歌いましたが、CDの中で思い出はありますか?

花澤 私は、「Amour?(アムール)」(『クロスワード』の出だし)です。アムールっていう単語が入っているのをアムール川とかでしか見たことがないんで、「あ、これ、いい!」って。「ジュテーム」みたいで楽しんで、囁きかけるように歌いました。

今井 たぶんここにいる大多数の人がやられたと思うんだよね。ヘッドホンで聴いて、ぶきゅって! いろいろなものが出てくる感じ。「私って、もう汚くなっちゃったんだな」って。心が洗われるんだよね。でも、それを言うなら『はなまる』もそうだよね。

戸松 めっちゃめちゃ楽しいですよね! 私、歌うとき、行進して歌ってましたもん!

今井 マイクから外れるがな(笑)! 愛ちゃんにもピッタリだし、とまっちゃんにもピッタリだよね。

戸松 やったー! クレヨンで描いてお日様が出てくるようなイメージですよね。

三瓶 それを想像しながら歌ってたんだ? 戸松ワールドだ(笑)。

今井 絶対ミキサーさんが「声大きいな……」と思ってたと思うなー(笑)。

戸松 いつも「テストのときは大丈夫ですよー。そんな本領発揮しなくても」って言われたんですけど、私の中ではまだエンジンも序の口で。「もっと上がるんで大丈夫です!」って(笑)。

今井 さすがー、ピッタリ! で、『珊瑚礁』。

三瓶 『珊瑚礁』(笑)。最初に『ヒミツの珊瑚礁』ってタイトルを聞いたときに、愛ちゃんのお母さん世代というか、往年のアイドル曲というか、そういうのをイメージしていたので、曲を聴いたときに「コレか!」と、ギャップにやられて。歌詞も、『Dazzling World』は女の子らしい部分を出して歌って、『ヒミツの珊瑚礁』は涼ちゃんにとって、女の子を引っぱってみたりする自分の憧れが入っているのかなって。違う涼ちゃんの表情が見えて、楽しく歌えました。

今井 あれ、絶対水着でプロモーションビデオ撮っているよね。

三瓶 確実に! 浜辺で! ランデブーって感じで。間違いない(笑)。

今井 そんなことになったらどうしよう。涼ちゃんは、ディレクターのほうからNGが出ちゃうかな。

田中 いや、そこは涼ちゃん、うまくやりますよ。彼もプロですから(笑)!

 

 

・「自分の演じたアイドルについて」

 

今井 初めてキャラクターと出会ったときといまでは、イメージや対応のしかたも変わっているのかなと思うのですが、率直に各々のキャラクターに対して、どう思っていますか?

花澤 (今井さんを見つつ)あ。

今井 ん? いまうしろに何かいた?

花澤 今井さん、髪長いなーと思って。

今井 いま前髪伸ばし中なんだー。そこ!?

花澤 絵理ちゃんは、最初はおとなしくてノリもちょっとわからなかったんですけど、いまになってみるとちょっとシュールなギャグが好きなのかなって。

三瓶 ちょいちょい挟んでくるよねー。

花澤 ちょいちょい、ひとりで笑っていたり(笑)。

今井 その辺がね、私の演じているキャラとね、魂が通ずるところあると思うんだよね。

花澤 掛け合いしてみたいですよね。

今井 たぶんね、亜空間になると思うんだよね(笑)。じつは私、絵理とはほとんど絡みがなかったので……。

田中 レッスン場だけだよね。

梶岡 レッスン場でお互い「何か感じることがある」って。

今井 お互いずーっとしゃべってそうだよね。ほかの人から見たら「あのふたり、大丈夫?」って言われそうな気がする(笑)。そして、最終的には引っ込み思案だった絵理ちゃんが……。

花澤 (愛と涼の)ふたりのおかげで心も開けて、尾崎さんともちゃんとぶつかり合えるようになって……というところで彼女の成長が見られたんじゃないかなと思っています。

今井 (尾崎さんに)あんな発言するようになると思わなかったよね。

花澤 あそこはテンション上がりますね。

梶岡 あのシーンは、花澤さんがああいう部分まで演技をしてくれたので、開発のほうで「絵が合わないね」と。

田中 あとからグラフィックを追加したんですよ。あそこだけしか出てこないんですよ。

梶岡 このための表情を作ろうってことになったんです。

花澤 すごーい、愛だね! ●●だね!(いろいろな事情で伏字)

今井 ●●は、ここにいる人みんないなくなっちゃうから(笑)!

一同(観客含め) えええ!?(どよめき)

今井 (“ともだち”マークの人差し指を作りながら)あ、これじゃないか。そうやって、どんどんよくなっていったんですね。涼ちゃんは、私、最初に“涼くん”って覚えちゃって。直すのがたいへんだったの。男の子って聞いてたから、涼くんって呼んでたんだけど、みんなの前で言っちゃいけないから。

梶岡 何回かNGを出してますね。

田中 (男だという正体を明かした)ニコニコ動画の発表までは、「涼ちゃんでお願いします」ってね。

今井 最近は、涼ちゃんって言ってたら涼くんって言えなくなっちゃった(笑)。

三瓶 でも私の中でも、涼というキャラクターは“涼くん”よりは“涼ちゃん”なんですよ。演じているときも、そんなに男の子男の子せずに演じていたので、けっきょくかわいいところに落ち着いてしまうというか。一生懸命なんだけど、やっぱり男らしさがちょっと足りない(笑)。

今井 夢子ちゃんと出会ってから、ずいぶんと印象も変わりましたが?

三瓶 たくましくなって。「こんなに成長してくれるキャラクターだったんだ」と、ストーリーが進むにつれて、自分の中の涼ちゃんが成長していくのを感じられたので、演じていて楽しかったですね。そして、どんどん男らしくなっていくんだなと思ったら、最後のオチがね(笑)!

今井 確かにね。そう来るんだって(笑)。

三瓶 最後まで「ぎゃおぉぉぉぉん」って感じですよ。

今井 3人の中では、お笑い担当の色が(笑)。

三瓶 どっちかって言うと、けっきょく弱いみたいな。最近は女の子のほうが強いイメージがあるので、すごく現代っ子なんだなって思いました(笑)。

今井 そうかもしれない。愛ちゃんは、弱そうに見えるけどとっても芯のある子ですよね。

戸松 そうですね。演じるまえにキャラの説明を受けたときは、元気でかわいらしい子という印象があったんです。確かに見た目からは空気の読めない感じや、声の大きいところもあるんですけど、でも本人の中では「私はこうしたいんだ」という目的がしっかりしていて、ちゃんと芯があるんだなってよくわかりました。私も演じていて、お母さんとの対決になるときに「変わったな」って思ったんです。心の面でもすごく大人になってきたなって思いましたし、だんだんと“お母さんに勝つんだ”っていう目標があるうえでの意志の強さが見えてきて、感情の入れかたも最初に比べると変わりましたね。

今井 愛ちゃんが頼もしく見えましたよね。お母さんの歌も聴いてみたいよね。

戸松 そうなんです! (声優さんは)誰にしましょう!?

今井 ここで決めるの(笑)!?

戸松 お母さんの声、聞きたいなと思って。

梶岡 僕も聞きたいです(笑)!

今井 個人的には松田聖子さんとか。いくらかかるんだ(笑)!?

 

 

・「自分の役以外で、『ディアリースターズ』で好きなキャラは?」

 

今井 心に決めた思い人はいますか?

三瓶 (田中ブンケイ氏、梶岡氏を指しながら)あのふたりにも聞いたほうが?

今井 そうだね。じゃあ、最後に取っておこう。何て言ってくれるか取っておこう。じゃあポンポンポンと行こう。香菜ちゃんは誰?

花澤 やっぱり尾崎さんでしょう!

戸松 私はお母さんの舞でしょうー。

三瓶 夢子、大好きなんですよ!

田中 何、そのキャラにそった発言(笑)!?

今井 じゃあそっちのふたりはどう……(客席から「ミンゴス(今井麻美の愛称)は?」と声が)。え、私?  ごめん、ちょっと本当に悩んじゃうから、あの、またそのうち、twitterで言う(笑)。

梶岡 これはねえ、各キャラ大好きで、語るとイベントの時間が押すぐらい語っちゃうんだけど。

今井 さっぱり言ってください。(『ディアリースターズ』の3人の声優を指しながら)あ、みんな見てるからね。

梶岡 あのねー。やっぱり夢子かサイネリアなんですよね。

今井 ちょっと(笑)! ちょっと文句言ったほうがいいんじゃない?

花澤 うーん、まあいいや。

三瓶 私も演じてたら、夢子をどんどん好きになっちゃったから。まあ、渡さないけど(笑)。

花澤 私もサイネリア、渡したくない!

梶岡 えー、じゃあスクリーンに出てないけど、五十嵐局長とか(笑)?

今井 じゃあブンケイさんは武田さんにしといたら? 珍しいですよね。男子のキャラで絵が出てくるって。

田中 え――! 最初は「なんで千早の隣りにいるんだ!」とか言われていたんですけど。でもね、いいヤツなんですよ。

今井 ちなみにブンケイさんは誰が好きなの?

田中 俺はね、いまは愛だね。アイツはどんだけコンプレックスを抱えていても、人を妬んだり恨んだりせずに、前向きに進むことで解決する。そこがカッコいいんだよね。

花澤 “アイツ”って言いましたよ。“俺の嫁”的な感じですよ。

今井 「俺が愛だ!」ぐらいに思ってるかもしれない(笑)。

花澤 そっちかー(笑)!

 

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 ここで第一部は終了。続いて、今井から、「バレンタインデーですから、みんなにバレンタインのチョコを渡すフリをしてもらいます!」と予告をしてつぎのコーナーへ。

 

 

●花澤香菜が照れて照れて照れまくるバレンタインの告白!

 

 “帰ってきた アイドルマスター ディアリーステーション”の第二部は、ひとりひとりがキャラクターとしてチョコレートを渡す告白をするというもの。中でもいちばんよかった人にご褒美が与えられるというが?

 

 最初は花澤が挑戦。かなり緊張した素振りを見せる花澤は、「なんでこんなにドキドキ……。くそー!」と気合いを入れ、水谷絵理の声で告白。「プロデューサー、ずっとまえから好きでした? 私のチョコもらってくれるとうれしいな。USBメモリー入れといたから、あとで見てください。どうぞ」。セリフを言ったあとにそそくさと帰る花澤に大歓声が送られつつ、つぎの人へ交替。

 

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 2番手の戸松は、日高 愛らしく元気な告白で挑戦。「はい! あたしの気持ち、受け取ってください! 中身は……豆タンクです!」。「豆タンクってどういうこと!? 豆タンクは自分じゃないの? 深読みすると、私を食べてってことになるんだけど(笑)」(今井)と突っ込まれ、最後の三瓶へ。

 

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 「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」と某アニメのようなセリフを言いつつ、三瓶も秋月 涼の声で告白。「バレンタインデーか……。合ってるのかな? 合ってる……よな? よし。あのー! 深い意味とか、ちょっとよくわかないんですけど、でもお菓子とか作るの大好きで。今日も朝早く起きちゃって! それで、えーと、そうだなー。なんかこう楽しい気持ちとかいっぱいいっぱい入れたんで……。受け取ってください! ……あれ?」。涼らしい葛藤を混ぜつつの告白に、「いやー、もう全部受け取るよ私」とニヤニヤしつつ今井が話すと、会場からは「千早はー?」の声が。「司会のおねーさんに徹したいの」と回避しようとする今井だが、「ちょっと聞きたいよねー?」と三瓶が誘導し挑戦する流れに。

 

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 ということで、今井も如月千早の声で挑戦。「あの、プロデューサー待ってください。今日ちょっと……このあとお時間ありますか? あ。お時間ないんだったらいいです。お疲れさまでした!」。と言いながら立ち去ろうとする今井に、会場から「えー!」というどよめき、戸松、花澤、三瓶からは「帰っちゃダメ―!」と声がかかる。再び、壇上中央に戻ってきた今井は千早の声で、「ごめんなさい。本当は……渡したいものがあって。あの口に合うかどうかわかりませんが、自分で作ってみました。よかったら食べてください」と、もっともストレートな告白。「あー、動揺した」と照れつつ、今井は再び司会を続行し、3人の中で誰がよかったかを、客席の拍手の多さで判定すると、花澤演じる水谷絵理が勝利を勝ち取った。「さては、照れまで全部計算に入れてたなー」という今井に、花澤は「わっはっはっは! ミンゴスのチャックを全部開けてやろうかー!」と、今井のチャックがたくさんついたスカートをネタに応酬。

 

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 そして、優勝した花澤には勝ったご褒美として、今井からホワイトデーのお返しが贈られ、それに対し、花澤香菜個人としてお返しのお礼を言うことに。いざ、今井が男役として「香菜。先日のバレンタインありがとうな。おいしかったよ。これ、大したものじゃないんだけどさ、もらってな」と言うと……、照れて顔を上げられなくなった花澤は、なぜか今井のスカートのチャックを開きだす。「開けるんかい! これ男だったら、チャック開けたらマズイだろ!」と突っ込まれると、花澤はさらに照れて顔を隠すように。「ミンゴスー! 照れたじゃないかー!」と言ったあと、「ありがとうございます!」とちゃんとお礼を言ってコーナーは締められた。

 

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●会場全体で盛り上がったライブパート

 

 ここからはライブパートに突入し、花澤が『プリコグ』、三瓶が『Dazzling World』、戸松が『ALIVE』をライブとしては初めて披露した。

 

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▲花澤香菜演じる水谷絵理の『プリコグ』は「大切な……曲です?」と水谷絵理のセリフでスタート。「♪トゥルタラ」の部分では、会場中の大合唱で歌う盛り上がりとなった。

 

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▲「この曲で勝負です! 『Dazzling World』」という秋月 涼のセリフとともに、三瓶由布子は『Dazzling World』を披露。「昨日、カラオケで練習してきた」という三瓶に、会場全体がコールを送っていた。

 

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▲戸松 遥演じる日高 愛の『ALIVE』は、「聴いてください。あたしの『ALIVE』」というセリフとともに始まる。壮大なバラードを披露する姿に、プロデューサー陣は息を飲むように聴き入っていた。

 

 続いて、行われたのはプレゼントコーナー。当選者に贈られるものは、『ヴァイスシュヴァルツ』のカードを拡大したパネルにサインを入れたものと、『アイドルマスター』パーカーだった。このプレゼントコーナーを挟み、最後の曲として3人で『“HELLO!!”』を披露。

 

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▲揃ったダンスを見せつつ、初めての3人バージョンの『“HELLO!!”』を歌う3人。当然ながら会場は、この日最大の盛り上がりを見せた。

 

 最後の曲も終わり、イベントも終わり……と思いきや、「みんな忘れていないか! ここにいる3人は示し合わせたように2月生まれなんだ!」と再び今井が壇上に。ここでサプライズとして3人の誕生日ケーキが登場。会場中で『ハッピーバースデイトゥユー』を歌い、3人を祝福した。そして誕生日を迎えた3人からは、今年の抱負を語ってもらうことに。

 

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戸松 今年20歳になったんですけど。

今井 うわー、20歳か! 急に打撃が来たぞ!

戸松 やっと大人の仲間入りと言うか。年金払わなきゃなと(笑)。早速手紙が来て「大人なんだー」って思ったんですけど。心の面でアダルトに、女の子から女性的な人になれるように。

花澤 そんな戸松見たくない!

戸松 わかったよ(笑)。でもお酒とか飲んでみたいですね。ガウンとか着て。

花澤 私も25日で21歳になるんですが。

今井 うわー……。

花澤 抱負ですよね? いま大学3年生なんですけど、みんなが就職活動してる中、私だけのんびりとは行きませんよ。毎日が就活ですよ。お仕事がんばっていきたい! あと『アイマス』のイベントでわかったんですけど、やっぱり歌って踊るのって楽しいですよね。(客席から「『クロスワード!』」という声が)え!? アムール(笑)? また『アイマス』のイベントがあったら呼んでほしいなと。

今井 じゃあ、いっしょに踊る?

花澤 Wink的な?

今井 21歳のくせに古いよ(笑)!

三瓶 あれ、これ何か年齢縛りとかあるの(笑)?

今井 どっちかって言うと、ゆうゆう(三瓶の愛称)はこっちに近いんだっけ?

三瓶 ミンゴスの年齢をちょっと把握してないんですけど……。

今井 (客席から「23歳!」という声が挙がるのに対し)みんな黙って(笑)?

三瓶 あ! じゃあ、私一個上です。24歳になります。あらためて24歳になるというときに、私の想像していた24歳ってこんなんじゃなかった(笑)。もうちょっとお姉さんのイメージだったんですよ。大人になりたいという目標はつねに持っているんですよ。でも、ちゃんと自分のビジョンを持たないといけないんだって思ったんです。

今井 悟るの早いなー!

三瓶 最近、ある仕事関係の方からやさしく諭されて、家で「ダメだ」って反省したんです。

今井 反省した結果、どんなビジョンが見えたの?

三瓶 私、B型なんですけど。……B型関係ないかな(笑)? いつも勘で生きてるって言われるんです。

戸松 わかります(笑)!

三瓶 だから、目標をしっかりと決めて、スケジュールとかちゃんと立てていけるように……明日からなりたい(笑)。

今井 人生ちょっとだけ先輩の私から言わせてもらうと、いまの段階でないっていうことはない(笑)。

三瓶 まずは目標を見つけたい! ちなみに、ミンゴスは23歳なんですけど……。

今井 うん、そうなの。めんどくさい(笑)。その数字を逆にするといい感じ!

三瓶 目標は?

今井 目標? 正直、24歳のときはガムシャラだったね。ガムシャラに、いかにしてマイクに入るかということを覚えてた。あの、そういうちゃんとしたことじゃなくて、ラジオでマイク1本に対して7人いたの。そのときにスタッフの方に「オンエアに乗らなかったらギャラありません」って言われたの。だから絶対に抜かれない技、カットされない技を覚えた。

三瓶 なるほどー。日々精進っていう感じですね。

花澤 カッコいい!

今井 ガムシャラすぎて何をしてたか覚えてない(笑)。

三瓶 でもそれくらいガムシャラになれるようにがんばりたいと思います。

戸松 がんばります!

 

 そして最後は「今回はゲームバージョンの曲でしたが、フルバージョンを歌ってみたいですね」という戸松のコメントを経てイベントは大歓声の中、幕を閉じた。

 

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●イベント終了後の感想は?

 

 イベント終了後、出演者の4人に囲み取材をする機会があったので、そちらの模様もお届けしよう。なお、聴き手を務めたのは『アイドルマスター』シリーズの楽曲プロデューサーを務めるコロムビアの植村俊一氏。

 

――今日、歌とトーク、そして初めての3人でのイベントが終わったわけですが、率直な感想をお願いします。

三瓶 涼ちゃんとして皆さんの前で歌わせていただけて、最初は緊張していたんですけれど、『アイマス』のファンはあったかいなぁと。改めて感じました。いまはすごく出し切った感があります。

戸松 とっても楽しかったです。3人そろって『“HELLO!!”』を歌うことができたので、それだけで私は満足というか。それからソロの歌も初めて人前で歌わせていただいたので、とても緊張したんですけれども、お客さんもすごく楽しそうにノってくれたのが何より幸せだったなと思います。

花澤 めちゃめちゃ楽しかったですね。歌って踊るというのはとても楽しいことだなと思いました。あと、誕生日をお祝いしていただいて。「3人そうだ、2月だ!」と思って、それもうれしかったです。ありがとうございます。

今井 私も待ちに待っていて、3人の歌声を生で聴くというのがとっても楽しみだったので、リハーサルのときから本当にワクワクしながら舞台を見させていただきました。私もその輪の中に入りたいと思うくらい、3人とも笑顔がまぶしくて。早く876プロと765プロが合併しないかなって(笑)。期待しています!

 

――三瓶さんは『アイドルマスター』として初めてイベントに出て歌を歌いましたが、いかがでしたか?

三瓶 3人の踊りが揃ってよかったなあと。最初はふたりについていけるかちょっと不安だったんです。思ったよりも本番で緊張していたこともあって、踊り歌い終わったあとはけっこうハァハァしていたんですけれど、すごく楽しかったですね。プロデューサーの皆さんもライトの色を替えたりといろいろ仕込んでくれていたみたいで、本当に嬉しかったです。

 

――戸松さんはふたりで出たイベントと、ひとりで出たイベントがありましたが、3人揃って出たイベントはいかがでしたか?

戸松 ぜんぜん違いますね。人数が増えれば増えるほどにぎやかになるし、私も心強いというのもあるし。「3人揃ってどうなるのかな?」とワクワクしていたんですが、3人揃って『“HELLO!!”』を歌うのがいちばん『ディアリースターズ』っぽいし、「あ、DSの3人なんだなあ」という実感がいちばん強かったので、また3人で歌えたらいいなと思います。

 

――初めて歌った『ALIVE』はいかがでしたか?

戸松 『ALIVE』は緊張しました(笑)。最初は歌えるのか不安だったんですが、でもやっぱりいざ歌うとなると、気持ちがすごく日高 愛になって。直前まではすごく緊張していたんですが、いざ歌い始めたらまわりもピンクな感じになって、落ち着いて歌えたと思います。

 

――花澤さんは『プリコグ』が初めてでしたが?

花澤 そうですね。『プリコグ』は大好きな曲のひとつなので、みんなの前で歌えてうれしかったですね。皆さんが「♪トゥルタラッ タッタッタラッ」と言ってくれるのがうれしかったです。戸松効果もあって(笑)。

戸松 いっしょに言いたかった(笑)。

花澤 なので、またみんなで「♪トゥルタラッ」と言えたらいいなと思います。『“HELLO!!”』もとても楽しかったです。3人で踊りを合わせてっていうのが。リハーサルができて本当によかったですね!

三瓶 うん、よかったー!

 

――三瓶さんは『Dazzling World』はどうでしたか?

三瓶 最初のハモりに釣られなくて、本当によかったなと思いました。成功率が低くて直前まですごい緊張していたんですけど、でも歌うまえに話しているときも、来てくださったプロデューサーさんたちが温かいのはわかっていたので、安心して臨みました。すごく楽しかったです。

 

――今井さんは、若い3人といっしょにステージに立ってどうでしたか?

今井 ドキッ(笑)。初めはすごい大役を任されたと台本を見て思いまして、ゆうゆうからも「司会、お願いします!」って言われて、「ああ、プレッシャー!」と思いました。でも、みんな場慣れしているのもあると思うし、ステージ上でいっしょに楽しんじゃったのと、歌がなかったのでまったく緊張しなくてごめんねって感じで(笑)。来てくださったプロデューサーと同じ目線もありつつ、楽しくイベントを過ごせたんじゃないかなと思います。ぜひつぎは、いろいろな組み合わせもできると思うので、いっしょに歌ったりしたいです。言っちゃった(笑)。

 

――最後に今日来れなかった人も含めて、全国のプロデューサーの方々にひと言お願いします。

三瓶 今日、プロデューサーさんたちに会ったのは初めてだったんですけれど、『ディアリースターズ』はどちらかというと自分がアイドルなので、「プロデューサーさん」と言うセリフが新鮮でおもしろかったです。さっきミンゴスが言ったようにいろいろなコラボとか、見る側でも楽しめるし、歌うほうとしてもいっぱいいっぱい楽しみたいですね。まだ歌っていない歌もあるので、披露できるときがあったらいいなと思います。本当に今日は皆さん来ていただいて。あ、来ていなかったプロデューサーさんに「超盛り上がったんだよ〜」と言いたいです(笑)。

戸松 ライブがとっても楽しかったです。今回披露させてもらったのはゲームバージョンなので、いつかまたフルバージョンを3人揃ってお披露目できたらいいなという気持ちでいっぱいです。そのときは『ALIVE』をフルバージョンで歌うことになるのかな(笑)? それまでにまた自分自身を鍛えておかないとな、という課題もありつつ、また『アイドルマスター』のイベントに呼んでいただけることを楽しみにしていますので、そのときはぜひ遊びに来てください。よろしくお願いします。

花澤 ふたりからも、「またこういう機会があったらいいな」という話がありましたが、私もまだぜんぜん歌っていない曲がいっぱいあるし、コラボもしたいし、ダンスをひさびさに踊って楽しくなっちゃいました。あと、『クロスワード』ってライブ向きの歌じゃないんですが、「歌ってみたいな」という冒険心もあって、こういう機会がまたあったらなと思います。あとミンゴスとデュエットしたいです。

今井 よし。それは実現させよう! 誰もお客さんいなくてもいいから(笑)。

花澤 そうですね。カラオケとかで。

三瓶 ふたりでカラオケ行けばいい(笑)。

 

――今井さん、この3人について、最後にまとめの言葉を。

今井 え、まとめとかできないよ(笑)。でも、本当に練習期間もなかったと思うし、正直言うとどの曲も難度が高くて、生で歌うのはきっとたいへんだろうなって、ホント他人事でごめんねっていう気分だったんです。3人ともしっかりきっちりダンスも歌もやっていて、私もこの3人の持ち歌の3曲は歌ったことがないので、いつか私もいっしょに歌いたいなと思いました。それぐらい楽しくさせていただけて、(戸松、花澤、三瓶に向かって)本当にありがとうございました。

3人 ありがとうございました!

 

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▲最後にみんなで集合写真。

 

(取材・文章:T.M)

 

※『アイドルマスター』公式サイトはこちら

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