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『フォルツァ モータースポーツ 3』インプレッション後編!
【プレイ・インプレッション】

2009/10/30

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●オンラインにつなげば、さらなる衝撃が!

 

 20091022日に発売されたXbox 360用ソフト『フォルツァ モータースポーツ 3』。人気レースシミュレーターとして、多くのレースゲームファンを魅了してやまないシリーズだ。そんな同作について、先日、フリーライターの齋藤モゲによるインプレッション記事をお届けした。今回は、その後編!


 

●痛車がモリモリ売られております!

 

 発売後数日が過ぎ、ストアフロントにかなりいろいろなクルマが出揃ってきましたヨ! ……申し訳ない! この内容を書きたいがために(という体でヨロシク!)少々インプレッションの締め切りを延ばしてもらっての後編。インプレッションの前編はこちらを読んでいただくとして……。まず最初に言いたいことをひとつ! とりあえず、『フォルツァ モータースポーツ 3』をすでに購入された皆さんには、もれなくゴールドメンバーシップになってストアフロントを見られるようになっていただきたい! という主張から後編のインプレッションをスタートしてみる。

 ストアフロントとは、クルマのデザインやクルマのセッティング、バイナルと呼ばれるステッカーのようなものがユーザー間で売買できるという仕組み。中でもデザインには激注目
!! なぜなら、全世界のペイント職人たちが、入魂のデザインを施したクルマをアップロードしているからダ!! ぶっちゃけ、クルマのデザインを見ているだけで半日は余裕でツブれるほど、とんでもない量の痛車(敬意をもってあえてこう呼ぶ)がストアフロントには勢揃いしている。その数、(2009年)1028日(※原稿執筆時)の段階で“アニメ”で絞り込み検索をかけても600台オーバー。どんなクルマがあるか遠まわしかつ軽めにお伝えすると、歌とアニメの融合でおなじみのアニメ、『マク●ス』最新作のキャラクターやら、痛車では定番(?)のボーカロイドさんやら、「ああ、そこはとくに触れちゃダメ!」って感じのネズミさんをモチーフにしたキャラクターのクルマやら。「すごいぞ! 痛車!! 版権に負けるな!」って思っちゃうほど、とんでもないデザインのモノがズラリなのである。

 もちろん、「これ、ホントは実在するんじゃない?」というほどに、レーシングカー然として作られた、ひたすら恰好いいデザインのクルマも大量に作られている。というか、デザインの売買なんて本来はそっちを想定して考えられたシステムなのだろうが、まさか日本で痛車ブームが巻き起こり、キャワイイ女の子がクルマにプリントされ、あろうことか欧米で「COOOL!!!」なんて言われることになるとは、制作サイドとしては思いもよらなかったことだろう(『フォルツァ2』のときに流行したので、本作では計算済みだったかもしれないが)。この、ものすごく盛り上がっているムーブメントはぜひとも体験していただきたいところだ。

 
前述のデザインは制作者が無償で入手できるものもあるが、制作者が有料を選択していた場合、購入するためにメインモードであるシーズンプレイなどでクレジットを入手しておかなければならないのである。文章の順番から察していただけると幸いだが、ストアフロントで買い物をするために、シーズンプレイで遊ぶというのもひとつのモチベーションになるという点は、これまでのレースゲームにはなかったもの。これは『フォルツァ3』ならではの楽しみかたと言える。
 

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●シーズンプレイのアレコレ

 

 このシーズンプレイもデキがいい。カレンダーに沿ってレースイベントをどんどんクリアーしていき、賞金でクルマを改造、購入しながらポイントを貯蓄。一定以上のポイントをシーズン内に溜められればランクが昇格し、新たなレースカテゴリーに挑戦できるというものだ。日程が進んでいくにつれ、なんとなく自分のランクが上がっていくというライブ感は、ある意味『ダービースタリオン』的なノリなのだが、育っていくのは馬ではなく自分の腕前。技術の向上が如実にわかるぶん、ついつい「もう2週間!」(レース日程は2週間がワンセット)てな具合にズルズル遊んでしまう。社会人には恐ろしいゲームシステムであるが、筆者は社会不適合者なので問題ない。
 

 シーズンプレイを遊んでいくにあたって、難点がひとつ。その驚異的な画像クオリティーと引き換えに、若干ロード時間が長めなのである。筆者はしばらくプレイして、これが生む意外な効果に気がついた。ロードに時間を割きたくないから、リスタートやリワインド機能を使ってでも、ひとつのレースを1位になるまでついやり込んでしまうのである。自己分析するに、これだけクオリティーの高いレースゲームだけに、すぐにつぎのレースを走りたくなってしまうからで、その気持ちが若干のロード時間に耐えきれず、それならば1位という区切りで心にケリをつけるまで走り続けていたい、ということなのだと思う。これはもう、ハイクオリティーが生んだ功罪というべきものであって、いかんともしがたいものなのであるが。

 

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●コースやクルマの数が頭を悩ます!

 

 功罪といえば、とにかくコース数が豊富な点もそのひとつかもしれない。シーズンプレイで遊んでいくと、各種のイベントレースであちこちのサーキットを走ることになるのだが……まあ、数が豊富すぎてコースが覚えられないこと、覚えられないこと。ベストラインの表示やらブレーキポイントの表示がなければ、筆者の非力なアタマ(アメ車に原付のエンジンが搭載されているレベル)では、毎度コースアウトをくり返すハメになっただろう。なにしろ、まともにコースマップを何も見ずに書けるのは鈴鹿サーキットくらいなのだから。初心者へ門戸を開放するために作られているシステムのひとつではあるが、これらの補助機能は、中級者を自称する筆者レベルにも十分役に立ってくれている。ああ、ありがたいことである。


 だが、ここで安心してはならない! さらに多くのクルマが収録されている点も筆者の頭を悩ませるのである。なぜって、それは改造により、あらゆるクルマであらゆるカテゴリーのレースを走れてしまうからだ。改造(換装)を駆使すると、
FF(前輪駆動)のクルマを4WD(四輪駆動)にしたり、ちょっと週末に買い物に♪ なんてときに使うクルマが、スポーツカーと渡り合えるほどパワーアップしてしまう! これによってどんなクルマでもレースでトップを狙えてしまうようになり、無限の組み合わせをみずからの手で構築するハメになってしまったわけである。贅沢ではあるが、本当に悩ましいことだ。筆者のように考えることが苦手なタイプの場合、ストアフロントに並ぶクルマの中から自分の愛車に適切なセッティングを選び、購入することになるのだから。ああ、また賞金を貯めなきゃ……。

 

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 そんな訳で、インプレッションの後編では、無限の可能性を秘めたストアフロントとシーズンプレイの一端を語らせていただいたわけだが、無限ゆえにいろいろ語れていない部分もあったと思う。なんだか申し訳ないなぁ……と思っていたら「今後、定期的に『フォルツァ3』の記事をアップしてよい!」という渡りに船の勅命が下ったので、今後ちょくちょく『フォルツァ3』のイロイロを書き連ねていくことにしました。今後ともヨロシク。

 

text by 齋藤モゲ

 

著者紹介
斎藤モゲ

元週刊ファミ通編集者で現在はフリーライター。さまざまなジャンルのゲームを楽しめる雑食タイプではあるが、パブリックイメージではクルマ系ゲームが得意とされている。その評にとくに不満はないものの、実際のクルマではまがい物っぽいドリフト的なものしかできない程度の腕前なのは内緒だ! 高速道路でスピンして、ちょいと縁石を傷つけたことがあるのも、内緒だ! あと、たぶんこれは時効だっ!



※『フォルツァ モータースポーツ 3』の公式サイトはこちら
 

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