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『アイマス』新CDシリーズ最終章、釘宮理恵&長谷川明子が語る『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06』の聴きどころ

2009/8/11

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●14歳どうしのふたりが歌にトークに大活躍!


 バンダイナムコゲームスから好評発売中のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『アイドルマスターSP パーフェクトサン/ミッシングムーン/ワンダリングスター』。このソフトに登場するアイドルたちが歌う曲を収録した、キャラクター別CDアルバム『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06』が、2009年8月5日に発売された(価格は2200円[税込])。今回はシリーズ第6弾であり、“MASTER SPECIAL”シリーズの最終章。最後の大役を務めるのは、水瀬伊織と星井美希のふたりとなる。それぞれのオリジナル新曲、カバー曲やリミックス曲に加えて、謎のボーナストラックも収録されるなど、盛りだくさんの内容が特徴だ。


 

▲ジャケットにはウェディングドレス姿の水瀬伊織(写真左)と、星井美希(写真右)が描かれる。このイラストのシチュエーションについては、下記のインタビューを参照。

 


 2009年8月3日、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL』シリーズで行われているマスコミ向け試聴会が、発売元であるコロムビアミュージックエンタテインメントで開催された。試聴会には、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06』でフィーチャーされたキャラクターを演じる声優、“水瀬伊織”役の釘宮理恵と、“星井美希”役の長谷川明子が登場。各楽曲への感想や、レコーディング時の秘話などを語った。なお、インタビューの聞き手はCDのディレクターを務める植村俊一氏。

 

▲水瀬伊織役の釘宮理恵(右)と、星井美希役の長谷川明子(左)。今回の視聴会で出されたお茶菓子は、釘宮の出身地・熊本名物の“いきなりだんご”。


――星井美希、新曲『ショッキングな彼』について

長谷川明子(以下、長谷川) 美希がショッキングで「ありえない」って男の子に言っているような曲です。「もっとグイグイ来てほしいのに、なんで来ないのよー! でも待ってるわ」っていう、かわいい乙女心を歌った歌だと思います。「ありえない」っていう歌詞から、美希がゲームの中の「あふぅ」という半目の顔のモーションを取りつつ、「ありえないのー」って言っている姿がイメージとして浮かびました。あと、間奏のギターソロがカッコいいなあと。この曲は、最初にお披露目したのがライブだったのですが、初お披露目なのにファンの皆さんがコールを入れてくれたことなど、改めてライブを思い出しましたね。じつは、レコーディングからライブでの披露まであまりあいだがなかったので、内心ビックビックしながら歌ったのですが、皆さんがノッてくれて楽しかったです。

 

――これまで美希が歌っていた『オーバーマスター』や『relations』と比べてどうでしたか?

長谷川 どちらかというと、『オーバーマスター』と『relations』はカッコいいイメージでした。今回、『ショッキングな彼を』を初めて歌ったときに、スタッフから「ちょっとかわいらしすぎる。もう少し“ナマイキカワイイ”美希でやってほしい」という演出が入ったので、「ありえなーい」というような表情を作って歌ったんです。ですので、そういう面ではカッコいいとは違うのかなと思いますが、どちらも美希のかわいい面で、今回はその“ナマイキカワイイ”部分を出せたかなと思っています。

 

――水瀬伊織、新曲『リゾラ』について

釘宮理恵(以下、釘宮) 『アイドルマスター』の曲は、いつでも難しい曲が多くて四苦八苦する収録現場が多いんです。でも、この曲は本当にのびのびと歌いやすいなと思いながら楽しんで歌えました。いかにも夏という感じです。歌うまえに、スタッフさんから「サンバ、サンバ」と言われていたので、どんなイロモノっぽい曲が来るのかとドキドキしていたのですが、伊織と夏が合わさったようなうまい形になっているなと思いました。石原さん(『アイドルマスター』ディレクター)が、「伊織と夏ってすごくイメージが湧くんだ」とまえまえからおっしゃっていて、ほかにも夏っぽい曲や、カバー曲の『カナリア諸島にて』のような伊織とバケーションという、しっとりしたお嬢様の夏を表現した曲は歌わせていただいたこともあったので、こういう元気だけど乙女心が入っている曲も、また“伊織と夏”という組み合わせでアリなんだなーと新鮮な気持ちになりました。

 

――釘宮さんとしては歌いやすかったですか?

釘宮 歌いやすかったですね。いつもよりテンポがちょっとゆったりだったからかもしれません。『アイドルマスター』の曲は、タカタカタカタカしている速いものが多いですよね。それが、この曲はサンバっぽく、音自体はタカタカしているのですが、メロディーがゆったりしていて歌いやすかったです。

 

――伊織として最初のころに歌っていた曲と最近の曲を比べて、釘宮さんの中で変わってきたことはありますか?

釘宮 『アイドルマスター』は、すごく長く関わっている作品なので、初期のころはキャラクターの気持ちになりきって歌ってはいたのですが、私自身で体当たりという部分が非常に大きくて、それがイコール水瀬伊織になっていたというイメージでした。それが、ほかにもいろいろなお仕事をやらせていただけるようになって、伊織以外のキャラクターを演じるようになったら、伊織がわからなくなってしまってちょっと迷走しちゃった時期もありました。伊織っぽくするあまり、逆にちょっとおかしいような……。そういう時期を経て、いまでは“私自身が伊織”という気持ちを強く思って、素直に曲に取り組めばいいのかなあという心境に達しています。

 

――水瀬伊織、カバー曲『ラビットパニック』について

釘宮 本当に心配な曲だったんです。最初は「伊織っぽさをがんばって出さなきゃ」と気負って歌っていたら、耳障りというわけではないのですが、ちょっとやりすぎになっちゃって。でも、だんだん数をこなして歌い込んでいくうちに、「しっくりハマッてきたねー」なんてディレクターさんに言ってもらえるようになって、最終的にできあがったものを聞いたときに、石原さんからも「すごくよくなったからこれはいけると思う」という太鼓判を押していただけるものになりました。曲が曲だけにどういう仕上がりになるか不安だったのですが、伊織らしいかわいい曲に仕上がっていて、すごいうれしかったです。

 

――伊織とラビットといえば、ジャケットにも載っていますが、浅からぬ因縁のある……。

長谷川 因縁?(笑)

釘宮 こんなに伊織っぽい曲が過去に存在していたことにビックリしました。そして、この曲を見つけてきてくれた人がスゴいなあと思いましたね。

 

――長谷川さんは、この曲を聴いてどう思いました?

長谷川 超かわいかったです。本当にかわいくって、ウサギがいっぱいでいいなあと思いました(笑)。“魔法のノートにうっかり書いちゃった”っていう歌詞の設定もかわいいし、釘宮さんの声もかわいいし、歌もかわいいし。なんか幸せになります。

 

――星井美希、カバー曲『深紅』について

長谷川 『深紅』のオリジナルを聴かせていただいて歌詞をじっくり読んだときに、『アイドルマスターSP』の美希の心境に近いのかなと思いました。プロデューサーさんを追いかける情熱に近いのかなって。そんな美希の気持ちを表現できたらいいなと思いましたね。『アイドルマスターSP』の美希は、プロデューサーさんを追いかけて追いかけて、とにかくまっすぐというイメージで。走り出しちゃって戻れないし、不安も焦りもあるけど、でも想いもあるから止まれないというところがあって、ですから歌のほうでも小細工なしでドーンとまっすぐというイメージで歌わせてもらいました。ただ、“言葉にならない想いを表現してほしい”という演出がなかなかクリアーできなくて苦労しましたね。

 

――この曲は、美希に合っていると思いますか?

長谷川 美希の激しい部分、一途で情熱的という部分に合っていると思います。『ショッキングな彼』とは違う美希の魅力だなと思いますね。

 

――星井美希&水瀬伊織、デュエット曲『Do-Dai (REM@STER-A)』について

長谷川 不思議なアレンジというか……。

釘宮 不思議だよね。何調って言うんだろ。

長谷川 ちょっとピコピコした……。

釘宮 ピコピコしてるけど、ヨッヨッて(笑)。

長谷川 ヨッヨッ、ハッハッみたいな……何て言ったらいいんだ(笑)! ピコピコしてるファミコンっぽい音なんですけど、ヤーレンソーランみたいな。

釘宮 お祭りっぽい。夏だからかな。

長谷川 そうか! そうかもしれないですね(笑)。聴いてもらえるとわかるのですが、ポッポーとか、ウーとか、パオーン的なものがあるんです。何調って言うんだろう。

釘宮 動物園?

長谷川 それだ! 動物園っぽいです(笑)! メロディーも最後にちょっとオリジナルの『Do-Dai』と違うところがありますよね。

釘宮 うんうん、あった! スゴいよねー。

長谷川 そういう部分があって、オリジナルが好きな人にも、こっちの『Do-Dai』を好きになってもらえると思うので、いっぱい聴いてほしいです。

釘宮 まえから応援してくださっている方たちに慣れ親しんでいただいている曲だと思うのですが、だからこそこういう形で遊べるのかなと。かなり遊び心が発揮された仕上がりになっていますね。私たちも歌い慣れている曲で最初から曲に愛着がありますし、長くやっている作品ならではの「いつもと衣裳が違うね」と違いがすぐにわかってもらえるような、ちょっと違ったかわいがりかたができる曲でした。

 

――去年、同じピコピコ系のサウンドの『My Best Friend (REM@STER-B)』を歌われていましたね。

釘宮 『My Best Friend』こそピコピコしていましたね(笑)。ピコピコする曲は早いから難しいのですが、中毒性は高いですよねー。なぜか伊織に多い曲ですね(笑)。

 

――あと、伊織の『my song(M@STER VERSION)』は、スタッフとお客さんの両方から「伊織のソロバージョンを聞きたい」という声が多く集まっていた曲です。

釘宮 そうだったんですか。この曲、超大好きなんですよ。機会があったら録り直したいくらいで。『アイドルマスター』を象徴する曲だと思うんです。アイドルとしての立ち位置と、ファンの方とのステージだけじゃない交流が1曲で描かれている気がして、『アイドルマスター』のみんなで歌えばいいのにって思うくらい、いい曲ですね。

 

――水瀬伊織&星井美希、シリーズ共通新曲『L・O・B・M』について

釘宮 最初、よくわからない曲だなと思いました(笑)。がんばって収録して、その日はふつうに終わったのですが、別の日にほかの収録でスタッフさんにお会いしたときに、「あの曲の歌詞って変わってますよね」って言ったら、「あれは“あいうえお”順の歌詞になってるんだよ」って言われて。それは、歌うときに知っていたかったなあ(笑)。歌っていたときに全然気がついていなくて、それを聞いてから「だからこんな変わった日本語のつながりしてるんだ」とか「おもしろい試みだな」とか思って。なんで気づかなかったんだろうって、自分にビックリしましたね。

長谷川 いやー、でも言われないとわからないと思いますよ。

釘宮 でも、これ『MASTER SPECIAL 01』から入っている曲だから、全員知っているんだよね?(笑) いまさらこんなリアクション取ったところで……。

長谷川 大丈夫です、大丈夫です(笑)。私は、収録まえにライブ用に練習したので、さきに歌詞を覚えた分歌いやすかったですね。でも、あいうえお順というのがワナでして、歌うときにどこの“あいう”を歌っているかわからなくなっちゃうんです。

釘宮 あ、そうなんだ(笑)。

長谷川 ライブでみんなで歌ったものと、伊織ちゃんと歌ったものでは、曲のミックスが少しづつ違うんですよね。その違いも楽しみつつ、ふたりならではのコロコロした軽い感じがかわいいなと思いながら歌いました。

 

――ふたりで収録したトークパートはいかがでした?

長谷川 すごい楽しかったですね。最初にトークパートの演出として、「美希と伊織は同じ14歳で、しかも伊織のことだけを“デコちゃん”と愛称で呼ぶくらい伊織のことが好きなんだよ。だからもっと怒っていいし笑っていいし、表情豊かに」という指示をいただいて。ああ、そうだなあって改めて思いましたね。美希の、のほほんとした世間知らずなところに、伊織ちゃんが鋭く突っ込んでくれるところがすごい楽しくて。あといっしょに「にひひっ」って言えてうれしかったです(笑)。釘宮さん自身は、私にとって尊敬している人で、今回ごいっしょさせていただけてうれしかったですね。あと、収録したスタジオに飴をいっぱいいれたボックスがあったのですが、釘宮さんがそこから「何を食べようかな」って捜しているときに、「長谷川、これあげる」って取ってくれたのがハイチュウだったんです。それが、開けたらスゴい色で(笑)。

釘宮 スゴかったよね(笑)。

長谷川 周りが灰色で中がオレンジという、何味!? みたいな色で、「釘宮さん、よりによってこれチョイス?」と思いながらも食べてみたら「あ、意外においしいです」って(笑)。そのハイチュウのおいしさがやたらに記憶に残っています(笑)。

釘宮 ふだん『アイドルマスター』の収録は、歌でもゲームでもひとりで録ることが多いので、いっしょに録れるだけでうれしかったですし、ふたりのドラマでしたので楽しく盛り上がって収録できたと思います。できあがりを聴いたのですが、このアルバムを通してつねにふたりのどちらかの声が聴こえてくるので、美希と伊織のイメージがドーンという感じで(笑)。全員がいたらイメージが混ざりすぎてぐちゃーってなっちゃう場合があるけど、ふたりだとすごいドーン! って来るよね。

長谷川 はい。ドーンって来ますねー。

釘宮 こういう雰囲気が好きな人にはオススメできますね。あ。あと、(長谷川さんは)かわいかったです。

長谷川 本当に!? 本当のことを言ってくださいよ! いまちょっとつけ足した感が(笑)。

釘宮 そんなことないよ(笑)。何かちょっと言わないといけないよなって。

長谷川 やっぱり……。

釘宮 いや、かわいいよ(笑)。大好きだよ。『アイドルマスター』の人たち、いい子ばかりでいつもやさしくしてくれて、ありがとうございます。

長谷川 こちらこそ(笑)。ふたりとも、もともとかわいらしいのですが、セリフが劇中劇みたいなのがありましたよね。

釘宮 今回のドラマ、ちょっとがっつき気味だよね(笑)。いかに虜にするかっていう。

長谷川 しかも、そこにこだわりがあったようで、けっこうリテイクがかかりましたよね。「もっとです」みたいな(笑)。

釘宮 内容も等身大というか同世代くらいの女の子が考えてそうなのかなあ。とにかく魅力を高めようと思ってる内容だったし。あと、伊織が美希と同じ14歳っていうのは軽くショックでしたね。

長谷川 えー! なんでですか!?

釘宮 だって、美希は「なのー」とか言って、ちっちゃい子だと思ってたの。

長谷川 年下だと思ってたんですか?

釘宮 ずっと年下だと思ってて。同い年っていうのも驚いたけど、こうやって並んだ絵をみると、伊織のほうが子供だよね。肉感的な感じも美希は等身大って感じだけど、伊織はチビッ子って感じが……。でも、それがおもしろい組み合わせだなと思いました。

 

――ちなみに、このジャケットのウェディングドレス姿はどうですか?

釘宮 かわいい。

長谷川 そのとおりでございます(笑)。

釘宮 これは劇中で着ていたウェディングドレスっていう設定ですか?

長谷川 ということは、背中がすごいガッツリ開いて……。

釘宮 背中が気になるよね、見たいよね。

長谷川 ね! そして超ミニなはずなんですよね。

 

――美希の隣りで飛んでいるハチはなんでしょう?

長谷川 これはハニーです

釘宮 ああああああ!

長谷川 またここで斬新なリアクションが来ましたー(笑)。いま気づきました?

釘宮 いまだよ! だって、伊織にはいつもウサギがいるしセットだから、美希のハチにも意味があるんだろうなって思ってたんだけど……。でも、ハニーってプロデューサーのことでしょ? このハチ、プロデューサーなの!?(笑)

長谷川 そうです。そうです。

釘宮 もう、つき従えてるみたいな? ああ、スゴい。やっぱり肉食系の子は(笑)。

長谷川 でも、この位置で羽ばたかれたら耳が怖いですね。ブーンって(笑)。

 

――ジャケットの美希のハイヒールは脱げているの?

長谷川 あー、これ足を上げているのかな。

釘宮 ホントだ。靴がある。

長谷川 これ、美希と伊織がちょっとケンカして、引っ張り合っているところをパシャって撮られたという設定なんですよね。

釘宮 じゃあ、とっさの判断でいい顔を作ってみたけど(笑)。

長谷川 そうなんです、ちょっとボロが出た(笑)。でも、さすがアイドルですよねー。ウサギさんが服を着てるのも不思議な感じですね。

釘宮 この子も意外とおしゃれな心がね。ウェディングドレスとおそろいなんだよ。ハチも着てる? あ、着てないね(笑)。

長谷川 すみません、ハチはちょっとおしゃれ心が足りなくて(笑)。でも、かわいいー。

 

――『アイドルマスター』がアーケード版の稼働から4年経ちました。そもそもここまで長いつき合いになると思っていましたか?

釘宮 いやー、思わないですねー。思わなかったけど、いまとなれば別れがたいというか。この作品にいろいろと捧げてくださって、いっしょに時間を過ごしてきている大勢の人たちがいることを考えると、続くのであればどういう形であっても、ずっと何らかの形では皆さんとつながっていたいなと思いますね。

 

――ほかにもいろいろな作品に出ていらっしゃいますが、その中でも『アイドルマスター』、そして水瀬伊織というのは違いますか?

釘宮 そうですね。関わっている時間が長いだけに、どうしてもそのときどきの私も若干反映しつつ、キャラクターからも影響を与えられつつ、というつき合いかたになってしまいます。ふだん、私はテレビ画面を通してファンの皆さんと接する形になりますが、この伊織というキャラクター、『アイドルマスター』という作品があるからこそ、直にファンの方とお会いできるんです。私は、ライブの活動は『アイドルマスター』でしかやっていないので、すごく貴重な場を体験させてもらっているなあ、と。本当に大切な作品だなという気がしています。

 

――長谷川さんは、稼働から1年後のライブからの出演になりましたが、ここまでの3年間、そして今後の美希についてどう考えていますか?

長谷川 私にとってはデビュー作でもありますし、……厳密に言うと違うかもしれませんが、こんなにセリフをいただいた役は初めてで。

釘宮 カッコいいねー。だって、デビュー作が美希ってかわいくない? 私なんかおもしろい役だったよ(笑)。

長谷川 えー、そうなんですか?

釘宮 アニメはね(笑)。いやー、いいよ。美希がデビュー作ってスゴいよ。

長谷川 ありがとうございます。アーケードで稼働していて、ファンの方もいらして、出演者の方もそれぞれにキャラクターがいて、愛されていて。最初は、そんなできあがっている世界にポッと入っていくのが、美希としても私としても不安があったのですが、でもすごく温かく迎えていただいて。美希のキャラクターを愛してくださるプロデューサーさんという存在のおかげで、ここまで育ってきたような気がしますし、美希といっしょに私も最初よりはちょっとずつ成長できていると思います。いつも取材で答えるのですが、美希は妹のような恋人のような、いつもすぐそばにいるような気がしてるんです。美希が14歳から歳を取るのかわかりませんが(笑)、アイドルとしても、女の子としても、これだけすばらしい経験をしている美希が、すてきな女性にならないわけはなく、もっともっと素敵な女性に成長すると思うので、私もそうなるようにがんばります!

 

――伊織は、今回ウェディングドレスを着ていますが、今後落ち着くのでしょうか?

釘宮 どうなんですかねー? こういう時代ですし。

長谷川 時代?(笑)

釘宮 美希みたいなキャラクターって元気づけられていいよね。私が仮に男子だとしたらね、美希みたいな子に肉食系だからってオラオラ来られたら、「お願いします、お任せします。僕のこと引っ張ってください」みたいな気分になりそう。

長谷川 でも、伊織ちゃんもけっこうグイグイ行きますよね?

釘宮 伊織は、叩いてけなして「ついて来なさい!」って感じだから、わりとこの時代にはキビしい立場だと思うんだよね(笑)。世の中が豊かな時期だったら、「そんな僕のことをけなしてくれるなんて!」っていう男性も多そうだけど……。私の分析の結果なんだけど(笑)。

長谷川 釘宮さん、日々そんなことを考えているんですか?(笑)

釘宮 考えるよー。

 

――美希は、どこかの事務所に行ったり戻ったりと、いろいろありましたが、今後どうなってほしいですか?

長谷川 『アイドルマスターSP』の美希はひとりでずっとがんばっていて、Xbox 360のときといちばん違ったのが、プロデューサーさんという見守ってくれている心の拠り所となる人がいなかったところだと思うんです。14歳のときにお仕事をすること自体が人生の中でものすごい経験だと思うのですが、とにかくひとりでがんばって、いろいろな経験をしたうえで自分ひとりの力で見つけたものは、絶対に生涯の宝物になると思います。それを大切にしつつ、今度は765プロのみんなと、ファンの方と、プロデューサーさんと、いろいろなお話をしたり、いろいろなお仕事をしたり、いろいろな経験をしたりして、アイドルとしても女性としても愛される子になっていってほしいなと思います。

 

――では最後におひとりずつ、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06』の聴きどころと、今後の『アイドルマスター』についての抱負をお願いします。

長谷川 かわいらしかったり、コミカルだったり、激しかったり、あと『my song』のようにしっとりした曲があったりと、曲にバラエティーがあって、ふたりのいろいろな表情、女の子のいろいろな面を見ていただけると思います。ですので、謎のボーナストラックの最後まで余すところなく聴いていただけたら、きっと聴き終わったあとに虜になっていると思うので、ぜひ聴いていただきたいですね。今後は……、うーん。

 

――また移籍しますか?

長谷川 えーーー! それはちょっと……。今後は765プロでがんばっていきたいと思います(笑)。こんなに伊織ちゃんと美希がしゃべるのって初めてですよね。ファンの人とアイドルという関係だけでなく、伊織ちゃん以外の子を含めたアイドルどうしのコミュニケーションも見せていけたら楽しいのかなと思いますし、また新曲も皆さんに生でライブでお届けできたらうれしいなと思います。

釘宮 1枚丸々、美希と伊織がぎっしりで、どこから聴いても美希か伊織かという世界が広がっていますので、このふたりがとくに好きだという人にはもちろん、アイドル全員が好きだという人にも楽しんでもらえたらいいなと思います。こういう雰囲気のアルバムを作っているスタッフさんもいまやエキスパートと化しているので、1枚通して聞いたときのバランスもすばらしいですし、作品の世界観も踏襲されて、本当に『アイドルマスター』らしい感じがします。自分だけで楽しむのではなく、お友だちにも勧めていただいて、さらにお友だちの輪を広げていっていただけるツールになるといいですね。もうどっぷり浸ってください。これが6枚目なので、持っている方は、皆さんきっと1枚目から持っている方ばかりだと思いますので、1日中延々と聴き続けていただけると楽しいかなと思います(笑)。

 


 前述のとおり、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL』シリーズはこれで終了となる。だが、秋からはニンテンドーDS用ソフト『アイドルマスター ディアリースターズ』に登場する3人にアイドルをフィーチャーしたCD、『THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY』シリーズがスタート。その先駆けとして、新曲『“HELLO!!”』を収録した『THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 00 “HELLO!!”』が、2009年9月9日にリリースされる(価格は1200円[税込])。続いて、2009年10月14日発売予定の『THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 01 水谷絵里』を皮きりに、3人それぞれのアルバムが発売される予定だ。つぎつぎと発表される『アイドルマスター』の新展開から、目が離せない!

 

▲876プロ所属の新人アイドル、日高愛(戸松遥)、水谷絵理(花澤香菜)、秋月涼(三瓶由布子)の3人が歌う新曲。


※『アイドルマスター』シリーズの公式サイトはこちら

※中村繪里子と仁後真耶子がみずから語る 『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01』
※若林直美&下田麻美に直撃! 『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 02』の聴きどころ
※今井麻美&沼倉愛美が語る『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』の聴きどころ
※落合祐里香&原由実が語る『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 04』の聴きどころ
※たかはし智秋&平田宏美が語る『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05』の聴きどころ
※大量の写真と詳細リポートで送る『アイドルマスター』4周年記念ライブ
 

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